"PCゲーム"カテゴリーの記事一覧
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「爽快3Dゴルフ」を始めたのはいつだったかなとPCのインストール履歴を見たら、去年(2024)の12月30日でした。
それから延々と3か月半ゲームを続けてきましたが、いまだにエンドロールを見ることかなわず、という感じです。
以前YouTubeに「爽快3Dゴルフ」関連の動画が上がっているか調べたんですが、唯一ある人がアップしてくれていました。
そこにはエンドロールの動画が上げてあり、「ああ、オレ、まだ最終決戦シリーズ」にも至ってないんだと悟りました。
動画主のshunfuyu氏によれば、
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------最後のトーナメント「アヴァロンズサバイバル」ではライバルキャラと12連戦。ラスボス、バランに勝てればスタッフロールを閲覧できる。私の場合、たくさんのトーナメントを勝ち抜いて、最初に公開されていた2つのコースから7つのゴルフコース全部でプレイすることはできるようになったんですが、どうやら「すべてのトーナメントで優勝する」ことが最終決戦シリーズに行ける条件のようで、今はそれを目標にゲームしているところです。
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そうです。
最近、「いつか出てほしいなあ」と思っていたホールインワン、3か月ねばってようやっとローランドが出してくれました。やっぱうれしいですねえ。
上が「爽快3Dゴルフ」における私のアバター、ローランドです。ロングヒッター系をめざして、バーディーやイーグルで得たポイントをPOWERに回し、EQUIPMENTも長打系になるように調整してきたら、今、ローランドのドライバーの潜在飛距離はパワーモード時で329ヤード(通常時313ヤード)です(まじかよ~)。
画像ではPOWの右端がSSになってますね。くだり坂なんかではさらに転がるので、329ヤードを超えることももちろんあります。
上は別のPCにインストールした「めっちゃGOLFデラックス」版の私のアバター、リンです。
結局こちらもだんだんロングヒッター系になってしまいました。
ということで、とっても楽しいPC系ゴルフゲームです。
P.S.「 めっちゃGOLFデラックス」と抱き合わせて入っている釣りゲームとビリヤードですけど、釣りゲーム、ものすごくシンプルですけど、面白いです。ビリヤードには余裕がなくてまだ手を付けていません。
76cmのマダイを釣り上げるのに相当時間(格闘タイム)がかかりました。もっとデカいのがいるはずなんですが、最近はちっとも上がりません。PR -
実は「爽快3Dゴルフ」はPlayStation2向けに販売されていた「エンジョイゴルフ!」の再編集版です。
PlayStation2対応版では、7つのコースが用意されており、PC版でプレイできるのは、そのうちの最初の2つだけなのですが、PC版のパッケージにはあたかも7つのコースがプレイできるかのような誤解を招くような説明文を載せているので、「騙された」と思った購買者(オレです)がけっこういたんじゃないかと思います。
この際、全機能をまるまるPC版に移し替えた新版を出してくれるとうれしんですけどねえ。PC版ではゲームパッドの代わりにマウスでボールを打ち出す方式になってますけど(アナログモード有りのゲームパッドにも対応しています)、これがとんでもなく習熟するのに難易度が高くて、やる気をなくした人(オレです)がいっぱいいるような気がします。
救いになったのは、PC版ではキーボードの「Y」と「N」のキーで球を飛ばせる機能が加えられている点です。
私の場合、右人差し指を「N」キー(パワー充填)、左手人指し指を「Y」キー(打ち出し)にあてています。
