"道具"カテゴリーの記事一覧
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電子レンジというとターンテーブル上で器がくるくる回っているイメージだけど、コンビニとか回らない方式の、しかもワット数の大きい電子レンジを使っているよね。
家庭用でもターンテーブル式じゃない製品も売っているようだけど、わざわざ買いなおすのも馬鹿らしいし、自分の場合、弁当のプラスチックの四隅をハサミで切って、なんとかぶつからずに回転し続けるような工夫とかもしてたんだけど、あるとき「そうだ、ターンテーブルの上に乗せなければいいんだよ」と思いつき、ターンテーブルの大皿を庫内から取り外して、昔100円ショップで買っていた、電子レンジ庫内を二倍に使えるという折り畳み式の台を、回転する円い網目状の円盤の外側に据えて、「よーし、これで四隅をカットせずに温められるぞ」と思い、スイッチを押したら、エラー表示になってしまった。
それでもあきらめきれず、「うーん、何がいけないんだろう」と思っていたら「そうだった、回転する部分には一定以上の重さが必要だったはず」と思い出し、いろいろと食器棚から取り出して実験してみたら、カレーとかを食べるときに使うお皿を乗せると、エラー表示にならずに、電子レンジが稼働することを発見した。
100円ショップで買って持っていた道具が、回転する円盤より少し大きめだったことが幸いし、お皿を乗せたままスムーズに回転し、マイクロウェーブを照射してくれる。
ターンテーブル式は、マイクロウェーブの照射のムラを解消するために導入されたものらしく、安価な商品にするための工夫だったようだ。だから、本来2分かかる温め物をそのまま回転させずにいたら、片方だけやけに暖かくてもう一方は冷えたまま、などという状態が生じる。
そういうわけで、1分当てて前後を入れ替えてもう1分とか、さらに90度回転させて1分とか、別の意味でめんどくさいことを行わねばならない。
でもあの弁当のプラスチックの四隅を切る行為はほんとめんどくさかったので、庫内で回転することができない大きさの弁当を買ってきたときは、今回紹介した方法で温めている。
問題は、回転台に重さをかけて、回転の障害にならないような台みたいなものが庫内に設置できればいいので、私が持っているような補助台を百均で手に入れられたら楽に済むけど、手に入らない場合は、百均でプラ素材とか木製素材とかを買ってきて、台を作ってみるのもいいかと思う。言うまでもないが、金属素材で作るのはご法度ですよ。
とはいえ、責任は持てないので、「おお、自分もやってみてー」と思った人は自己責任でお願いします。PR -
70年代のパッシブラジエーター型スピーカーについて、もっと情報がないかネット検索してみても、情報の絶対量が少なすぎて、NECのAUS-5500以外にどんなスピーカーが販売されていたのか見当がつかないままずっと過ごしてきたのだが、最近ダイヤトーンが70年代に販売していたパッシブラジエーター型のスピーカーを見つけた(さらに見つけたら、写真を増やして、このページをデータ集積所にしますよ)。
DIATONE SS-300
ESS LS4
Lo-D HS-F6
で、「70年代 パッシブラジエーター」で検索したら、Yahoo!知恵袋で、面白い情報が手に入った。
-------------------------------------------------形式あるいはエンクロージャの仕組みで現在絶滅している、パッシブラジエーター方式(ドロンコーン式)というスピーカーシステムを探してコレクションするとおもしろいと推測をいたします。これは主にメカニカル2~3ウエイというスピーカーユニットを主軸にその背(コーン紙の裏側にも押し出される振動音)をボックスの中で跳ね返して、時間差で主軸と同径または主軸より大きなフェイクのコーン紙だけのユニットをその背の空気圧のみで押し出して音圧を増強させる方式です。主軸=駆動するユニットはそんなフルレンジの場合もありますが中~低域のスピーカーユニットの背(コーン紙の裏側にも押し出される振動音)を応用して別に高域専用のツィーターをマウントしたものもあります。とにかく1970年代にトランジスタアンプを用いて当時の売価でシステムコンポを20万で組み合わせるのに、スピーカーシステムをペアで3万前後の価格設定にしなくてはいけませんでした。