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Posted by バウンドヘッド - 2013.03.20,Wed
huluでいろいろと北米ドラマを見てきたけど、ギャラクティカ(リメーク作品の方)がかなり面白かった。

基本「笑い」がないと映画にしろドラマにしろアニメにしろ、興味が半減する傾向が自分にはあるんだが、このSFドラマはほぼ笑いを取りにくるところはない。だが、ハマってしまったのだった。

ace35188.jpeg
















オープニングの太鼓アレンジはやはり日本の和太鼓から来てると思うんだが、違う?

ギャラクティカでは、シーズン1からシーズン4まで全編でさまざまな地域の民族音楽から要素を取ってきた音楽がBGMとして使われてる。特にシーズン4では日本の琵琶というか三味線というか、日本の民族音楽から取ったBGM使いまくりで非常に驚いた。

映画「未知との遭遇」では、ある旋律が重要なモチーフとして使われたけど、ギャラクティカではイスラム圏かインド圏か出所ははっきりしないんだけど、そっち系の旋律が非常に重大な意味を帯びるのも面白い部分だった。

古いオリジナルの方はほとんど知らないのだけど、最近YouTubeで最終話を見つけて視聴した。SF小説はフィリップ・K・ディックとか見ると、どこか哲学的宗教的要素を多分に含んでいるものが多いけど、このリメイクされたギャラクティカもそういう要素に満ちている。

最終話は、われわれの住んでいる現代世界へと接続してこの物語は終了するが、オリジナル・ギャラクティカにはなかったこういう要素もにやりとさせてくれるところだ。

huluの会員であればいちいちDVDを借りたり返したりせずに次から次へとエピソードを追っていけるので、週末まとめてみるとか、ネット視聴方式はすごく便利でお得な(どんだけ見ても月980円)システムだ。

まだギャラクティカを見ていない人には是非お勧めしたい北米ドラマのひとつだ。



 
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Posted by バウンドヘッド - 2013.01.03,Thu
昔「ツイン・ピークス」出演で話題になったマイケル・J・アンダーソンについてちらっと書いたことがある(見たい人は、このページの右側の一覧にある検索窓に言葉を入れると見つかるよ)。その当時ネット検索をしたのだが、過去の記事ではその他の検索結果については記さなかった。

実をいうとマイケル・J・アンダーソンが出演した別のアメリカドラマの記事を見つけて、個人的に興味を持ったのだった。それは「CARNIVALE」という日本未公開のテレビドラマの記事で、その記事を見て無性に見たくなった私は、結局輸入版を買ってシーズン1&2を見てしまったのだった。

carnivale.JPG
















通常北米で発売されているDVDには英語字幕がついているものはあまり多くないのだが、このドラマは1930年代(スタインベックの「怒りの葡萄」の時代)のアメリカの下層社会(巡業見世物小屋一座)で生きる人々(カーニーと呼ばれている)を描いており、彼らの使う言葉が独特なせいなのか、うれしいことに英語字幕付きのDVDセットだった。

字幕なしでもなんとかなった「機甲戦虫記LEXX」に比べ、聖書に出てくる言葉の知識が必要なこのドラマは、字幕なしでは私にはついていけなかった。何度も映像を止めては字幕を読む。知らない単語は調べるという繰り返しで、なんとか最後まで見終わることができた。

このドラマの主演が、つい最近も奇行でネット上でも話題になっていたニック・スタール。なかなかいい仕事ぶりだったので、日本の公開映画での彼(T3)しか知らない人には、こういう演技もあるよ、ということで彼を擁護しておきたい。

内容は善と悪の戦いと単純化したいところだがそうでもない。ニック・スタール演じるベン・ホーキンスは生き物を癒す特殊能力の持ち主なのだが、それは、その能力を発揮するためには「等価交換の法則」のようなもの----鋼の錬金術師を連想したかな?----が背後に働くという、場合によってはひどく苦い結果をもたらす特殊能力の持ち主なのだった。