同時使用で上下左右の矢印キーを使うと、フェードやドローやスピンになるので、左手親指を「N」キーに使うこともあります。
PC版の場合、習熟難易度はマウス→ゲームパッド→キーボードの順になるかと思います。
私の場合、マウスやらゲームパッドやらを使い続ける限り、あさっての方向へフニャフニャの球ばかり出るので、「このままではアンダーパーなんぞ、いつ達成できるか分からない」と思い、「本来のゲーム設計思想」から見れば、チートを持ち込んでいるわけですが、今のところキーボードで球を打ち出しております(「つくしの原海岸線コース」-7、「レッドロックカントリー」ー2まで出せました。レッドロックカントリーの方が難しいです)。
最近になって、PC版ではカットされた他の5つのコースも見てみたいと思うようになったので、中古のPS2と「エンジョイゴルフ!」も注文しちゃいました(バカです)。当然ですが、PC版と比べると画質が圧倒的に悪いようですね。VHSに使われていたRCAケーブル接続時代のシロモノですから、これは仕方がないです。
PS1.ということでPS2と「エンジョイゴルフ!」(「みんなのゴルフ4」も手に入れました)が届いたので、「あらかじめ予想」していたように、PS2版では「7つのプリセットコース」に入れるのかと思っていたら、結局PC版と同じでした。
上の写真はPC版のものですが、黄色い円で囲んだ部分には何も入っていません。PS2版でも同じ表示でした。結局私の「先走った判断」は、「誤解×誤解=ふざけんな、こらー」で終了しました。まあ、でもPS2版ではオリジナル・ゴルフコースを造れるモードがあるので、いずれ作ってみたいと思います。他の5つのコースの一部は「ミッション」、つまり課題チャレンジモードとか「チャレンジ」(次々に対戦相手を負かしていく)でPC版にも登場してきますので、「そのこと」を採り上げて「7つのコースが楽しめる」などと購買者に誤解を与えるような説明文を書いていたのだったということが分かりました。「そうだったんだ」と分かって、がっかりではあったんですが、せっかくPS2の中古品を手に入れたので、ほかにもいろいろ「古いゲーム」を集めていこうかと思ってます。
2MB以下というアップロード制限がありまして、画質悪いですけど、以下はPS2バージョンのものをGIFアニメーションにしたものです。打ち出し操作は当然ながらゲームパッドのステックを右親指で動かしております。
よく売れた「みんなのゴルフ」シリーズは打ち出し操作がボタン式なので、「エンジョイゴルフ!」のPC版にY-Nボタン式が加えられたことはおおいに評価されてよい点ですよ。個人的には「みんなのゴルフ」みたいにキャラがデフォルメ(頭が異常にデカイ)されてるルック、つまり「かわいい系キャラ」をフィーチャーせずに、人物造形的にも、よりリアルゲームっぽい雰囲気を味わえる「爽快3Dゴルフ」の方が私の好みですよ。「爽快3Dゴルフ」には、自分にとってはジャマなものとしか思えない、他のゴルフゲームには採用されている、打ち出し前に登場する、ゴルフボールが飛んでいく予想経路の線がないのも、おおいに支持する点です。
最近50代のオジサンが乙女ゲーム内に転生してしまうアニメやってますけど、私も「爽快3Dゴルフ」内ではオトメになってプレイしておりまする。
ちなみに、ゲーム中、声優さんたちが「ナイスショット」とか「すごい」とか、声を提供してくれてますが、その中の一人がどうしてもHUNTERxHUNTERでヒソカをやってる浪川大輔さんのように思えてなりませんが、どうなんでしょうか。
PS2.トーナメントで3勝したら、アマチュアトーナメント戦への参加資格アイコンが現れて、予選・本選と勝ち抜いたら、。なんと3つ目のコースが「出現」しました。ああ、これでやっと理解しました。「一人遊び」(ストローク・モード)ではなく(基本こればっかりやってました)、「試合」(トーナメント)に参加して勝ち続けないと、新しいコースが出現しないということが。なんだ、そういうことだったんだ。ということは、このゲームかなり長く遊べそうです。PC版はPS2時代の粗悪な画質じゃなくて、ほんとキレイなんで、こんなきれいなコースで試合を続けていけるなんて楽しみだなあ。 -
