"アニメ"カテゴリーの記事一覧
-
今gyaoで「あんみつ姫」をやってるけど、つい最近まで、こんな楽しいパロディ・コメディ・アニメ----略して「パロコメ・アニメ」が80年代に放送されていたなんて、知らなかった。
最近のアニメでもパロディ・シーンでは、モトネタをを暗示させるバックミュージックをわざわざ作曲して流しているけど、「あんみつ姫」でもすでにそれをやっていたネ。
時代劇(幕末)なのに、近代的道具もちらほら登場するし、テレビなんかもあって、そのデザインが、あの銀魂の銀さんの事務所にあるのと同系統のデザインなのに気がついて、にんまりしてしまった。
あんみつ姫のためにからくり人形を作った源内じいさんがいるように、銀魂にもからくりを得意とする源外じいさんがいるじゃないか。どちらも「江戸時代+近代技術で出来た世界」・・・・・つまりあんみつ姫の世界と銀魂の世界は似ているってことだ。案外銀魂の作者の空知さんは、このアニメ版のあんみつ姫に影響を受けているのかもしれないな----もしそうだったら、うれしいじゃないですか----、と思うオレだった。
あんみつ姫ED
それにあんみつ姫ったら、とってもキュート。EDのこのダンスシーンがオレのお気に入り。
ウィキペディアを参照したら、このアニメは86年モノなんだね。
第7話では、「~アル」を連発するラーメン屋の偽カンフー親子が出てくるけど、「~アル」という、「中国人がしゃべる日本語語法」を最初に日本のエンターテインメント世界に導入したのは、いったい誰なんだろうか? おそらく戦前にはすでに日本人の間で「こういうしゃべり方をする人物は中国人である」という共通認識ができていたんじゃないかと思われる。
現代の「パロコメ・アニメ」たる銀魂の神楽の「~アル」という言い回しは、実は古くからある日本人の中国人表現方法(ステロタイプ)を踏まえたものなんだということが、わからなくなっている若い銀魂ファンたちもいるみたいだから、「神楽のしゃべくり方は空知さんの発明じゃないんだよ」ということは若い人にも知っておいてほしいことだよな。(そういえば、オレが子供のころ、布で作ったヘビを道具にして客を笑わせる偽中国人の芸人さんがいたよな。)
11月で49歳になったオレだけど、実はアニメは高校生の時期に見なくなった。大学時代は4年生のとき、やっとテレビを買ったくらいなので、実は80年代のアニメはほとんど見たことがない。だから宇宙戦艦ヤマトはテレビ放映時に全話しっかり見たが(中2のとき)、初代ガンダム----オレが19歳か20歳くらいのころか----もエヴァンゲリオンもオレには空白時代なのだった。
オレがアニメを見るようになったのは、一般メディアがアニメを持ち上げるようになった時期(90年代)と一致する。オレの場合、押井守監督の「攻殻機動隊」がレンタル店に並ぶようになってからしばらく経ったあたりからだと思う。なので90年代後半に入ってからアニメも----と言ってもおもに劇場版アニメだが----レンタル店で借りて見るようになった。オレの場合、宮崎駿監督から入っていったんじゃなかったんだよね。でもテレビ放送のアニメはいまでもそうだけど高校生以来ずっと基本的には見ていない。(ってか見れないよ、仕事とかあるし。電波ちゃんと映らないし。でも、まいんはワンセグで時々)。もっぱらネット視聴とレンタルDVDね。
あんみつ姫の実写ものもまったく見たことがない。ウィキペディアにはたくさんの「歴史的作品」があげてあったけど、そのどれひとつとしてみたことがなかったんだから、今となっては実に惜しいことだよな。
ということで、アニメ「あんみつ姫」、まだ見たことがないなら、銀魂ファンのあなたにもおすすめっすよ。
p.s.1 柿の種介(千葉繁)の口癖「屁が出そ~」ってなんてストレートなセリフだ(でも毎回笑っちゃう)。ってなわけで、柿の種介----いやあほんと大発見のお宝キャラだぞ、彼は----の様々なセリフまわしを味わうのもオレの「あんみつ姫鑑賞」の楽しみのひとつになっちゃった。
p.s.2 第23話では、あんみつ姫がふたたびチャイナ服に身をつつみ、なんとおんみずから「アル語」をしゃべるぞ。神楽ファンはチェックしとくべし。
p.s.3 「おんみつ☆姫」っていうアニメがアニクリ15で放送されていたなんて知らなかったぜ。まさに「おんみつ☆姫」は「あんみつ姫」と「銀魂」の間に入って、その両方のエッセンスを両側から吸い込んだ作品って感じだね(ほかの作品の要素=引用も感じるが、これはいまひとつ確信がもてないのだった)。
p.s.4 柿の種介の「オレが昔~だったころゼリフ」はもちろん 松鶴家千とせの「引用」なのだった。松鶴家千とせのこのナンセンスな言葉遊びは当時の日本で大受けしたのだった。ナンセンスな言葉の組み合わせの行間からにじみ出てくるおかしみを理解できる日本人の言語感覚(というか詩的感覚。俳句にもある感覚)。「ナイスの森」のような映画が日本で撮られたのは、日本語がその言語の使い手たちにもたらす、そのような微妙な感覚作用のためでもあろうか?