当然組み合わせるプリメインアンプも3万円以下の価格設定で製品化をしないと利益がとれない状況でした、しかも70年代中期頃にようやく混成厚膜式の集積回路が実用化(トランジスタなどを製造販売するメーカーからセットメーカーへその集積回路の供給が開始された頃)された頃で、70年代初期には個別の部品を採用してアンプを製造していましたのでさらにコスト高になるので、電源トランスなどをケチり大体各社足並みを揃えて。最大電力20W(片チャンネル)総合で40Wという弱体な電力でしたので、そのスピーカーユニットの裏面に押し出される音まで有効利用して、変換能率の増強をして音圧を確保するパッシブラジエーター方式(ドロンコーン式)のスピーカーシステムが組み合わされていました。この比較的安価で手に入るパッシブラジエーター方式(ドロンコーン式)は現在の低能率で帯域の広いそして全帯域に凹凸のない平たい音ではない、元気で少々暴れた再生音がなんとも言えない懐古的な雰囲気で聞く事ができます。元気が良いという事は余計な雑音も押し出す。と言う事でアンプの雑音もよく聞こえますし、主軸ユニットに空気圧の制動力をかけられない「スカスカ」なので、低域の切れが悪く(その構造上どうにもならない問題・これを解決するにはフェイクのコーン紙だけのユニットに物理的に制動力を与えるや電気的に制動をかけるしかない、しかしながらそれを施行すると密閉式やバスレフレックス式よりも価格が高くなるからメーカーでの製品化はしませんでした。物好きなアマチュアがウーハーを2個マウントして片方には可変抵抗器のみ接続して逆起電圧を可変抵抗器で相殺する方式で制動させるが試行された事があります、)だから不人気なスピーカーシステムの一つに取り上げられます。不人気な故に、単体でスピーカーシステムとして売れたものが残留せず、コンポからひとり歩きした中古が激安(不人気で無名な理由で)で運が良ければ見つける事ができます。
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自宅で使っているDianGoのAUS-5500は、スコット・ラファロのベースの音が、バスレフ型スピーカーのようにボーンボーンと響かない。その枯れたようなウッドベース音が実は気に入ってしまい、これって生のウッドベースを目の前で聴いた音にむしろ近いんじゃないかとさえ感じている今日このごろであります。きっとJ-POPとかには向かないスピーカーなんだろうなあ。 -
掛け軸が経年劣化してしまうのは、避けられない。それはそうなのだが、私の場合、所有しているのが500円から3000円の中古品ばかりなので、なかにはひどいシミつきのものも当然ながらある。
最近ヤフオクで500円で手にれた掛け軸がそうだった。
そこで「どうせ500円で買ったシロモノだし、いっちょ実験してみよー」ということで、「カビの根の奥に強力浸透 カビキラー 5分で根に効く」というラベルが貼ってある薬品を使ってみた。
掛け軸の裏側である。容器に移したカビキラー液に綿棒を浸し、ポンポンと液を置く感じで塗ってみた。
しばらく放置して乾くのを待つ。するとどうなっていたかというと、
こんな感じになっていた。広がった液の範囲が白い跡になっている。
布が貼ってある表側にもシミがあったので同じ要領で作業してみたが、500円で買ったのだから、まあ、許容範囲だよな的な仕上がりになった。今回は表も白っぽい明るい色をした生地だったので、カビキラーの液の広がりが遠目には目立たずに済んだのもよかった(でも絹には漂白剤は禁物だよね。紙部にはまあ有効かもってところだね)。
廉価で買ったシミ付き掛け軸(失敗しても残念度が低いよね)の「限定的補修」には多少使えるのではないかと感じた。
くれぐれも高価な掛け軸で実験しないようにお願いする。ほんとに私がやったように「シミの脱色が可能かどうか」興味のある方は実験用に廉価な掛け軸を買ってご自分でも実験してみるといいと思う。 -
以前紹介したワイヤレスサイコンAZ-200SCWが電波を飛ばさなくなってしまったので(なのでしばらくはデジタル時計としてのみ利用していた)、改めてアマゾンでサイコンを購入した。今度は有線式にした。
同じくSunDing製で、型番はSD-558Aという製品。
AZ-200SCWは、基本速度計と時計の2種類しか同時に見ることができなかったけど、デジタル表示が大きくてよく見えた。一方、SD-558Aは4種類プラスαの表示画面で、一度に確認できる情報量が増えたのがすばらしいところなんだけど、、時計の表示が小さくなって視認性が下がったのがちょいとだけ不満なのだった。ストップウォッチ機能は使いやすいね。中央のMODEボタンを押すとさらに別の情報を表示するし、夜間にボタンを短押しすれば青いバックライトも短時間(5秒間)だが点灯する。短押しではなく長押し(5秒間)すれば、常時点灯モードになる(電池の消耗が心配なので普段はあまり使いたくないけどね)。これを消す場合はもう一度5秒間押し続ければいい。