「毎月最低2回は投稿する」と決めておきながら、昨年末はさぼっちゃいました。
そのかわり何に熱中していたかというとゴルフです。
とはいってもPCゲームですが。
ゴルフは20代の若いころ、ほんの数回打ちっぱなし場へ出かけたことはあったんですが、すぐに熱が冷めちゃいました。またゴルフのテレビ中継を見るということもなく、ほぼゴルフとは無縁で暮らしていました(というかスポーツに関してテレビでスポーツ観戦という習慣がない)。
昨年の秋以降、投稿は「やる気なしモード」になっちゃいましたが、かわりに熱中していたのが、打ち出す方向やらその時の力加減やらを「考えて実行に移さなければならない」という要素がメインのPCゲームでした。
そういう要素が「遊び・気晴らし」に欲しいというのなら、すでに以前熱中したPCゲームがありました。当ブログでも紹介したダイソーのビリヤードです。「場の状況」を把握し、方向を決めて目的の穴に入れる・・・似てますね。
そういうわけで、「遊び手にそういう種類の心理的負担をかけてくる傾向のゲーム」として、新たに熱中していたのが、ダイソーの「パターゴルフ」でした(今でも17番ホールはまったく攻略できてませんが)。
これは、かなりやりこんだので、「新たなゴルフゲームをやりたい」と手に入れたのが、Shock Price 500シーリズの「ゴルフ チャレンジ・アット・マウナラリゾート」
そして昨年末後半「爽快3Dゴルフ」を手に入れて、今、もっとも熱中しているのが、このゴルフゲームです。「いろいろな条件を読み取って、あれこれ考えて、じゃこれでどうだ」と打ち出すとうまくいったり、いかなかったりして、それが面白くてはまっちゃいました。
これらのゲームはみなWindows 95/98~xp時代のものなので、基本XP機を持っていない人はできませんが、私が手に入れた「爽快3Dゴルフ」はVista/7まで対応のものでした。SoftBank Selection「爽快3Dゴルフ」はWindows11-64bit機でも動くので、こっちは11の入ってるPCでやってます。
なお補足として付け加えると「爽快3Dゴルフ」は、ビリヤードと釣りと抱き合わせで再パッケージ化されて(タイトル「100万人のためのお得セット」内の表題は「めっちゃGOLFデラックス」Windows11まで対応と銘打ってます)再販されています。実はアマゾンでこっちのパッケージも買っちゃったんですが、実際に使ってるのは「SoftBank版」(旧盤)の方です(先に買って始めちゃってキャラ作って経験値をため込んでる最中だったので)。
実は年が明けて最後に手に入れたのが、「3Dゴルフ+つくろうMyコース 爆発的1480シリーズ」だったんですが、こっちにはまだ手をつけていません。
ゴルフゲームに関心を持った時期にNetFlixでは「ライジング・インパクト」アマゾンでは「オーイとんぼ」、そして新年「空色ユーティリティ」と、結構ゴルフ潮流来てますよねえ。「プロゴルファー猿」や「BIRDIE WING」を配信時期に見逃していたのが残念。大昔に見た「あした天気になあれ」をも一度見なおしてみようかな。
内面(自分の個人的な関心)と外(エンタメ)の流れが一致すると「不思議だなあ」と思っちゃいますよね。
