"アニメ"カテゴリーの記事一覧
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池田信夫先生が、ツイッターで遠まわしに「東電社長顔出せや、こるらァ」----その心中を言語化したので誤解なきよう----って言ってだけど、「その感情」っていうか、その「そ・ぼ・く・な・不思議だな感覚」って、いまや日本国民の誰もが共通して抱いている「なんでやねん感覚」ではないだろーか。
東電の社長って「なんで隠れてんの?」
マスコミに顔をさらしてんの副社長ばっかりやん、
なんで社長は「オモテ」に出てこないの?
その「ワケ」が知りたーい
みたいな好奇心。
東京の主婦の乱心ってすごいけど、今夜仕事帰りにイオン系のマックスバリューって店によったら、なんとペットボトル入りの水が全部売り切れになってて、「入荷が難しくなっている」という札まで貼ってある。
どゆこと、これ?
っていうか井上陽水の名曲「傘がない」みたいに悲しいのは、
ダ・ケ・ド・モ
モ・ン・ダ・イ・ハ
「べるぜバブ」が見られなーい
ってことだった。
沢城みゆきの「だあ、ぶっ」ってセリフを聞けなくなっちゃったじゃないか?
すごく楽しみにしてたのにさ。
そういえば、昭和天皇が亡くなったとき、
井上陽水の出ていたセフィーロのCMが見られなくなって、世間で「そのこと自体」が、ひとしきり話題になったことがあったよな。
でもアニメの「自粛」なんて誰も話題にしている様子がないよねー。
ほんと
だあ、ぶっ
って叫びたい気分だなー。
p.s.1 「べるぜバブ」に登場する赤ん坊の「べる坊」も、もっぱら粉ミルク飲んでたけど、ふと「何言ってんだー、牛乳のみてー」ってフレーズを思い出したので、YouTubeに寄ってみたら、原発事故の後、ふとあの歌を思い出したというような、オレと同じような思い出感覚を持っている人がたくさん寄ってきていた。ということで、「Love me tender - RCサクセション」。当時「東芝の親会社から圧力がかかった」っていう話は、オレもラジオ経由で聞いたことがあるぞ。
p.s.2 東電の清水社長って、「以前の東電のしくじり」対する批判をかわすために「彼ら」(の正体やいかに?)によって「ひな壇にたてまつられた、ダミー社長だった」んだね。実際には、ほとぼりが冷めるまでの当座のリプレイスメントとして呼びつけられた時点からずっと、誰も清水社長に敬意なんか払っていなかったとか、そういう実態とかあったんじゃないの? 池田信夫先生のツイッターに「昔インタビューの時に秘書を含め取り巻きが7人(だっけ)、いた」って書いてあったけど、今思うとあれは「監視役」だったんだね? 今回の事故発覚当初すぐに「君は今回何もしなくていいから」とか会長とか副社長連中に取り囲まれて引導を渡されていたとしたら、おどろおどろしい話だねえ。いやーなんか妖怪話のようなすごい面妖な世界だなー、東電を取り巻く世界って・・・・・。清水社長は「真の社長」の「影武者」だったのだね。だがねえ、黒澤明監督の「影武者」のように少しは図に乗ってあばれてくれたら痛快だったろーにさ。マスコミや政治家などの外部圧力に対してタヌキに徹しきれないお飾り社長に「東電の内部事情」を不用意にあれこれバラされる前に座敷牢に閉じ込めて「二度とマスコミの前で発言できなくされた」ってのがこの茶番劇の核心部分ってことだろうねえ。PR -
「ぬらりひょんの孫」のEDが実にいい。
1クール目のEDは手書き風の絵なだが、どこか「こわかわいい」風情の仕上がりで、オレなんかは特に三人娘がゆっくりと手を広げて旋回運動をするあたりが気に入ってる。このEDでは声を出してないキャラは目を閉じているって設定になっていて、それも面白いところ。
だが2クール目のEDもまたいいのだった。
これは、どうやら実際にダンサーに踊ってもらい、モーション・キャプチャーを用いてCG化したもののようだ。
ちっちゃな手首がくるくる動いたり、足を踏み出すとき、これまたちっちゃな足の先がやわらかく動いたり、実はかなり繊細に仕上がっている。
この足をうしろにける動作が特にオレのお気に入り。なんちゅーかほんとにかわいいが、静止画ではそれが充分伝わらないのが残念。
それにしても、なんかこのふたつのEDって、かなりニコニコ動画的だよな。やっぱ影響を受けてんのかな、ニコ動の?