p.s.5 OPのシーンで大好きなのが、あんみつ姫が少し姿勢を下げ、それからからだをくねらせながら、姿勢を伸ばしていく以下のシーン。
p.s.6 EDの最後の方であんみつ姫が眠り込むシーンを見ると、「ハヤテのごとく!&!!」のEDで三千院ナギが眠り込むシーンを思い出す。
p.s.7 gyaoでは第29話は権利関係で公開されなかった。具体的な理由が知りたいよね。調べたら有料配信動画サイトでは、あんみつ姫はまだコンテツ化さえされていなかった。レンタルDVD化もされていないみたい。だからこの名作がレンタルDVD化されて、ネットレンタル店でも地方のレンタル店でも簡単に借りられる日が早く来ることを望む。
p.s.8 2010/01/16(土)の更新でgyaoにおける「あんみつ姫」配信は51話目の最終回を迎えたが、50話目の「どうせ次回で最終回だからこの際いてまえ的演出」が出色の出来だった。実在の商品名を連呼しながら行われるお線香戦争とか、やっぱアニメの「あんみつ姫」は銀魂に通じるテイストを持ってるな。甘辛藩の財政赤字を競艇ギャンブルで解決するなどという落ちも、とても小さな子供むけアニメだったとは思えない展開ぶり。でもこれって小学校の低学年とか幼稚園児とか小さな子供たち向けの雑誌に載ってた漫画のアニメ版でしょう。なのにこの、ハチャメチャな展開ぶり。スバラシスギル。それに最終話の51話における「キャラたちのその後」の「落ちぶれぶり」も「この手のエンディングの定石をぶちこわして」おり、皮肉テイストたっぷりのケリのつけかただった。やっぱアニメ「あんみつ姫」って隠れた大名作だよ、ホント。PR -
以前、「ハヤテのごとく!」と「ハヤテのごとく!!」の作画と演出の違いについて書き、薔薇の乙女、ローゼンメイデンについて書いた。その後、「かんなぎ」をはさんでオレが選んで見たアニメは「スカイガールズ」だった。
「スカイガールズ」のメインキャラの女の子たちの身体はまるで「ローゼンメイデン」の乙女人形たちが、球体関節人形の形式で作られていたごとくに、頭でっかちで、きゃしゃな身体だった。オレはほんとに「これはドレスを脱いだお人形さん(球体関節人形)みたいな身体デザインだな」と思ったのだった。
このアニメのOPテーマには「メイデン」という歌詞が出てくるので、あるいは「ローゼンメイデン」から一種の引用を行ったのかもしれない。というか「ローゼンメイデン」で薔薇水晶を演じた後藤沙緒里がメインキャストの園宮可憐役で出てるじゃないか。このアニメの監督が岩崎良明で、なんとこの人は「ハヤテのごとく!!」の監督でもあるじゃないか。「スカイガールズ」は2007年の作品だが、同じ時期にシナジーSP版の「ハヤテのごとく!」(川口敬一郎監督)が始まっている。「スカイガールズ」で速水たくみという少年の声を担当したのが、白石涼子。もちろん彼女こそ「ハヤテのごとくシリーズ」で主人公のハヤテ少年を演じた声優さんだ。「スカイガールズ」を見ているとハヤテ君が通信員をやっているような錯覚に陥る。
「女性の声優さんにとってもっともすばらしい体験とは何か」と問われたら、私なら「主人公の少年声を演じることだ」と答えたい。だが少年ボイスは独特の音色を持っている人でなければつとまらない。「ハヤテのごとく!」をアニメ化するとき、原作者自身が白石涼子を指名したという話が伝わっているが、ほんとに最適の抜擢だったと思う。
「エウレカセブン」でレントンを演じた三瓶由布子の声も独特だが、彼女が「君に届け」で女子高校生吉田千鶴を演じているのを見ると、なにかとても不思議な感じがする。でも彼女は「本当は女」なのだから、「女子高校生を演じて何が悪い?」というわけなのだが----いやこれはこれでハマリ役だよもちろん----、それだけ「役柄にバチッとハマった少年ボイス」が視聴者に与える印象は強烈なのだってことだ。
まさに「少年向けアニメ」の世界こそ「ボイス宝塚」なのだった。
「スカイガールズ」のDVDに収録されている釣りに関するショートアニメ、あのナレーションは「ハヤテのことぐ!」の若本規夫のパロディではなかろうか?