PS1. とはいえゲームとは別にアニメ鑑賞では、昨年末もっともはまって見てたアニメは「ティアムーン帝国物語」でした(また見ようと結局4周回しましたよ、はは)。ちびまる子ちゃん系ナレーションを彷彿とさせる突っ込みを入れる成田剣の声は最高です。音楽は幼虫社と猫祭り姫をブログ紹介以後もずっとヘビーローテーションでした。ただしそこに強烈に食い込んできたのが吉田美奈子の「Gazer」。吉田美奈子がみずから打ち込んでつくった、今でいうところのDTM(DAW)系オケの完成度。これを90年代にすでにやっていたってのが、すごすぎる。今のDTM(DAW)系の業界で楽曲提供している若い人たちって「騒がしい、盛り込みすぎのオケで自己主張する悪癖」を払しょくできていないので、オケ(今ならトラックって言うのかな?)ってのは「ボーカルを生かす」ために存在するっていう原点に(だから歌い手と競ってどうする気だ)、「職人」として、も一度自覚的になってほしいよね。
PS2.子供時代の日本におけるゴルフの受容のされ方、あるいは人気の隆盛って、下品な方向性を持ってたよなあと回想する。各地にゴルフ場新設と投資対象としての会員券の売り買い、サラリーマンたちは接待のために、ゴルフ習得に熱中し、駅のホームでスーツ姿で到着列車を待つ間に傘で素振りしている、とか、こういう「典型イメージ」があった。今のゴルフは「そういう受容のされ方」って日本の巷の風景から消えてしまって、ようやく「下品さの払拭されたゴルフ環境」になって、サラリーマンの職場でもゴルフ系パワハラマウンターのいなくなった時代になってると思う。岡田斗司夫のいうホワイト社会じゃないけど、やっぱ「下品さ」ってだんだん払拭されていくもんなんだなあ。松本人志や中居正広のような人物と彼らを利用して企業の中でのし上がろうとしてきた、その手の業界のサラリーマンな人々の下品さも、はやく払拭されればいいよねえ。 -
最近話題になってる「不適切にもほどがある!」をようやっとNetflixで見始めたら、すごく面白いじゃないですか。最近、また「ウルトラQ ダークファンタジー」を見直して「袴田さん今何してるんだろう」と思ってたのですが、「おお、ここにいたか」というタイムリーな驚き(すぐに答が返ってきたので)もあって、いろいろと興味深いことが続いております。
つまり、そのドラマ自体の面白さとは別個に、私にはいくつか「うれしいオマケ」がもらえたのでした。
なんとなんと、昔、私が当ブログで、その場所を追い求めて奮闘した「あの草野球場」が映っている空撮シーンが出てきたので、そのシーンに出くわした瞬間、椅子から飛び上がってしまいました。「まさにその野球場だ」ということはすぐに分かったので、驚いて、「あッ」と声に出してしまいました。
「ダイソーの『野球ゲーム』に出てくる草野球場を求めて4」で記事を書いたときに使った写真は真上から撮った航空写真でしたが、このドローンによる空撮映像を見たとき、すぐに同じ場所だと直感したのでした。
ダイソーの『野球ゲーム』に出てくる草野球場を求めて1
ダイソーの『野球ゲーム』に出てくる草野球場を求めて2
ダイソーの『野球ゲーム』に出てくる草野球場を求めて3
ダイソーの『野球ゲーム』に出てくる草野球場を求めて4
で、「これは、保存だ」と思ったので動画を止めて、椅子から立ち上がりスマホをつかんでパチリと撮ったのが以下の写真です。
以下は第二話で登場した河川敷。
一枚目の写真ではスカイツリー側の河川敷、二枚目の写真では左側の河川敷が、かつてその場所を追いかけた「草野球」というゲームに使われた野球場です。
この「すばらしい空撮シーン」は、クドカンさんがシナリオに盛り込まなければ出てこなかったはずですから、こういうかたちで、もう一度「あの草野球場」と再会できて、すごくうきうきした気分になりましたよ。クドカンさん、どうもありがとうございます。
P.S.1ある意味、袴田さんがつなぎ目となって出現した、16:9画面になった「ウルトラQ ダークファンタジー」の新作、というふうに自分の中で読み替えると、なにかジーンとくるものがありますねえ。
P.S.2 あ、そもそも仲里依紗からして「筋金入り」の「時をかける少女」だった。 -
ある時、
Look for the grass field of your dreams . If you find it, something will come.....Maybe.