身長10cmくらいの三人娘がひょいとコタツ台の上に現れてこんなふうに踊ってくれたら、そーとーに感激するだろーな、オレ。
っていうか、この二頭身の外形そのものが、どこか妖怪っぽいよね。だから「こわかわいい」のだ。身長10cmだったらかわいいが、身長150cmくらいで二頭身だったら、やっぱ「あやかし」以外のなにものでもないな、はは。「新耳袋」を読むと小人が踊っているとかの話も出てくるけど(芸人のさんまさんも小人のインディアンを見たとか・・・・・)、オレも小人の妖怪、見てみてーなあ。
そういえば、「ほんとにあった呪いのビデオ」にぬらりひょんのじいさんみたいなのが出てくる巻があったよな。あれ何巻だっけ? 探してもう一回見てみよーっと。あれは七福神のひとりだっていうような話もあったっけ。どうなんだろうねえ。アニメ同様、着物姿で茶を飲んでいたような記憶があるのだが・・・・。
p.s.1 ダンスシーンのモーション・キャプチャー利用といえば「ロザリオとバンパイアCAPU2」なんてのもあるが、いまGYAOで「ロザリオとバンパイア」をやってるけど、これは「パンチラ無修整版」で、実を言うと、これでは「笑いが幾分か、いやかなり損なわれている」とオレは思う。このアニメは「でちゅでちゅこうもり」のコーちゃんの修正がかかってこそ、笑えるアニメじゃなかったの?・・・・・。
p.s.2 ということで調べたら、「ぬらりひょんらしき映像」が出てくるのは「ほんとにあった呪いのビデオ」の14巻の「老人」という章の映像だということが分かった。もしかしたら「ぬらりひょんの孫」の原作者もこの映像を参考にしてるとか・・・・? まあ、あの「呪怨」の清水崇監督もこの呪いのビデオ・シリーズ映像からヒントもらってるみたいだし、ありえる話だよな。 -
オレが「侵略!イカ娘」を見ているってことが、前回のエントリーでバレてしまったが、今期楽しみに見ているアニメのもうひとつが「それでも町は廻っている」なのだった。
以前ネットでシュガーベイブの「DOWN TOWN」がこのアニメのOPテーマになるっていう予告を知り、まずはそれが「どんな仕上がりになるか」という興味で放送開始を待ち、見始めたんだが、そういうこととは関係なしに、これが実に面白いアニメだった。OPテーマとして「DOWN TOWN」を選んだのは誰なんだろう?新房監督なの? もしかして新房監督ってシュガーベイブ・ファン?てか山下達郎ファンなの?