説明書(英語)には自転車のハンドルにサイコンを取り付ける方法について、4通りの方法が載っていた。私の自転車のハンドルは中央部が湾曲しているので、AZ-200SCWの時のような、結束バンドでハンドルに直付け式ではうまくいかなかったので、同梱されていた補助器具を使う方法を用いた(ただしハンドルに巻物をして若干大きめになっている補助器具の直径と合わせなくてはならないので注意。これは同梱されていないので自前で用意しておこう)。
写真で見る通り、横幅が広い。アマゾンのレビューを見ると、「日本語の説明書がないじゃないか。ぷんぷん」という苦情系レビューばかりで、確かに英語に普段接する機会のない人には酷な商品だ。
日本語の情報があるかと、ざっとネット検索してみたけれど、装置の取り付け方と調整方法について解説してる人はまだ見当たらないようなので、日本語説明書付きだと思って買ってしまった人にはまだまだ受難が続きそうだね。
このサイコン、YouTubeで調べてみると、結構動画があがっているよ。とくにロシア人がいろいろアップロードしてる。
以下設定を翻訳して編集したものがあるので参考にしてください。
----------------------------------------------------------------------------------------このサイコンの設定はまず温度表示設定から始まる。温度表示設定(摂氏/華氏)①真ん中のMODEボタンを押してINQUIRY MODE(画面がODO/RAT/SPD MAX)を表示。②右端のSETボタンを3秒間押すと、セッティングモードになる。③左端のUPボタンを押して、摂氏表示(C)あるいは華氏表示(F)を選ぶ。④SETボタンを押して確定。そのまま時間表示設定モードに移行。⑤UPボタンを押して、12hと24hのどちらかの表示を選択。⑥SETボタンで確定。そのままタイヤサイズ設定モードに移行。⑦デフォルトは2080mmになっている。UPボタンを押し、一の位から順次数値を変えていく。それぞれの位が決まるたびにSETボタンを押して確定する。そのままKm(キロメートル)/M(マイル)設定モードに移行。⑧UPボタンを押して、どちらかを選択し、SETボタンで確定。そのままODOMETER(総合走行距離)設定に移行。⑨デフォルトの数値は0000になっている。UPボタンを押して、一の位から順次数値を変えていく。それぞれの位が決まるたびにSETボタンを押して確定する。そのままRAT(総合乗車時間)設定に移行。⑨デフォルトの数値は00:00:00になっている。UPボタンを押して、右端から順次数値を変えていく。それぞれの位が決まるたびにSETボタンを押して確定する。これで基本設定は完了です。------------------------------------------------------------------(TM UP & TRIP UP SETTING)カウントアップ機能任意に設定した時間と距離の数値からの経過時間と走行距離を表示する機能①MODEボタンでTM UP & TRIP UP SETTING画面にする。②SETボタンを3秒押すと設定画面になる。③順次UPボタンで数字を入れ、SETボタンで確定。(TM DOWN & TRIP DOWN)カウントダウン機能任意に設定した時間と距離の数値からの残り時間と残り走行距離を表示する機能①MODEボタンTM UP & TRIP UP SETTING画面にする。②SETボタンを短く押す(3秒未満)とTM DOWN & TRIP DOWN表示画面になる。③改めてSETボタンを3秒押すと設定画面になる。⑫順次UPボタンで数字を入れ、SETボタンで確定。SINGLE TRIP DATAのリセット3モードのどの画面のときでも、UPボタンを3秒押すと、CLK(時計)とODO(積算乗車距離)とRAT(積算乗車時間)以外がリセットできる。------------------------------------------------------------------ストップウォッチ機能DST MODEかODO(INQUIRY)MODEでSETボタンを押すと、ストップウォッチモードになる。UPボタンを押すとスタートし、もう一度UPボタンを押すと止まる。