"床の間・掛け軸・生け花"カテゴリーの記事一覧
-
前回、黄道十二宮、あるいは十二星座の話題に言及してましたが、実はそのちょっと前にアマゾンでタペストリーを購入して、家で飾ろうかと思い立った一連の出来事があったんですよ。その「企画案」は最終的に以下の写真のごとくになりました。
なかなか上手に仕上がっているでしょう? 床の間に飾るために、裏側の上下に1mのポールを通す筒状の袋をアイロンと裾上げテープを使って作り、吊り紐も加えて、掛け軸用の重りを加えて完成しました。自宅にミシンがあって使い慣れている人なら、ミシン縫いもありですね。予算に余裕があえば、外注でもいいし。私は安く上げたい派でしたので、百円ショップとホームセンターのものを利用しました。
100円ショップにはツッパリ棒がいろいろ売ってますが、伸び縮み機能のない1mちょっきりの品がなかったので、ホームセンターで探したら、暖簾を売っているコーナーに鉄製のものと木製のもと2種類売ってました。両方とも買って帰り、最終的に木製のポールに吊り紐を結ぶ金具をねじ込んで吊るすことにしました。以下の写真は鉄製ポールに通したタペストリーです。下段の写真は、全体にアイロンをかけて上下の端を折って裾上げテープで加工した後の様子。
「おー、そうかこんな風な手順を踏めば、これまでのように、伝統的な様式のものを買って飾るだけではなく、これからは、世界中にある、いろんなデザインの掛け軸を自分でつくれるぞ」と気づき、得をした気分になっております。
ちなみにアマゾンでは、自分のお気に入りの布の上下に挟み込んで、掛け軸にすることのできる器具も売ってました。ただ横幅が1mとかに対応したものは見かけなかったので、大きいものを飾りたかったら、いまのところ自作一択ですね。
AliexpressとかTemuとかも見回りました。廉価で布に客の希望する絵柄をプリントできるサービスもあるようなので、昔、秘教学徒のYouTubeのトップ絵をポスターかタペストリーにできないかと思っていたこともあり、試してみるのもいいかなと思っております。でもトリミングして縦横の長さは変えないといけないですね。
冬が近づくとなぜか動画を作りたくなってしまうので、途絶えている投稿を再開しようかなあと思っておるところです。PR -
前々回、タカサゴユリの話をしましたけど、続きがあって、実は、あのタカサゴユリの左右に小さなつぼみをつけたものが二本立っていました。
あの写真からちょうどひと月たった昨日、右側の方が花を咲かせました。
そのときは「また摘んで生け花にしようか」と迷ったんですが、一日判断を待つことにしました。
夜が明けて、さっそく花を見に行くと「やっぱ、摘もう」と思ったので、その場で摘んで、今度は前回造花を挿していた舟形の花器に「水を入れて飾る」ことにしました。
危機一髪。この花は私の家に来て飾られることで、少々寿命が延びました。
というのは、なんとお隣さん(の縁者さん?)が毎年、春と秋にやっている庭の雑草駆除と掃除が本日業者さんの手によって行われてしまったのでした。花を積んだ後、まもなく業者さんが乗り込んできて、大きなモーター音を響かせながら、クサギの群れ(写真参照)を庭から排除し始めました。
これが本日こうなりました。
私としてもすっきりとして一安心ですが、つぼみをだんだんと大きくしながら花を咲かせる準備をしていたはずの左側のタカサゴユリ(下の写真)は「その他の雑草」といっしょになくなってしまいました。
確実にあともう一回はタカサゴユリの開花を見られると期待していただけに青天の霹靂、3回目が消えてしまったことにがっかりしてしまいました。
こうして住む人がいなくなっているお隣さんの敷地は「まるぼうず」にされてしまいましたが、来年になるとまた茂みをたくさんはやすんでしょうねえ。
タカサゴユリが来年の秋も見られたらきっとうれしいだろうなあ。 -
10月7日以降、不思議な星回りの集中時期だったんでしょうか、いろいろ変なことがいっぱいありましたねえ。
ハマスとイスラエルの喧嘩は一番デカい事件ですが、同時期boundheadのblogも異常動作期間に突入してまして、近況でも書き込もうかと思っていましたが、そもそもトップのバナー写真が消えており、写真のアップロードもうまくいかない状況でしたが、昨日あたり、ブログの操作回りは、通常に復帰したので、こうして更新記事を書いております。