まあオレもシュガーベイブ・バージョンの「DOWN TOWN」には深い思い入れがあるので、なんでこの曲がアニメのOPになったのか、その経緯が実は知りたいのだった。
「DOWN TOWN」はEPOのバージョンの方が有名だと思うんだけど、「それでも町は廻っている」のOPはシュガーベイブ・バージョンの方から「引用」されてるね。
大昔、オレも多重録音で「DOWN TOWN」を録り、ヤマハ系のアマチュア・サイトで公開してたんだけど、そのサイトは閉鎖されちゃったんで、今は「おおぴらに」は聴けなくなっちゃったよ。
アニメの主人公の歩鳥役の小見川千明の声がまさにあのキャラにはまってるよね。「裏返り系」の声で、こういう声質の声優さんて何人かいるよね。なぜこんなことを言うのかというと、実は「鉄腕バーディー」で千葉紗子の「裏返り声」を発見し、この系統の声にも興味を持っていたからだった。
アニソン的には、しかし、EDテーマの「メイズ参上!」の方が面白いよね。五七五七七の短歌というか狂歌形式に乗せた歌詞とか、「あちょー」とか「かんちょー」とかの振り付きの合いの手とか、なにより歩鳥のアコーディオンの弾き方が笑える。
主にアニメではイケメン主役の声をやってる櫻井孝宏が、メイド喫茶のばあさんの役をやっているのも新境地でおもしろいよね。
p.s.1 もともと「DOWN TOWN」はキングトーンズのために書いたって達郎さん昔言ってなかったっけ? え、違う?(やっぱそうだった) 最新の坂本真綾バージョンを入れると、メジャー盤としては、今のところオレは4バージョンしかしらないな。キングトーンズの「DOWN TOWN」もいいよ。オレCD持ってるし。
ザ・キングトーンズ ソウルメイツの表と裏の写真
You Tubeにはキングトーンズ・バージョンの「DOWN TOWN」はいまのところあがってないみたい。
p.s.2 山下達郎のコンサートには80年代に2回(ともに宮崎公演)行ったことがある。一度目は、バックコーラスの一員としてデビューしたてのEPOを連れてきていた。二度目はやっぱりバックコーラスの一員として新人の村田和人を連れてきていた。この二人の新人ののちの活躍を考えてみれば、あのときこういうコンサートを見ることができたというのは贅沢な話だよね。
p.s.3 初めてシュガーベイブのフルバージョンを聴いたのは日本コロムビア盤の「SONGS」(LP)を大学の生協で購入して聴いたときだった。それまでオレは「DOWN TOWN」という曲を知らなかったハズだった。だがLPを実際に聴き、「ダウンタウンへくりだそう」というコーラスが始まったときに衝撃が走った。実は高校生時代、たった一度だけ「DOWN TOWN」を聴いていたのだった。自室でラジオのスイッチをなにげに入れたら「ダウンタウンへくりだそう」と何度も繰り返しながらフェードアウトしていくところだった。「えっ、何、今の曲?」ものすごーく気になったが、以降大学に入るまでラジオで一度も耳にすることがなかった。その時は、ほんの何十秒間の「DOWN TOWN」体験だった。あれは誰の曲だったのだろうかと知りたいと思いなが暮らしていたのだが、どう調べていいのか当時は皆目分からなかったのだった。だから山下達郎が「ムーングロウ」というアルバムあたりから頻繁にラジオでかかるようになってファンになり、その関連から以前いたバンドのアルバムがあるということで購入したのが「SONGS」だった。
p.s.4 のちに、デビュー前の山下達郎と仲間たちが作った自主制作盤「ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY」というLPの復刻版が発売されたが、シュガーベイブ以前の貴重音源ということで、これも購入し、「SONGS」同様大事に保管してるぞ。 -
ラテンアメリカを舞台にしたアニメっていままで知らなかったので、新鮮だった。
それにミチコ役は真木よう子。ぶっきらぼうな言い回しで、ひたすら下品にしゃべくっているのが、これまた驚きだった。(というのはオレはこの人のこと「サマータイムマシン・ブルース」で「初めて発見した」(印象に残った)程度でほとんど知らなかったのだった。NHKの大河ドラマ「龍馬伝」の方は見ていない。)
ハッチンと呼ばれる少女ハナの生い立ちは痛々しいが、このアニメでの彼女の描き方はどこか感情が欠落している感じだ。彼女は父も母も求めていないのに、強制的に「父をたずねて三千里」の旅へ連れ出される。
だが少しずつミチコと気持ちを通じ合っていく。
ハナのような「強い性格と意志」の持ち主なら、「9歳から10歳にかけて味わった事件」のあと、持ち前の根性で苦学して学校にも通い、ミチコの不良少女時代の友人アツコが警察官になったように、検事とか弁護士とかにさえなっていたかもしれない。彼女は「そのように決意してまっとうに生きることができる女」として描かれていなかっただろうか。
けれど最終話に登場してくるハナは、苦労して出会った父とも別れ、つまらん男と結婚し、結婚生活三ヶ月で離婚した子持ちの女として登場してくる。オレは10歳にして、ギャングのボス、サトシ・バチスタと渡り合い、彼に「いい女だぜ(10歳の女の子になんてこと言うんだ、コラ)」と言わしめたハナが、「そんな馬鹿げた結婚」をするとは思えない。(記憶をなくした少年とのエピソードも思い出そう。)
ミチコは飛行場での別れ際にハナの父親のヒロシに「ハナと一緒にいると必ず元気にしてくれるよ」と言ったじゃないか。つまり彼女も「ハイジ効果を持つ少女」だったのだ---その片鱗はサトシ・バチスタとのやり取りからも伺えるじゃないか----その「伏線」はどこに飛んでいったのか?