さらにUPボタンを押すとカウントが再開される。数字をリセットする場合はSETボタンを押す。MODEボタンを押すと3モードのいずれかに戻る。表示記号の意味SPD 走行時のスピードSPD COMPARATOR ↑(の記号の意味は)平均速度(AVS)より速い ↓平均速度(AVS)より遅いODO 総合乗車距離DST シングルトリップ距離MAX SPD シングルトリップの最高速度AVS シングルトリップの平均速度(走行をやめるとSPD表示の代わりに現れる。したがってSPD表示で0を見ることはない。)TM シングルトリップの乗車時間TTM シングルトリップが始まって以降の経過時間(非走行時も含めた経過時間)RAT 総合走行時間STOPWATCH ストップウォッチTH 気温SLEEPMODE 非走行状態が5分続くとCLK(時計)以外が非表示になる。OVER SPEED REMINDER SPD(速度)が20km/hを超えると、20km/h以下になるまで点滅する。MAINTENANCE ALERT ODOが300kmを超えると、レンチマークが点滅する。UPボタンとSETボタンの同時押しでクリア。CARE RIMINDER ODOが300kmを超えると、オイルマークが点滅する。UPボタンとSETボタンの同時押しでクリア。FREEZE FRAME MEMORY ストップウォッチモード以外のとき、UPボタンを押すと、DST、TTM、SPDのデータがそのままの状態で点滅する。UPボタンを押すともとに戻る。WIRED REMOTE CONTROL 有線リモコンボタンが、マウンディングシューに付いていて、MODEボタンの代用になる。TRIP UPTRIP DNTM UPTM DNAUTO LIGHT 光を自動的に感知し、光が不十分なときオンになる。どのボタンを押してもバックライトが点灯する。光量が十分になるとオフになる。MODEボタンを3秒オスと、5秒間バックライトが点灯する。MODEボタンを5秒押し続けると、ずっと点灯したままになる。MODEボタンを5秒押し続けると、消灯する。
AliExpressには売ってないだろうかと調べたら、ありました。120円換算で840円。アマゾンで買うよりずっと安いじゃん。
P.S. 「長い間自転車に乗らずに放置状態だけど、電池切れでもない。なのにサイコンが時間以外表示してくれなくなった」という状態になったら、サイコンの裏側にある接触部に被膜ができているので、サンドペーパーなどで軽く磨くなりしてみてください。ちゃんと復活しますから。 -
自宅に帰る時間が深夜の1時だったり2時だったりすることも多くて、そういう時間帯だとほぼアスファルト道路は「独り占め」状態になったりする。そういうときは、道路の真ん中を走って帰っている。
一時期アマゾンで自転車関連の小物類をあさっていたとき、バルブライトとかタイヤライトとかサイクルライトとかの名前で出ている一連の商品群を見つけて、「あ、これおもしろいかも」と思いながら、少々高いよなと感じて手をださないできた商品があった。
最近、いきつけの100円ショップで「自転車用バルブキャップ」という商品を発見して、「うおっ、なんだ108円で買えるじゃん」ということで早速2セット買って付けてみることにした。
店にはブルーとグリーンが1本ずつ入っているもの(電池入り)しか売っていなかったので、それぞれのパッケージからブルーを取り出して、自転車の前後に取り付けてみた。
写真のように取り付けるのだった。自転車の回転による遠心力を利用してライトが点灯する仕掛けになっているらしい。一応写真にもとってみたが、携帯のカメラだとこんな感じにしか撮れなかった。
しっかりと速度を出して走れば、本来は光の輪っかになったように人の目には見える。とはいえ、時速10km以下だとほとんど点灯しない。自分が使った感触だと、時速12~15kmくらいで光り始める。時速20kmを超えると光輪がしっかりと見える感じだね。
この商品は防水ではないので、雨の日は使いづらいね。
夜自転車に乗る機会のない人には無用の品だけど、通勤に自転車を利用している人には位置アピールにもなって安全確保にもよいのではないかと思う。
最近はクリスマス前ということもあって、こんな田舎町でもどこもかしこもLED電球ばかり点いている。それをみると「なんか品がないよなあ」と感じていた私だったが、これからは私も下品な明かりを身にまとって深夜の車が走っていないアスファルト道路の真ん中を2つのブルーライトの輪っかを転がしながら、帰るのさ。
アナタもどうですか、これ。