という声が聞こえた……というのはもちろん嘘であります。
しかし、最初に手に入れたダイソー版の『草野球』の球場フェンスの向こう側に現れた橋を見たとき、「この草野球場のある場所を突き止めたい」と思ったのは確かです。
俄然興味が湧いたので、その後、順に『草野球EX』そして初代『草野球』を手に入れた話はすでに書きました。
それぞれにおいて、ゲーム最初に現れる画像は、ダイソー版、EX版、初代版の順に以下のようなになります。
なんと、もともとの「草野球場」は河川敷ではなかったのでした。このような平坦な土地が日本で見られるとしたら、それは北海道以外ありえません。
関東にもこのような風景を見ることのできる場所が、あるいは存在するのかもしれませんが、そうだとしても、「私には見つけられそうにない」とすぐに思ってしまいました。
しかし一方で、実は、EX版には、のちにダイソー版で大フィーチャーされることになる河川敷野球場が出てくるのです。
初代版の野球場はひとつだけですが、EX版には二つの野球場が出てくるのでした。そしてその「新しく付け加えられた方の野球場」が、ダイソー版で展開されるゲームのメイン会場になったのです。
EX版の場合、たいていの場合は前回ユニフォーム話をしたときに見てもらった左側の野球場が現れます。ところが自陣をフォーチューン・ナンバーズ、幸福ケ丘商店街、エリオンズ・トラッカーズ・クラブズにしたときだけ、ダイソー版と同じ草野球場が現れる仕様に変っていたのでした。
そのときに流される鳴り物(トランペット)のメロディーもまた別バージョンのものになります。だからダイソー版で使われている球場と鳴り物効果音は、EXでは使用されなかった組み合わせでセットアップされている、ということになります。
ダイソー版に使われている写真を見てみましょう。
A
B
C
私はこの草野球場がどこなのか突き止めたいという衝動にかられました。
写真Aは橋桁のところに、化粧垂木のようなものが若干狭く2本、その間は広めに5本並んでいます。
写真Bでは2つの橋が写っています。奥の橋は斜めに進んでいますね。
写真Cではトラス構造(△▽△▽△)を持った鉄道橋が遠くに写っています。
私はこれらの情報は「使える」んじゃないかと思いました。
このような河川敷の野球場は東京にある、と仮定しました。そして多摩川か荒川か江戸川のどれかに付属する野球場だろうと思って調べ始めましたが、最初のうちは、検索してもはかばかしい写真に出会えませんでした。
二子山と聞けば、若い人たちはエヴァンゲリオンのドラマの展開地を最初に連想するでしょうが、私の場合は相撲部屋でした。調べると、二子山部屋は荒川と江戸川にはさまれた土地にあるじゃないですか。そういう見立てのうえで検索を始めた結果、多摩川河川敷をいろいろ眺めてみて最初に候補から外しました。だから、ということは、荒川か江戸川のどちらかだろうと思いました。
私は最初のうちは、荒川が有望だと思っていたんですが、うまく検索に想定していたような球場も橋も現れませんので、「じゃあ、江戸川」と思って検索すると、トラス構造の橋の下にある野球場の写真をいくつか見つけたので、「やっぱ江戸川河川敷かあ」と思ってちょっとだけうれしがっていたんですが、さらに検索を進めて江戸川にかかる16本の橋の写真をチェックしてみると、自分が思い浮かべている条件と合致する橋と野球場がないことに気づきました。
「もしかして東京にある川の河川敷野球場じゃないかもな。ああ、もうあきらめよう」と思って一旦は投げだしたんですが、後日、Googleの地図検索でもう一度挑んでみると「ここかもしれない」と思える一枚の写真に行き当たりました。右が四つ木橋の河川敷の写真です。左の写真に写っている川と土手を仕切る鉄パイプ製フェンスと同じものが、右の写真にも写っているじゃないですか。下の写真では、写真Aに出てくる化粧垂木のようなものが写っている橋の写真です。これがこれが突破口でした。
それでいろいろさらに調べて確信感覚を増やしていきました。でもこれ以上「写真の一致事例」を長々と語っても退屈でしょうから、最後に以下のような航空写真を見てもらって終わりにしたいと思います。
航空写真に書き込んだABCの矢印が写真を写した方向だと思います。