オレは制作側もいろいろ議論したんじゃないかと思う。「成人後の彼女」をどんなふうな立場の大人として描けばいいのかと。
オレは第18話の「あかんたれの弾道サンバ」のラストでハナがダンスを踊るシーンが大好きだ。このシークエンスは「ミチコとハッチン」のなかで「もっとも素晴らしく、かつ心にジンとくる、シークエンス」だとオレは思う。その不思議な余韻は時間が過ぎても消え去らない。いったい何故なんだろう、この不思議な感じは・・・・・。
このシーンを見たとき、突如として「ディケンズだ」という思いがわき上がった。「まるで少年のようなハナ」・・・・・この物語がハナの視点から描かれていたら、「本当の意味でのハナの喜怒哀楽」がちゃんと目に見える形で現れて、ディケンズの小説のような感動を視聴者にもっと呼び起こせたんではないかと思った。
だが、ハナがディケンズの小説のような出世をしたら、刑務所から出てハナに会いにくるミチコとどのような再会をさせればいいのか? ディケンズ的後日談で落とすのはやめよう・・・・・案外制作側も迷ったあげくの、最終話だったのかもしれない。結局「ミチコとハッチンは再び旅に出ることになる」という暗示を施してこの物語は終わる。最終話に登場してくるハナは、そのような制作者側の意図----また二人を旅立たせてみたらどう?----だがそのような必然性があるだろうか?----のために用意された「仮の人格」だったのだとオレは思う。
とはいえ、きっとオレは、このハナのサンバ・ダンスをまた見たくなるに違いないのだ。ストーリーがどうのこうのというより、このまるで「一編の映像詩」のような、「無心で踊るハナのかっこ悪いダンス」にすっかりやられちゃったのだから。 -
実は「大江戸ロケット」というアニメ、最近までそのタイトルさえ聞いたことがなかった。
なんか面白そうな気がしたので、ためしに見始めたらこれが大ヒット。
パフィーのOPテーマも彼女たちのよい声質に乗って実にいい感じ。
原作は舞台物だったものをアニメ化したというから、まますます異色作の感が強い。しかもこれはパロディー満載のコメディー作品なのだった。
音楽はベニー・グッドマンやグレン・ミラーのビッグバンド音楽から「引用」されていて、この点も非常に気に入った部分だった。EDテーマはジーン・ケリーの「パリのアメリカ人」で特に有名な、あの「アイ・ガット・リズム」からの「引用」だし、そういう意味でもこのアニメは「音楽でもニヤリとさせられるアニメ」なのだった。
それから「究極の弟ボイス」釘宮理恵の「割り切れない、割り切れない、割り切れない」というきめ台詞も忘れられない。
だがオレが最高にウケたのは第10話の「ネコミュージカル・シークエンス」だった。オレ同様の、50年代のアメリカン・ミュージカル映画ファンの人だったら、絶対、あの「とぼけた感じ」に大ウケしちゃうと思うぞ。
コメディーアニメが好きな人で、この作品を見逃していたなら、是非是非お勧めしたい作品だぞ。
p.s.1 ひさびさ「ベニー・グッドマン物語」と「グレン・ミラー物語」借りて見てみようかな。(っていったい何度目だ)