銀行がダウン、スマホには地震が観測されていないのに津波警報が来る、なんてこともありましたねえ。気象庁は「なんでこんなことが起きたのか分からない」と言ってますけど、YouTuberのなかには「ハマスVSイスラエルのドサクサに乗じて中国が海底で核実験をした結果だ」とおっしゃってた方もおりましたねえ。一般的には海底火山の影響じゃないか、ということですが。
日本の他の地方もそうでしょうが、私の住んでいる住宅地区においても、世代交代が進みまして、周りには空き家ばかりが増え、そこを不動産が買い取り、更地にして建売住宅にしつらえ直して、売りに出すと、たいして間を置かずにどこからか新しい家族がやって来て住人になる、という新陳代謝現象がまっさかりであります。
私の家の南側の住人もすでにいなくなって久しいのですが、ふと北側の敷地を見ると、野草が一輪、花を咲かせているではないですか。「テッポウユリかな?」
「ああ、この花は去年も見たなあ。また同じ場所に咲いてんだ」と思いながら、いったん家の中に入ったんですが、ふと「一輪挿しにしてみたらどうかな」と思ったので、他人の敷地ですが、私の家の庭との隔てになっているブロック塀の高さは70cmほどなので、簡単にまたいで入れますので、「不法侵入」して摘み取ってしまいました。
どうせあたり一面クサギだらけで荒れ放題の敷地に咲いている花なのだからと、切り取って、床の間に飾ってみました。ネットで調べてみると、この花にはピンクの筋がはいっているので、テッポウユリではなく、タカサゴユリでした。
生花を使うのがめんどくさくなっている私は、こういう一輪挿しを置いていました。
しばらくの間、タカサゴユリを飾ったら、また造花に戻ります。
あとになって「そういえば、今までやったことがなかったなあ」と、彼岸花を一輪挿しで飾ってみればよかったのに、と思ったのですが、すでに時期が去ってしまいました、今年の彼岸花は写真だけは撮って残しております。
「彼岸花は曼殊沙華とも言います」という説明はこれまでの典型的な言い回しだったのですが、最近では、アニメの題名にまで使われるようになった、リコリスというカタカナ言葉もまた、彼岸花の別称として日本語として定着したようですね。
P.S
クサギの繁殖力ってすごいんですよ。切ったってすぐに葉っぱを出して伸びてしまいます。
10月になっても、まあ、こんな感じでのびのび育ってます。 -
以前、掛け軸と生け花の報告に熱心だった時期があったけど、その後、どうしているかと言えば、「飽きてやめちゃった」などということはもちろんない。定期的に安物の掛け軸をヤフオクで買い続けてきたので、12か月分プラスαの本数がそろい、毎月1日に違った掛け軸を床の間に飾る習慣も生まれた。
写真は2月の床の間。白い菊は水盤(水なし)の剣山の間に立てられた造花。
明日から3月なので、掛け軸と花を変える予定である。
実は日本のアニメには床の間のシーンが頻繁に出てくる。大人気の「名探偵コナン」なんぞはかなり頻繁にいろんなタイプの床の間と掛け軸が登場する。そういうわけで、私は頭の中で「えーっと、あのアニメにも掛け軸でてきたよな、どんなだったかな」などと記憶をさぐることもある。
アニメに出てくる食べ物はネットでも話題になるが、「アニメに出てくる床の間や掛け軸スレ」などというものにネット上で出会ったことはない。だが私のように床の間シーンに「関心」を持っている者も日本全国には結構いるんじゃないか、と思う。
いつかネット上にそんなスレッドが出現することがあるだろうか。
p.s. そういえば、「シドニアの騎士」。ぼろ屋みたいな小さな日本家屋に床の間と掛け軸シーンがでてきた時はインパクト(個人的にだが)あったよなあ。 -
ダイソーに寄ったら、南天が1本売れ残っておりました。それで、これは使えるんじゃないかと思い、買って帰り、さっそくヤフオクでゲットした一輪挿し用の花瓶と花台をセットにして、「なんちゃって生け花」(ニセモノを生ける場合の呼称としました)をやってみました。
このまま1週間ほど飾っておりました。
本日やっといい感じの気温になりましたねえ。そこで庭に咲いていた馬酔木の枝を切って、これまたヤフオクでゲットしておいた一輪挿し用花瓶&花台に生けてみました。
写真では伝わりにくいですが、近くで接すると、これもなかなかジンとくる趣があっていいですねえ。小原流式に水盤を用いて派手目に花を生けるのも、これはこれでいいんですが、しばらくはワビサビ系を追求してみるつもりですよ。
p.s.1
上の写真はほとんど形がわからないみたいなので、最近買ったスマホ(au アルバーノ・青)で撮った接写バージョンを改めて、上げておきます。もとの写真をPCで0.4倍に縮めちゃった写真ですけど、まあこれなら分りますよね。