結論:ダイソーの『野球ゲーム52』において、選手たちがプレイしていたのは「墨田野球場A面」である。
私は九州住まいなので東京の地理ことはまったく分かりません。あれこれ苦心してやっと自分なりに納得できる結論には到達できましたが、実は「大きな勘違いだった」ということもありえますんで、ぬか喜びでなければいいなあとは思っています。
もし東京在住のかたで、荒川河川敷近辺にお住まいの方がいらっしゃったら、「私の見立て」が正しかったのかどうか、散歩で暇つぶしがてら、ご報告いただけたら幸いです。『草野球』ゲーム?、「うちのパソコンはWindows 10(or 11)64bit版だから、どうせインストールできないしなあ」、と思われた方、ご安心ください。三つともに、CDを開いて任意の場所にコピーしてしまえば、ちゃんと動いてくれます(11は未検証ですが)。Windows10 32bit版ならば、インストール自体が可能です。
ゲーム開始の最初の画面下部に出てくる「PRESS TRIG (A)BUTTON」という表記のAはキーボードのAではなく、ジョイパッド用語なので勘違いしないでください。初代とEXに出てくるSPACEの方はキーボードです。ピッチャーとして投げる球種は豊富ですよ。私はZ(つ)・X(き)・C(そ)と方向キー(初代版とEX版では、説明書はYGHJかテンキー8426の使用を勧めていましたが、ノートブック型はテンキー使えませんしねえ)を使ってましたが、Zを押して指を離し、ピッチャーが投げる前に、すかさず方向キーを長押しすれば、カーブ系、シュート系、速い球、普通の球、遅い球が投げ分けられます。球速も、コンマ〇〇秒の範囲で投手ごとに調整されているみたいです。
ダイソー版に登場する投手たちは球速の上では、下位の3人ということになります。一番の速球派はエリオンズのイーサンです。彼は打撃能力も最高ポイント者なので、今でいう大谷翔平的立ち位置にいる投手兼強打者です。
投げるときピッチャーが踏むべき有効な投手板の位置は(カーソルは左に6つ、右に6つくらい動きますが)実際には6つくらいはあるんじゃないでしょうか(すみません、検証不足なので今のところ断言できません)。5×球種5つ、あるいは6×球種5つで25種類、あるいは30種類くらいは投げ分けられるんじゃないかと思います。
6人の投手の投球速度とコントロール能力はそれぞれ異なってますので(直球を選んでもまっすぐ打者の足元に飛んでこない場合がある)、これに25種類、あるいは30種類(推定)の球種を合わせれば、それぞれ個性を持った投球になるようです。
速球キーとカーブキーの同時押しは有効か試してみたんですが、どうやら無効のようです。もしこれが可能だったら、球種はさらに増えることになったんですがねえ。
1P対2Pはダイソー版ではできませんが、/キーで開始して1P側を選び、次にZキー側で2P側を選ぶようにすれば対戦ゲームに入れます。ちなみに初代版『草野球』では、Zキー=/キーだったのですが、『草野球EX』ではキーアサインメントの再設定時に凡ミスをやらかしたらしく、/キーの右隣の左傾き直線キー(ろキー)がZキー、/キー=Xキーというふうにちぐはぐな状況になっています。「CDの説明書は誤りです」という趣旨の訂正文が添付されていた紙製の説明書に書いてありました。さて、「なぜ、STUDIO Sequenceは、EX版で河川敷野球場を付け加えたのか」そして「なぜダイソー版からイラストを〈完全排除〉したのか」という疑問が残っていますが、そろそろ考えるのにも疲れました。
ということで今回の一連の投稿は今回でひとまず終了したいと思います。
「ダイソー版からのイラストの完全排除」と書きましたが、実はそうではありません。宮大工が自分の名前が書かれたノミを屋根裏に残したり、小説『さんちき』みたいに、自分の名前を人目につかない場所に彫ったりする話があるように、ダイソー版のCDの説明書の最後の右隅に、以下のような絵が「私のことも忘れないで」と、小さい白黒画像で載せられています。
『草野球』というゲームを三部作として眺め直してみると、制作者たちのメッセージに満ちていますが、「そうだとは気づかれないように作られている」ところが、実に実に面白かったですねえ。