「ハヤテのごとく!!」では若本規夫が塩たれる、と以前のエントリーで書いた。が第2期が始まる前に「ハヤテのごとく!!」はOVAを出している。実はつい最近それを見たのだが、この岩崎良明が監督したOVAでは若本規夫は1期と同じテンションでしゃべっていた。監督は同じなのに若本テンションはテレビ版の第2期に変化したのだということが、これで判明したのだった。
そして岩崎良明監督が監督した「スカイガールズ」のショートアニメでは「ハヤテのごとく!」の若本規夫ナレーションのパロディが女性声優によって展開される。このような、アニメとアニメが「どこかで微妙に連結する感じ」というのはオレには発見するとまた味わい深いものがあるのだった。
ということで、「スカイガールズ」にはOVA版があるようなので、こちらも見てみる予定である。
p.s.1 「ハヤテのごとく!」で毎回何かを食っている西沢歩役をやってる高橋美佳子の声を聞くと、「カレイドスター」で主人公の苗木野そらを演じた広橋涼の演技を連想する。苗木野そらはセリフの語尾を三回繰り返すクセがあったが、オレには「ハヤテのごとく!」で----1期だったか2期だったかははっきりしないが----高橋美佳子が「そのクセを引用している」ような気がしてならんのだが、はたして真相はいかに?
p.s.2 三千院ナギ役の釘宮理恵が「ハヤテのごとく!」で銀魂の神楽を「引用」したのはハッキリ分かるんだが。
p.s.3 現在gyaoで「鋼の錬金術師」と「戦う司書」と「SAMURAI7」を見ることができるけど、エドワード・エルリックとハミュッツ・メセタとカツシロウの声が、同じ声優さん(朴璐美)ののどから出ていると知るとほんと驚くよね。
p.s.4 こないだ、コインランドリーにいったとき、たまたま店にあったサンデーだったかの表紙をひょいと開いたことがあったんだけど、そこには声優学校の宣伝が載っていて「七色の声を手にいれよう」だったっけ、なんかそんなコピー文句が載っていて、7種類の声がタイプ分けして載っていた。「男の子声」などという項目もあって、「なんかコツのようなものがあるのかな?」と思ったのだった。といってもオレはもともと男なので、いつも「男の声」でしゃべってはいるのだが、変声期以前の「少年の声」はもはや出せない。少年の声でしゃべるのは「少年だった経験のない大人の女たち」なのだというところが、実に味わい深いところなんだよな。
p.s.5 宝塚歌劇団で男役をやる場合も、特別な発声法を彼女たちは学ぶんだろうな。どんな指導を受けているのかYou Tubeとかで見られんだろうか? -
「かんなぎ」のテーマって、神様と人間の恋の話だったのだろうか?
ギリシャ神話にはその手の話があるし、日本神話にも神と人間の娘との逢瀬の話があることはある。
でもオレは、てっきり「ゼロの使い魔」みたいなバトル話に発展するものかと思っていたら----今回も前情報一切なしの「スの状態」で見はじめたので----、この物語は、なにも始まらないうちに終わってしまった。OPを見て、「あれ、ヒロインってアイドル歌手なのかな?」って思ったので、「いつOPのようなステージシーンの回がくるんだろう」と楽しみに待っていたら・・・・・、なかった。
そうヒロインの「ナギ」は、バーディー・シフォン・アルティラではないのだ。
「え?」って感じだった(だからオレは最終回を見、続いてテレビ未公開の第14話を見終わったあと、「納得できねー、続編続編」と思わず叫んでしまったのだった。ところで、カラオケの回は、「らきすたパロディ」で、映画制作の回は「涼宮ハルヒの憂鬱パロディ」だろうか?)