年明けいつものようにhuluで見ることのできる北米ドラマを検索していたら、なんと日本版はないはずの「カーニバル」がリストにあるじゃないか。とんでもなくびっくりした。あらためて日本版のDVDが発売されたのだろうかとネット検索してみたが、やはり出ていないようだ。

ということは

「huluでないと日本語字幕版の『カーニバル』は見ることができない」

のだった。すごい。日本のレンタル商売を飛び越えて、こういうことが実現できるようになったんだね。調子に乗ってもしやと思い、「機甲戦虫記LEXX」も検索してみたが、こちらはリストになかった。

ニック・スタールのファンが日本にどれだけいるのかわからないけれど、もしアナタが彼のファンなら、ぜひこの北米ドラマは見ておくことをお勧めする。

なお表題の「LET'S SHAKE SOME DUST!」はこのドラマで覚えたお気に入りの表現で、仲間に出発を促すサムソン(マイケル・J・アンダーソン)の決め台詞である。
 
Posted by バウンドヘッド - 2012.12.04,Tue
先月のことだけど、yahooのプレミアム会員だとGYAOでフリンジのシーズン1がまるまる見られることを知り、一気に見てしまった。最近はずっと映画も見ず(といってもレンタルね)、LOSTを最後にレンタルで北米ドラマを見ることもしばらくなかったので、ひさびさのはまり具合だった。

huluというのが月額980円で北米ドラマ見放題って話だったので、つい仮契約(2週間タダで見放題)しちゃったんだけど、なんだよ、フリンジはシーズン1までしか見られないじゃないか。ということでがっかりして、いつものようにゲオでシーズン2以降は借りて見ている。かわりに「ユリーカ」をずっとhuluで見ている。

まあフリンジのシーズン2以降が見られないにしても、huluではほかにもいろいろ見てみたかったものがたくさんあるので、980円で見放題ならアリか、ということで、このまま仮契約を本契約に以降させるつもりだ。

フリンジもまたエピソードをミュージカル仕立てにしたり、アニメ仕立てにしたりと、ぶっとんだことをしている。以前「機甲戦虫記レックス」にはミュージカル仕立てになっているものがあることは報告したけど、北米の制作者たちは「ドラマで遊ぶ」のが好きだね。「キングダム・ホスピタル」でもミュージカル場面があったよね。

主役のオリビア・ダナム(アナ・トーブ、エストニア系オーストラリア人だって。vで終わる苗字だったのでロシア・東欧系だろうと思っていたよ)が陰影のある役柄でいいよね。

シーズン2のミュージカル場面ではウォルターの助手をしているアストリッド捜査官の歌のうまさにびっくりした。さすが黒人系だよね。

だけど一番びっくりしたのは、シーズン3の「絶滅」という昆虫に関するエピソードで、向こうの世界のもうひとりのオリビアが使ったグラスだった。

「あ、これ、いつもオレがコーラを飲むときにつかってる100円ショップのグラスじゃん、わーい、いっしょだ、いっしょだ」

向こうの美術スタッフはいったいどこから、このグラスを仕入れてきたのだろうか。とにかく無性にうれしかったので、
皆さんに証拠写真を見てもらうことにした。

glass1.JPG
















同じデザインだよね。

フリンジが始まったとき、「Xファイル」の二番煎じじゃん、と感じた視聴者がたくさんいたんじゃないかと思うけど、このドラマ、エピソードが進むにつれ、独自性を増していったように思う。シーズン2の冒頭ではXファイル部門がフリンジ部門と並存しているという設定になってて、この設定はシーズン1で聞かれた「Xファイル」との類縁性批判をあえてしゃれにしたってことだろう。

