"怪異な出来事"カテゴリーの記事一覧
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先日、午前中に電話がかかってきて、最近の買い物について質問されるという出来事がありました。
実は、そういう展開は今回で2回目です。
1回目のときはカード情報の入力作業をした時点で「ここやばいサイトかも」と思いましたが、案の定盗まれました。
だいぶ以前の話ですが、古書を探していたのです。
アマゾン、ヤフオク、メルカリ、どこを探してもなかったので、ポータルサイトの検索欄で書名で検索したら、販売中の写真が出てました。それで「そこ」へ赴いてカード情報を入れてしまったわけです。
入力させられただけで、「何もおきません」でした。案の定、「おかしな買い物が複数ある」と後日カード会社の担当者から電話がかかってきて、カード情報を変えることになりました。
今回のは別のカード会社の女性担当者からの電話でした。2月中の買い物について、あれこれチェックされました。
「最近、カード情報を入れて買い物をしましたか?」
よくよく思い出してみると、確かにありました。
英文の音声をテキスト化したかったので、CyberLink社のMyEditというウェブ上で操作できるソフトの権利を1か月分(1280円)購入したときに、カード情報を入力したのでした。
とすれば、ここから流失したとしか思えないじゃないですか。
なかなかいいソフトでした。1年プランで払ったほうがずっと安いので、1か月の期限が切れたら、1年プランの契約をしようと思っていたんですが、こういうことがあったので、とりあえず思いとどまってます。
疑われたCyberLink社はいい迷惑でしょうねえ。過去のカード情報登録行為のなかに自分が忘れているものもあるかもしれないし、詐欺師側は情報をすぐに利用せずに1年間ほど「寝かせて」から使った可能性だってある。
実は電話がかかってくる前日、奇妙な夢を見ていました。
余りにも奇妙なので、「なんだろう、病原菌に侵入され、それを別の手段で撃退するとか、そういう暗示だろうか」と思って、あまりいい気分ではなかったのですが、カード情報を盗まれて、買い物をされた、ということが次の日判明して、「あ、このことだったのか」と思いました。
私は夢の中で、自宅の(といっても実際に住んでいる家とは違うんですが)縁側に立っていると、なにやらガラの悪そうな半グレみたいな作業員たちが、せっせと縁側の前の庭に物を搬入しているじゃありませんか。
「何やってんですか、あなたたちは。そんなもの、注文した覚えはないですよ」と抗議するのですが、相手にされません。
どうしたものかと思っていると、場面が変わって自宅の玄関先にりっぱな黒塗りの車が2台やってきて止まりました。黒服に身を包んだやくざのような男たちがふたり車から出てきました。私の母が知り合いの「やくざ」に対処を頼んだので、出向いてきたというのです。
やくざって半グレの上位互換じゃありませんか。庭で迷惑なふるまいをしていたガラの悪そうな連中がやくざに制されるという今回の夢が、詐欺師たちとカード会社との攻防の象徴であるならば、カード会社って「そんなところ」なの? と思って、「まさかねえ、詐欺集団はやくざのように怖い人たちを敵に回しているんだろうか、それがカード会社(が契約している問題対処請負の外注会社?)まさか、それはないよなあ」などとと思ったのでした。
最近は毎日のようにヤフーメールに未契約会社も含め、いろんな会社名義の「更新案内メール」がやってくるようになってます。みな迷惑メール行きににはしてるんですが、「ほんと懲りない連中」ですよねえ。
皆さんも、ますますお気をつけください。 -
夕方、眠くなってしまったので、ベッドのなかでうとうとしているうちに眠り込んでしまった。
すると、「姉だが妹だかに子供が生まれた」という知らせが入った。というより「分かった」という感じだった。姉(または妹)にはすでに子供がひとりいたのだが、二人目が生まれたという「予備知識」も自分のなかには存在していた。
その知らせは、「どこ」から、「誰」から来たのかは判然としない、ただ直感的にそういう段取りで夢が始まった。
ちなみに現実の私には姉も妹もいない。私は夢の中で、その子に会うために、姉だか妹だかの家に行こうとしたのだった。
私が「その子」と対面すると、それは人間の子供の姿をしていなかった。
「えっ」と思ったのだが、別段恐怖心などは感じず、それどころか私は、「ああ、これは、件(くだん)というやつではないのか、じゃあ、質問をしなきゃ」と思ったのだった。
ちなみに、「件の」を「くだんの」と読むという受験勉強的な知識は前からあったが、「件」と書いて「くだん」と読む「魔物のような何か」の存在について私が知ったのは、たしか『新耳袋』シリーズにおいてだったと思う。
けれども、一般に流布している魔物としての「くだん」というもののイメージが曖昧だったので、目が覚めたあと検索をしてみたのだが、いろんな図像を眺めながら「あ、これだ」と思ったのは、以下の写真だった。
色はまさに写真のような感じだったが、顔はもっと牛に近かった。
上の写真は地べたに伏しているが、夢の中の件(くだん)は四つ足で立っていた(以下ペイントでラフに描いてみた)。夢の中ではもちろん背景もあったのだが、ぼんやりしていてはっきりしない。何か(白い自動車の右側?)の隣に接近して立っていた。右半分は向こうまで奥行きがあったが、街中であるということは覚えているが、土地の様子ははっきりしない。
「くだん」は予言をする、という話が頭に浮かんだので、私は質問をしようと思い、「私の未来はどういう感じになるだろうか」というような趣旨の問いかけを「その子」にした。
「その子」は何かをもごもごと言おうとしていたが、私には何を言っているのか分からず、結局、私の将来についての明確な返答は得られなかった。
