"床の間・掛け軸・生け花"カテゴリーの記事一覧
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偶然自宅で見つけた古い生け花の本は小原流のもので、それに触発されて、水盤+剣山に、庭から摘んできた花や枝、スーパーで買ってきた切り花なんぞを自己流で生けはじめたら、やめられなくなりました。で、最近では百円ショップの造花でなんちゃって生け花をやってます。
ということで、水盤に剣山、そして百円ショップで買った偽の梅の花で床の間セットを模様替えしてみました。枝をぐにゃりとS字に捻じ曲げてみるなど、いままでやらなかったことをやってみました。
ネットで「生け花」で検索すると小原流とは生け方というかシェイプが違うと思われる写真にでくわします。池坊ですね。花の茎がすっと立っているものや枝ものを捻じ曲げているものばかりですが、「ははあ、これがキモなのか」と思いました。小原流のような水盤を使った写真はほとんど見かけません。でも、美しい。派手な色彩の美しさでもありません。一口で言うとシックあるいは枯淡。自宅でいろいろ試してきて気が付いたのは、床の間に飾る生け花はど派手は似合わないということでした。たとえば以下はやりすぎだと思います。
「古池やかわず飛び込む水の音」の俳句みたいに、苔むした池からポチャンと水音が聞えてあとは「シーンとし続けるような世界」が「床の間の空間」にもあるのでは?と思いました。
「おお、オレもやってみてー」と思いましたが池坊を模して生けられるような「花器」がまだ自宅にありません(ヤフオクで物色中です)。
枝ものの捻じ曲げだったら、茎の芯が金属でできている百均の造花こそやすやすとその「曲げ」のテクニックを駆使できる素材だというのに、一向に商品として並ぶ気配がありませんねえ。待ってますよ、私。
p.s. と言いつつも裏庭にまわってみたら、椿の花が咲いておりました。
ということで、庭に花が咲けば、造花と取り替えるわけでした。PR -
床の間の掛軸と花を定期的に取り替えるのが習慣になってしまいました。
ダイソーにはほんとにたくさんの種類の造花が売られているので、最近では切り花ではなく、造花でいろいろ試しています。
去年は訳も分からず、とにかくやってみよう精神で、庭に咲いていたバラを水盤に生けて飾ったのでした。これは去年の5月30日に撮った写真です。バラのまわりの葉のついた枝も庭の他の木から切って生けています。
最近またバラを生けてみたくなりました。でも、この季節は庭にはバラは咲いていません。それでダイソーに売っている造花を買ってアレンジしてみました。
花のまわりの葉っぱ物もニセモノです。
でも、それなりに見れるので、「ああ、こういうのも楽しいな」と思うようになりました。掛軸が同じものになってます。でも、これは偶然です。壁紙と風鎮が新しくなっているのが分かるでしょうか。 -
仏間兼床の間の壁紙張り替えに続いて、向かいの六畳間の壁紙の張り替えもようやく済みました。8月中旬にネットで購入したノリ付き壁紙だったので、2か月ほど、ほっておいた作業でしたが、あまり長くほっておくとノリが固まってしまい、使い物にならなくなるので、とりあえず、不細工な仕上がりですが、当初の目的を完遂できて満足であります。
水盤を使った自己流生け花は割とずっと続けてはいたんですが、さすがに息切れしてしまい、前回の壁紙張り替え写真で使っていたのは、造花を花瓶に入れた代物でした。
生の花の場合、300円から500円くらいの切り花を買って帰って生けていたんですが、「こういうものに金をかけ続けていて、いいものだろうか」と貧乏人ならではの心配も始まって、最近は節約モードで造花に花瓶で済ませておりました。
しかし水盤に切り花ってのも実はかなり魅力的ではあります。それで、そもそも生け花を初めてやってみたときに試みた「100円ショップの造花を水盤上に生ける」ってやつを最近またやってみることにしました。普段はこれを飾っておいて、時々思いついたように生花を使えばいいやと思うようになりまして。切り花の時同様に、長さを調整して生けますが、生け花用ハサミではなくペンチを使わないといけません。全部で7本使っているので材料費は756円でした。
どうでしょう? やっぱり造花っぽいですね? 水盤には本来必要ない水も入れてます。
で、最近ヤフオクで手に入れた小型の(126cmx36cm)山水画掛軸と合わせてみました。おおきい掛け軸は幅の狭い我が家の床の間ではバランスが悪いように感じるので、このくらいの大きさがちょうどいいですよね。 -
先週の日曜日やっとやる気になって懸案の仏間兼床の間の壁紙を張り替えました。仕上がりはやっぱりひどい(どこがといえば端っこの部分がスーッと一直線に切れていなくてがたがた)。でもまあ部屋が明るくなったということで満足すべきなんだろうな。業者にしてもらうと10万円くらいになるらしいし、税込み6000円ちょっとの壁紙代金だけで済ませたんだからこれはしょうがないよね。
もともとの壁紙の色は白だったんだけど、喫煙の影響で左側のような色に変色していたんだよね。
この部屋の向かい側に6畳間があって、こちらの壁紙も同じような色をしているので、今度は6畳間の壁紙を張り替える予定である。たくさんこなせば、技量も習熟してコツもつかみ、もっとはっしっこの切り方も上手になると思うんだけど、上手になる前に終わってしまいそうだな。 -
掛軸についてはずっとレギュラーサイズのものを飾ってきたので、別段気にもならなかった壁紙の変色が、ミニサイズの掛け軸を飾ると、きわめて見苦しいものになってしまうということに気が付いて愕然としてしまった。
写真のとおりしっかりと大きい掛け軸が飾っってあった背景と外側の壁紙の色が異なって見えるのだった。
「いやー、こりゃあちっとひどいなあ」と思い、業者に壁紙の張り替えを頼もうとも思ったのだけど、高いんだよねー、これが。
それでネットでのり付き壁紙を注文して、YouTubeで壁紙の貼り方とかを学習して、いざ実践に臨んだら、全然うまくできないんだな、これが。
それに私は左利きなので、YouTubeの映像を見ても、そのまま同じように右から左へ向けて貼ることができない。力の加減が分からないので、最初はびりびりと破いてしまい、再び壁紙の切り出しから始めなければならなかった。
とにかくプロの職人さんから見たら、ぶん殴られるような仕上がりにしかならなかったけど、注意深く観察しなければ、ぱっと見には、「そのひどさ」が分からないだろうし、というのは、普通お客さんが来て、床の間を見たら、「飾ってあるもの」に焦点を合わせるのであって、背景の壁紙の「貼られ方の良しあし」なんぞには意識がいかないと思うので、まあ、これはこれでいいかと思っている。
道具セットと合わせて15mで5000円ぐらいだった。そういうわけで、将来は、煙草のヤニで変色してしまった、床の間の周囲(四畳半)と居間(六畳)も自分でやっちゃおうと計画中であります。