でもOPのステージシーン(振り付けと歌)に初見一発、衝撃を受けたのも事実。オレはこのOPのシーンを見るのが楽しみで楽しみで仕方がなかったのだった。
かんなぎ OP
OP冒頭の影絵になって「かんなぎ」と縦に題名が出てくるシーンの直前、左膝を内側に曲げながら、右手を握ったり開いたりする振り付けや「ドライビング」という歌詞あわせて握った右手こぶしを前に突き出す振り付けとか、これってアニメなのに、なんでこんな魅了されるんだろうと不思議な感じがした。
初音ミク系の3D画像ダンスを見ても、こんな気分になったことはない。たとえば、「みくみくにしてあげる」の元ネタの3次元リアル小倉唯のダンス----昔だとベッキー・クルーエルの男女ダンスね----の方がオレはやっぱり好きなのだった。それにボーカロイド声はまだ製品としては未完成品だと思うし、これが生声の歌に匹敵するほどの魅了系ボイスにまで発展するにはまだまだ時間が必要だと思う。
小倉唯 みくみくにしてあげる♪【してやんよ】
ということで、今回はダンス・カテゴリーとして、「かんなぎ」の感想を書かせてもらった。
日本神話研究家としてのバウンドヘッド的立場から言うとEDの歌にもかなり関心がある(特に歌詞ね)。戸松遥のOPとEDの歌声の使い分けはさすが声優系かな。普通、ポピュラー・ミュージック系の「いわゆる歌手」は基本的に「音色は一種類」的アプローチが「当たり前」な喉の使い方だからネ。(昔そういう声優系的アプローチをしている例として、相対性理論のやくしまるえつこに、このブログで言及したことがあったよな。)
古代の信仰=崇拝のエネルギーが、現代ではアイドル崇拝によってもたらされるというアニメエピソードにおける「ひねり」は「まさに着眼」で、よかったので----だからこそのOPのアイドル歌手シーンだな----、ほんとよいシナリオで続編お願いしますよ、関係者の方々。
「これからいよいよ話を始めてください。」
p.s. ボーカロイドと聞くといまや初音ミクという観念連想が世間にはできあがっているが、初音ミクのソフトが発売される以前にボーカロイド・メイコというのもあった。ヤマハがアマチュアの音楽愛好会たちを対象にプレイヤーズ王国----時代の波で消滅----というウェブサイトを始めた頃、そのメイコ声を使って賞をもらった楽曲が存在する。当時オレは、前回のエントリーで引用した西松一博の音楽の話を引用しつつ、その楽曲を大プッシュしたのだった。
メイコの不夜城 (KutaMusicBox)
ニコニコ動画版はこちら
初音ミクの声を「鑑賞に耐える状態に調整する」ことをその筋では「調教」というらしいが、この楽曲のメイコ声の「調教」もすばらしい。こういう名曲はもっと日の目を見るべきだと思うぞ。同じくメイコ物で「ヒュプノスの瞳」も最高。今までと違うアプローチをしているアニメのテーマ曲を探しているアニメ業界の人は(プロデューサーとか監督さん)使ってみては? ボーカロイド声のアニソンってまだ存在してないんじゃないの? そういうボーカロイド・アニソンが生まれたらこれは「日本アニメ史上の快挙」だね。たとえば、アニメ上の設定で「ヒュプノスの瞳」と呼ばれる、巨大都市を管理するメインコンピューターがある。その声を声優ではなく、ボーカロイドでやる。そして主人公の少年あるいは少女との交流。あるいは「ヒュプノスの瞳」と呼ばれる従者アンドロイドでもいい。そしてこのアニメではその「ヒュプノスの瞳」が「歌をうたう」のだ。その歌こそがこのアニメのOPテーマなのだった、とか・・・・・オレ、かなりこのアイデア面白いと思うけどな。
p.s. OPと実際の展開のズレに「やられた」といえば、「ドルアーガの塔」もそうだったな。オレほんとに現代日本で生活しているキャラたちのエピソードも見たかったんで。でも「ドルアーガの塔Ⅱ」のOPでVサインかます幼女カイ(矢島晶子)の「こまっしゃくれ具合」が実にカワイくて、あれはあれで、インパクトを持った一つのミニ作品だったネ。
