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BOUNDHEAD

ずデカいHP dc7100CMTをAlritのミニタワーケースに詰め替えました
PCのミドルタワーというのは、高さが40cm以上あって、とにかくデカい。
私はあのずデカさが嫌だった(接頭語に「ず」をつけたのは方言的なニュアンスが一番自分の感覚にあっていると思ったから)。

dc5000の組み立てを通して、「そうか、dc7100CMTだってダウンサイズできるんだ」と気が付いたのだった。普及版(スリムタイプのやつね)のdc7100SFFはマザーボードが独特で、いわゆるBTX規格を長方形に引き伸ばしたような形をしているので、ATXのケースに載せかえることはできないのだが、幸いにもdc7100CMTのマザーボードはdc5000と同じようにATX規格で作られていた。

だったら、自分の狭い四畳半部屋に置けるじゃんと思ったのだった。それで、ヤフオクでずっと箱を探していたのだが、幸いにも「ATXミニタワー」のカテゴリーに500円で出ていたものを落札することができた。

それでまたいろいろとヤフオクを中心に中古部品を集めて組み立て始め、本日最後の部品のカードリーダー付きフロッピーディスクドライブ(MITSUI)が届いたので組み込んだのだった。

写真でもとの状態からどう「ちっちゃくなった」か確認してもらいたい。




実はもとの写真を撮っていなかったので、左側の写真はネットから拾ってきたものだ。

CPU Pentium4 3.6GHz
RAM 2GB
HD 250GBx2
DVDマルチドライブ
フロッピーディスクドライブ
マルチカードリーダー付き
Windows XP Professinal SP3

ステレオのアンプにつないでmp3プレイヤーとして使っている。

このAlritのケースはよく見るとフロントUSBはついているけれど、フロントカバー側にヘッドホン端子とマイク端子がついていない。バックパネル側にはもちろんあるから(マザーボードに初めから組み込んであるよね)、まあ、不便はないのだが、入札時ちゃんと気が付いていたら、買っていなかったと思う。

おまけにフロントUSBから出ているケーブルをマザーボードの9ピンに接続しても、そもそも認識してくれなくておおいに困った。

けれどもともとdc7100CMTについていたフロントUSBとオーディオケーブルだとちゃんと認識する。






フロントUSBはあきらめるしかないなと思っていたのだが、あるときふと「そうだ、CMT付属のフロントUSBケーブルをマザーボードに接続、そこから延長ケーブルでAlritのフロントUSB用基板にある9ピンに接続しているメスのケーブルに(正確には4ピンx2でUSB2つ分になるのでケーブルも2本使用)それぞれUSBをつないだらどうだろうか」と思い、ヨドバシカメラのネットサイトでケーブルを買って試してみたら、みごとに認識してくれた(ふー危なかったぜ)。



カードリーダーはマザーボードのUSB用9ピン接続なのだが、あいにくメーカー製PCのマザーボードにはUSB用9ピンは1セットしかついていなかった。それで増設USBカードの内部接続ポートを使って、同じヨドバシカメラで買ったUSBを4ピンに変換するケーブルを使って接続している。

自分はミニタワーが一番好きな大きさなので、こういう結果に非常に満足しているよ。

p.s. 実を言うと、AlritのフロントUSBの載っている基板にはオーディオプラグも接続できるような回路が途中まで仕上げてあった。けれど、これを仕上げるには高度なハンダ付け技術がいるので、今はほっておくことにしている。ネットで調べると、このサイトで紹介されている基板こそ私が今使っているPCの基板なのだった。オーディオ用のジャックをフロントに出すためにほどこした加工が見事というしかない。いまの自分にはあんなふうに美しく仕上げることは到底無理だと思うので、これはいつかチャンレンジしたいテーマとしてとっておこうと思う。(廃棄用のガラクタ基板を使ってハンダを溶かして吸出し、コンデンサーやピンを取り外す練習と美しくハンダ付けする練習を繰り返し行いたいと思っている。ちゃんとした道具ももう一度吟味して買い直さなくちゃね)。

p.s.2 写真では見えないけれど、Alritのちょうど後ろにHPのdx7300MT(Vista Business)が隠れている。ネットアクセスはおもにこっちで行っている。

p.s.3 dc7100CMTはもともとヤフオクで買った中古品だったけれど、内臓スピーカーが壊れていた。古いHPのPC(オーディオがAC'97時代の製品)はVista以降のOSにすると内臓スピーカーが鳴らなくなるんだけど(もちろんフロントやリアの出力ジャックはちゃんと使えるよ)、これはXPでも鳴らなくて、スピーカーだけを取り外してほかのPCで鳴らそうとするとやっぱりならない。いろいろ調べてみると、コーンに電流がもはや伝わっていないようだったので、取り外して、いつか何かの役にたつんじゃないかと保管していたのだった。Alrit自体には内臓スピーカーは付いていなかったし、そもそも取り付ける場所もない。でも基板はdc7100CMTだし、この際また鳴るようにしてみたいと思ってしまったのだ。それで手元に何かないか探したら、100円ショップで買ったAMラジオがいろいろとガラクタを入れた箱の中にあったので、これを解体して円形のスピーカーを取り出して、dc7100付属の内臓スピーカーについていた、先端に2ピンが付いている電線にハンダ付けした。これをコーン部分を取り除いた内臓スピーカーのシャーシにボンドで貼り付けた。これをマザーボードに接続すると、ちゃんと鳴ってくれたではないか。うれしきこと限りなし。さらにうれしいことにPCケースのフロント部には網目状になっている部分がある。そこでうまい具合にはまる位置を探してボルトとワッシャーとネジを使って取り付けることができた。



相変わらずハンダ付けはどうしようもなく下手だった。ハンダごて自体が数十年前のシロモノだし、まあ、そういうこともあって、p.s.1で、ハンダ付けの練習と新しい道具の購入に言及したわけだ。今はYou Tube見ながら、技術の研究中なのだった。
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