ただ「あなた個人の将来は範囲外、そういうたぐいのことは言えない」的な感じの返答にも感じられたので、「なんか困った風な顔つきだったのは、そういうことなのか」と思い、なおも「その子」と顔を突き合わせていたのだったが、突然、スマホの音が鳴って(母からだった)、私はベッドから起き上がってしまい、そのまま夢の世界から日常世界へ帰還してしまった。
電話での会話を終え、部屋に静寂がもどると、「さっきの夢はなんだったんだろうか」と思ったので、ネットで写真を検索し、将来参照することもあるかもしれないと、このように、夢の報告記事を「自分用」に残しておくことにした。
P.S. せっかくなので夢繋がりで、「件の夢」の2、3日前に見た夢も報告しておこう。
松本人志が出てくる夢である。登場人物たちはみな黒服を着ていて、まるでマフィアあるいはやくざの集まりのように見えたのだが、お笑い芸人たちの集まりのようでもあった。
巨大なステージの上で行われている、何かの会合のようでもあり、ジャッジの現場でもあるようだった。右側に黒服の芸人たちが並んでいる。
ある茶髪で長髪の若者(後輩芸人の一人か?)がいて、松本人志がその若者に歩み寄って、「ほんとに申し訳なかった」といって彼に抱き着いて、涙を流しているというものである。
何かこの事件の背景を暗示していたのだろうか。だとしても、なぜ私がそんな夢を見る必要があるか、寝ても起きても世界は分からん事ばかりだ。 -
今回は「怪異な出来事」カテゴリーの話です。
「怪異な出来事」テーマで最後に投稿した日付をチェックしてみたら、2018年だったので、ずいぶん長い間投稿してませんねえ。小さな「あれっ、なんだろ、この現象?」体験なら、ちょくちょく発生はしてるんですが、他人が読んでおもしろいものなのかというと、それも疑問でして。
とはいえ子供時代以来こんにちまで体験してきた小さなあれやこれについて、やっぱりふと思い出して「あれって何だったんだろう」と思っちゃいます。というわけで今回は子供時代の思い出話です。
見間違いなのか、誤解釈なのか、幻影なのか分からないドッペルゲンガー体験は2回覚えてます。
ひとつは小学生だった時代。何年生の時だったのかはっきりしないんですが、低学年ではなかったと思います。季節は暑い時期だったのでしょうか。
学校が終わっていつもの通学路をとぼとぼ一人で帰っていたら、向こうから自分の顔をタオルで拭きながらオヤジが歩いてくる。「えっ、おとうさん?」と度肝を抜かれて、「でも、なんでこんなところにおとうさんが一人で歩いてるの」という思いが即座に浮かんだので、心はすでに身構えている感じになってるわけです。
当時の父は九電工の社員(電気工)で、チームを組んで、でかいトラックに乗って移動し、山奥とかに電線を架けにいくような仕事をしてましたから(以下ネットから取ってきた参考写真)、電気工の姿をした父(ヘルメットはかぶっていなかったです)がひとりでこっちに向かって歩いている事象そのものが受け入れられない状況として私には映ったんですね。
「あの人、ほんとにボクのおとうさんなのかな」という疑問が沸き上がってきて、そのために「違っていたら恥ずかしいな」などという気持ちも沸き上がって、「お父さん」と声をかけるのがすごく怖くなってました。
だから、「ボクに気がつくかな」と思いながら、ずうーと「その人の姿」を目で追いながら歩き続けたんですが、とうとうすれ違ってしまいました。「その人」は私のほうを一度も見ないで通り過たのでした。
振り向くとちゃんとその人はいて、なおも向こうへ歩いていくので、私は気を取り直して向きを変え帰路につきました。
その日の夜、いつものように父は仕事から帰ってきましたが、その日あったことを確かめることがなんとなくはばかられたので、結局、話して確かめることができませんでした。
子供時代に印象に残る体験をしたにもかかわらず、体験を心の中で消化できないので、それを親に話さないまま、今では大人になってしまったという人はたくさんいるでしょう。
父はすでに他界しているので、もはや確かめようもありません。なのでいまでも「あれは何だったんだろう」と時々思い出してしまうんです。
もうひとつのドッペルゲンガー体験は、中学2年生のときですね。学校が終わっていつものように通学路を歩いて帰っていたら、同じ学校の制服を着た小集団が向こうから歩いてくる。
今から考えてみると、学校が終わってるのに、なんで向こうから中学生の小集団が中学校のある方向へ歩いていたんだろうって思います。
で彼らの一人に目が行くと「え、オレ?」を衝撃を受けます。「え、オレが歩いて来る」と瞬間思いました。帽子かぶって雑嚢さげてて上から下までそっくりです。で、最後に靴を見たら、おんなじだったので、そこでまたまたショックですよね。でも「まてまて、そんなわけあるか。たまたまオレに似たやつだろう」と思い直して、そのまますれ違い、気を取り直して帰宅しました。
でも、今でも思い出すんですよ、その時のこと。それ以降だって、自分に似た人とすれ違うことだってあったし、でも「あ、オレじゃん感覚」は起こりませんでしたし、似た人を見たという感覚はあるんですが、もはやそのときの様子、どんな服装をしていたかとか、場所とか状況と何一つ覚えていません。その時々でちゃんと区別はできたんですよね。中学生時代の体験を忘れていないということは、「衝撃を強く受けたから」ですよね。
まあ、でも父の件にしろ、中学生の件にしろ、実は「なーんだ、そういうことだったのか」という説明はつくんでしょうね。自分には「そう説明し考えることのできる情報」がないので、ただの思い込みをロマン話にしちゃったってところでしょうか。
ということで、「なんか新しい投稿されてないか」ということで来てくださる方々に気の毒なので、こうやって、つなぎみたいな軽い記事投稿してみました。