ドルアーガの塔2期のOPでVサインをかますカイ
ドルアーガの塔1期OPでのクーパ(茅原実里)の朝食風景
ここもオレのお気に入りシーン -
ということで、現在ローゼンメイデン・シリーズを鑑賞中。
つい最近まで、「ローゼンメイデン」という言葉を聞くと、「ああ、麻生元総理が読んでいたというアレ?」という連想くらいしか浮かばなかった。この情報がネットで流れていた当時、オレは麻生元総理の漫画趣味について、さらに深い情報を得る気はなかったので----つまり非常に表層的な情報しか持っていなかったので----この物語が「アンティーク・ドールの戦いの話」だということを、今回こうして実際にアニメを見始めるまで知らないでいた。
それにアマチュア・ミュージシャンとしてのバウンドヘッド的連想から言えば、メイデンといえばやっぱ「アイアン・メイデン」でしょ。さらにルドルフ・シュタイナー研究者としてのバウンドヘッド的立場から言えば、ローゼンと聞いて連想するのは、秘密結社薔薇十字会の創設者クリスティアン・ローゼンクロイツなのだった。日本ではロサ・ミスティカ叢書と銘打ってシュタイナーの翻訳本も出ているので、当アニメで使われる「ローザミスティカ」という重要タームにも当然連想が行った。
ローゼンといえばドイツ語的だし、メイデンといえば英語的。だからこのアニメの題名はドイツ語と英語の合作なのだった。実際ウィキペディアにもそういう解説があった。だが基本はドイツ語引用仕立てのアニメ。(ドイツ語引用仕立てのアニメといえば、オレが見たなかでは「蒼穹のファフナー」とかもあったな。)
このアニメのキャラで一番気に入ったのが、なにかといっちゃあ「~しやがれです」と言う翠星石( 桑谷夏子)の「しゃべくり方」。翠星石をこんなしゃべくり方をするキャラにしてくれたことで、彼女のキャラ立ちが断然すばらしくなったと思う。そうやって翠星石がしゃべくるたんびにオレには受けてしまうのだった(いやー、いいよこれは・・・・・。というか「しやがれゼリフ」が出てくるのを心待ちにしていたオレだった)。
翠星石
あと「~なのー」という雛苺は「イヴの時間」のチエの「ネコなのー」というしゃべくり方を思い出させる(あ、チエの声って、ローゼンメイデンでヒロインの真紅を演じてる沢城みゆきじゃないか)。
真紅
ED「透明シェルター」も気にいった。「ああいうテンポのドラムのスネアとかハイハットの感じ、実はオレ好み、マイ・リトル・ラバーの『YES』のドラムと曲のテンポが好きなように・・・・・」、と言ったら「あ、なるほどネ」と分かってくれる人が必ずいると、オレは信じる。
p.s.1 kukuiの歌う1期2期のEDの歌声と歌い方を聴くとなぜか熊谷幸子を思い出すヨ。
p.s.2 2期の第5話で雛苺が実際に「ネコなのー」って言ってるよ、オイ・・・・・。びっくりだ。
p.s.3 2期から登場した金糸雀(志村由美)のしゃべくり方って、まるでクイーンズ・ブレイドのナナエル(平野綾)じゃないか。おもしろいナー。
p.s.4 1期2期のOP聴くと、なんか無性に西松一博の「貿易風物語」が聴きたくなるのだった。OPを歌っているALI PROJECTは、最近では「戦う司書」のOP歌ってるじゃないか。
貿易風物語 西松一博
SIDE A
プロローグ~A Night Of Blue Roses
三文文士の恋~ペニー・ア・ライナー
コロニアル・ホテルにて
恋に過ごせし宵
残照
7月のトリィステス
SIDE B
輪舞
気分はハリウッド
貿易風物語
香港慕情
白夜への招待
Old Moon
