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BOUNDHEAD

ダイソーのポータブル・マージャンを買ってみた
昔GYAOで「アカギ」とか「咲」とかを見た影響で(もちろん「「咲 阿知賀編」も見たよ、GYAOじゃないけどさ)、麻雀に初めて興味を持った。と言っても、アニメを見ていた当時は、麻雀についてはまったく知識がなかったのだった。それでもアニメを面白く見ることができた。だが、ポン、は? チー、なんのこと? こんなレベルでアニメを見ること自体が間違いだったと後から気がついたのだった。麻雀のルールを詳しく知っていれば、アニメはもっと面白く見れたはずなのだ。

学生時代は自分の暮らしていた学生アパートでも夜二階からじゃらじゃらと麻雀の牌をまぜる音がしていたもんだが、最初誘われもしたのだが、自分はついに最後まで加わらなかった。基本、夜中は楽器ばかりいじっていたからだった。麻雀で時間を無駄にしたくないと思っていた。夜眠ろうとするとじゃらじゃら音がする。「うるせーなー」としゃくにさわる。まあ、これが自分にとっての麻雀への印象だった。

だが、昔、100円ショップで「エクセレント麻雀」というソフトが105円で出ていたとき、「えー105円の麻雀ソフトだって、どんなもんだろう、いつかやってみよう」と思い衝動買いもしたのだった。パッケージは音楽CDの紙ジャケ物のように紙製だった。だが結局そうして買っただけで何年もの間ほおっていたのだった。最近そのダイソーのゲームをようやくやるようになったのは、もちろん麻雀アニメを見たせいだ(ニコ動にこのソフトの動画が上がっていたよ)。



ルール本も一冊買って読み、パソコンで一通り打てるようになった。とはいえ、点数計算は面倒でいまだにマスターできていない。ゲームソフトは勝手に計算してくれるので、つい自分で考えなくちゃと思えないのだった。それに雀荘通いまでして「生のゲーム体験」をやってみたいとまでは思わないので、「知識を持つ必要性」がない。でも、ちゃんとマスターはしたいとは思っている。

そんなこんなの今日この頃だったわけだが、暖かくなってきたことだし、ひさしぶりにまた釣りでも(喫水域でのぶっこみ釣り専門、ま、暇つぶしですよ。ルアーも時々)始めようかと、100円ショップにつり針とかを見に行ったら、たまたまおもちゃコーナーにかわいらしい麻雀セットが525円で売っているのを発見したではないか。

見ていてあまりにも可愛らしかったので、つい衝動買いをしてしまったのだった。大きさは写真で確認してもらいたい。



だが買ってきて困ったのは、このおもちゃはプラモデルのように「自分で完成品にしなければならない」ということだった。ニッパーで牌を一個ずつ切り取り、裏ぶたのキャップにはめ込む。これを延々としなければならないということに中身を出してから気づかされたのだった。



おまけにニッパーで切り取っただけでは、切りくずが上下にひっついているので、今度はまたヤスリで延々とこすり取る作業をしなければならなかった。そうしないとまともに立ってくれないし、ケースにもきれいに入らない。

つまり、この麻雀セットは「買ってすぐには使えない」というとんでもない代物だったのだ。けれど、せっかく買ったのだからと延々とヤスリかけも行ったのだった。そしてケースに入れて整理したのが以下の写真。



牌を収容するプラケースの横幅に計算ミスがあるのか牌はぎちぎちに詰まり、上から押さえつけてやっと何とかなる感じだ。写真でも盛り上がってる感じが分かるだろう。牌は二段積み収納である。ほかにサイコロ二個と紙でできた点棒がセットとしてついている。

まあ中高生が修学旅行の際に旅先に持っていって四人で遊ぶならいいかもしれないが、でも、いまどきの子供はこんなもの持って行かないんだろうな。ゲームやるならスマホで足りるもんな。

ということで、「オレはいったい何のためにこんなおもちゃを買い、しかも延々とヤスリかけなんぞをして時間を無駄にしたんだろう」と思っているわけだった。

もしアナタがたまたま100円ショップでこのマージャンセットを見かけ、買う気になることがあるかもしれないので、「買った後でやることがある100円ショップ商品」であるということをお伝えしておきたい。それでも買って遊びたいというのなら、ニッパーとプラスチック用ヤスリを別途持っておく必要がある。とはいえ、私の場合、爪切りについているヤスリで適当に削っちゃったのだが。

フリーソフトなのに105円の「エクセレント麻雀」よりも機能やCG画像がすばらしい「3D麻雀 龍匠」もよくやっているのだった。



これお勧めのフリーソフトですよ。

p.s. 「とある科学の超電磁砲S」を見てたら、佐天さんがパソコンでマージャンしているシーンがちらっと出てきたじゃないか。



p.s. 2 大昔の記事に補足です。現在2022年の7月19日(火)ですが、エクセレント麻雀、実はずーとやってました。いろいろな種類の麻雀ゲームをやってきて、唯一「忘れ去られなかった」のは、何がよかったのかいうと「そのものすごい速度感」です。それに終了時に以下のような勝負の一覧表が掲示されるのがほかのタイプの麻雀ゲームと違っていていいです。



頭が沸騰するような最低のやられっぷりの記録を「冷静に」 Prt Scrキーで残しておりました。
このソフト、アルゴリズムのなかに狙い撃ちモードでも仕込まれているのか、やられるときは徹底的ですが、大勝モードもあるようです。

「高速で動き、ロンとかチーとか声が出てこない」ところが、このエクセレント麻雀の個性ですが、今では逆に「それすごくいいじゃん」と思うようになりました。


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