アナ・トーブの独特の身体表現が妙に気になる。たとえば、「くちびるをちょっとゆがめて頭をかるく上下にゆらす癖を持つ女」としての演技(これはドラマ中でいつもやってる)、それからあちら側のオリビアでは「手足を大きく前に振り出して、踊るように蹴るようにして歩く癖を持つ女」を演じている。両手を腰にあててすくっと立っている姿はまさに「いて座の女のポーズ」(実際の設定では、いて座生まれなのかどうか知らないが)。「演技」を見ていて「その振る舞いから、なんとも形容しがたい不思議な気分」が呼び起こされる経験をしたのは初めてじゃないかと思う。でもその「何か」ってのがいまだにわからずもやもやした気分のままなんだけどね。
 
Posted by バウンドヘッド - 2009.08.13,Thu
「ウルトラQ」という名作は、しばしば見直したくなる。実際私はふと思いたったとき、それを見直しているのだが、同じように見直したくなるドラマが、2004年に制作された「ウルトラQ dark fantasy」だった。全26話のうち、特にお気に入りのエピソードは第15話の「光る舟」と第17話の「小町」だ。

「光る舟」は、あの寺島進が、実は「コメディと相性がいい」ということを発見したエピソードだった。私はそれまで彼のことは北野武監督の映画で見たものしか知らなかったので、「いい発見をしたなあ」とかなりうれしかったのを覚えている。

このエピソードの冒頭、子どものなぞなぞ遊びの答に悩む遠藤久美子の問いかけが視聴者になされる。視聴者はときどき挿入されるそのナゾナゾの答への関心を心の片隅に保ちつつ、このエピソードの独自の問題の解決をエピソード終了まで追っていくことになる。で、「ところで、あのナゾナゾの答は何だったの?」と当然出てくるであろう視聴者の心残り(未解決感)を、最後の最後で「言葉」としてではなく、「映像」として視聴者の前に示して解決させて終わる、という粋な演出を原田昌樹監督がしてくれる。 言葉を期待している視聴者は「答が示されていることに気がつかない」ということもありうる面白い演出方法だった。

光る舟
hikarufune02.jpg















「小町」は「僕の彼女はサイボーグ」系の話だ。「僕の彼女はサイボーグ」では主人公の男は最終的には「人間の女」と結ばれる。だが「小町」の主人公の堺雅人は、本当にアンドロイドの小町と結婚してしまう。まさに「イヴの時間」というドリ系話の先駆的作品なのだった。

ヒロイン役は、長澤奈央。私は彼女のことはそれまで知らないと思っていた。実際顔はこのドラマで初めて知ったのだが、あとでネットでチェックしてみると、あの「ダイバージェンス・イヴ」のぶっとんだ----エピソードのシリアスさとはウラハラのという意味で----EDテーマを歌っている人だということが分かって「ああ、そーだったのかあ」と感慨深かった。

小町
komachi03.jpg














小町は不動産屋に勤める主人公の堺雅人が通うラーメン屋で働く娘であった。ラーメン1杯350円というのを見て、「いまどきないよなあ」と思ったのを覚えている。

今回は特に2作品だけを強調したが、もちろんほかの作品も皆捨てがたい魅力を持っているエピソードばかりだ。このシリーズを未見の人には、ぜひお薦めしたいシリーズである。もちろん旧作を先にクリアしておくと、この新シリーズの引用もとが分かって、より楽しめることは言うまでもない。

p.s.1 「小町」でラーメン屋の店主役をしていた奥村公延は、旧作のウルトラQの第10話にも列車の運転士役として出演しているネ。

p.s.2 ウルトラマンの科学特捜隊は、石井伊吉(=毒蝮三太夫)を除いて、ウルトラQの出演経験者たちから選抜されたんだネ。

p.s.3 ドリ系と言えば、「RD 潜脳調査室」の蒼井ソウタ----蒼井ミナモのアニキ----も忘れちゃいけない。
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一応ロックファンですが、でも実は70年代のアコギものLPもよく家で聴いてます。邦楽だと日暮しの『ありふれた出来事』、洋楽だとアメリカの『名前のない馬』が、私のイチオシ・アルバムです。
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