p.s.5 オレはフィギュアとか集める趣味はないけど、アンティーク・ドール様式の人形なら7体全部そろえてみたい誘惑にも駆られるナ。ウィキペディアのページ内に販売されている人形のURLが載っていたので、行ってみたが、「デコッパチ娘」----と実際に2期のアニメの予告編で金糸雀(カナリア)のことを言っていたぞ。まことに言いえて妙だ----の人形の写真は見ることができなかった。オレ的にはそれが強烈に残念だった。ここに販売終了のデコッパチ・カナリアがあった(検索欄に「金糸雀」っていれてみる)。でも、この2体の人形のオデコは、オレの求めるデコッパチじゃないのが、ちと残念。オレに人形師の才能があったら、あのアニメの設定と同じように、デコッパチ・カナリアを球体関節人形で作るんだけどなあ。 -
「ハヤテのごとく!」と「ハヤテのごとく!!」、とても面白かった。でもこのアニメ作品はシーズン1とシーズン2の制作会社が異なっているという奇妙な成立の仕方をしている。具体的に言うと、シーズン1はシナジーSP、シーズン2はJ.C.STAFFが制作している。
(注1)「ゼロの使い魔」「灼眼のシャナ」「とらドラ!」など、いずれもヒロインは釘宮理恵ボイス
シーズン1の方が絵も色彩もギャグ(パロディセンス)もシャープで、というかハイテンションで、シーズン2の方はだいぶ穏やかなものになっている。だが原作漫画で描かれているハヤテの髪のあほ毛はシーズン2ではちゃんと原作通りに描かれている。前作からの整合性としては、あほ毛の問題もそうだが、とくにレンタルビデオ店の店構えの様子----これは線描画ではなく背景画になるのだが----まったく変わっていたのが非常に気になった。ただしシーズン2の方が原作に忠実に作ってあるという話だ。
はじけてるシーズン1の方がお茶の間時間帯用に作られ、あまりはじけていない----言い換えれば、危なそうな表現が少ない----シーズン2の方が深夜帯用だってのも、「それって逆じゃね?」という感じがぬぐえない。
ウィキペディアを見ても、「なぜ制作会社が変わったのか?」という疑問には明確に答えていないので、オレとしてはそのあたりの「真の事情」ってやつを知りたいところだ。
シーズン1のドタバダ感覚は初期の銀魂に近しいものを感じた(それに声優陣もだいぶかぶってるしね)。特にナレーション担当の若本規夫のはっちゃけぶりがよかった。だがシーズン2では、この若本規夫のはっちゃけぶりがなぜか塩たれる。(若本規夫は、制作会社のJ.C.STAFF側から「指導」を受けたのだろうか? 気の毒に。なんか初回編とか全然気が入っていない普通の台本の読み方だったよな。「そう言うなら、しょーがねえ、抑揚つけずに読むわ、これでいい?」みたいな投げやりな感じ?)。
シーズン2では三千院ナギつまり釘宮理恵の出番が減ってしまい、特に最初数回のエピソードでは、「この扱い方はちょっとちがうんじゃね?」と非常に不満を感じた。
もしシーズン2のセンスで作られたシーズン1を見たら、それはそれでオレは十分受け入れたと思うのだが----つまり両作ともに、あの有名なツンデレ作品(注1)を送り出したJ.C.STAFFが「整合性」を維持して提示していたものだったら、今でも微妙に感じている不満感を鑑賞時に味わわずに済んだと思う。
OPに関してはやはりシーズン1が強烈に名曲だな。
KOTOKOによるハヤテのごとく!OPのPVバージョン
「ハヤテのごとく!」はテレビ放送時、危ない表現にはピー音をかぶせていたが、DVDではそれをはずして本当はなんと言っているのか分かるようなモードが設定してある。だから「ハヤテのごとく!」を見るなら絶対にDVDで鑑賞することをお勧めする。
以上、オレが釘宮理恵ボイスによる「チビでペチャパイで高飛車なヒロイン」が登場するアニメを見たのは「とらドラ!」を含め現在のところ、4作品だ。(銀魂の神楽は毒舌家だけど、ツンデレキャラではないネ。ちなみに「こういう女をツンデレって言うんでしょ。アララギ君」というような趣旨のことを言っていた「化物語」のツンデレヒロインはすでにツンデレキャラのメタ化、相対化に入ってるよな。)
ということで、現在「灼眼のシャナ」シリーズ鑑賞続行中。