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Posted by バウンドヘッド - 2014.12.21,Sun
なのは、ラストエグザイル2期「銀翼のファム」において、なぜクラウスが車椅子姿で登場してきたのかやっと分かったからだった。

前々回、huluで「ラストエグザイル」を見た話は書いたけど、その後、別途2期の「銀翼のファム」も続けてみたら、今度は非常によく話が理解できた。でもなぜ2期の最終回でクラウスが車椅子に乗っていたのか、分からないままでもやもやした日々を過ごしていた。

クラウス車椅子事件は放送当時、ネットでは悪評の渦で、とにかく罵倒ばかりが書き込まれていた。もしクラウスが元気だったら、話の経緯から、シルヴィウスのヴァンシップ隊の隊長はディーオではなく、クラウスがなっていたっておかしくない。でも制作側はクラウスが「活躍」する物語は1期で終わりにしたかったので、クラウスを事故に遭わせて、2期の本編の主要な登場人物からはずそうとしたのかな。制作会議でどんな話がされたのかは分からないけれど、2期におけるクラウスとラヴィの扱いには相当悩んだと思われる。


で、クラウスの車椅子登場について、ネットで根気よく調べたらとうとうYahoo!知恵袋に書いてあるのを見つけた。


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銀翼のファムのエアリエルログに書かれている監督が書いた小説(前作終了後に書いた物)では、グランドストリームで放り出された洗脳されたままのディーオがギルドの残党に回収されて復讐目的でソフィア暗殺に利用されて、その過程でプレステールにディーオを探しに来たクラウスがディーオを止める為に空中戦やって、ディーオがクラウスの機体を銃撃してクラウスの足がボロボロになって更にヴァンシップの爆発の影響で怪我して車椅子状態になったと書かれています。(Yahoo!知恵袋)
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そーだったのかあ。それで最終回でディーオはラヴィが「クラウスが元気になったら、また一緒に飛ぼう」と言ったとき、感極まって思わず涙ぐんじゃたんだな。クラウスはディーオにとっても大恩人だったんだね。

タチアナがシルヴィウスの艦長になるきっかけとなる戦闘が描かれている「砂時計の旅人」が漫画で読めるよ。



この漫画では、タチアナが将来シルヴィウスの艦長になることになる、その経緯の一端が示される。タチアナがヴァンシップの操縦だけではなく、実は戦艦の指揮官に適正があることを示す戦闘エピソードである。

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Posted by バウンドヘッド - 2014.12.05,Fri
huluと契約したのは、もともとは北米ドラマめあてだったんだけど、最近日本のドラマ(「スペック」とか「竜馬伝」はhuluで見たよ)やアニメコンテンツの幅を広げるような努力も見られて、この路線ますます増やしていってほしいと思う。特に地方では深夜アニメを見られない世帯が多いので、新作アニメコンテンツを増やして地方のアニメファンを抱き込むような戦略をたてたらいいんじゃないかとも思う。

huluだと「妖怪ウォッチ」とか「寄生獣」とか最近では見ている。あとは古いアニメシリーズとかも。最近「名探偵コナン」が始まったので、これも見てるよ。

2年ほど前に見て、とても面白くて「ああ2期やらないのかなあ」と思ってた「バンブーブレード」をhuluで見つけて、見始めたら、またまたはまってはまって、最後は「ああ2期やらないのかなあ」という同じ感想。続きが知りたい知りたいという思いが余ってアマゾンにいったら、14巻本の単行本セットが格安で出ていたじゃないか。それで、即買いして、「続き」を見て最後どうやって終わるのかまで見届けたよ。



北米ドラマだと「アンダー・ザ・ドーム」と「パーソン・オブ・インタレスト」がお気に入り。「アンダー・ザ・ドーム」のエンディングでほんの短く流れる制作会社のジングルはどう考えてもピーター・ガブリエルがサントラ(「Passion」)を担当した映画「最後の誘惑」の一曲(Of these, hope)から引用してるよね。

「アンダー・ザ・ドーム」のイメージをもっと壮大に展開していたのが「ラーゼフォン」だよね(というかラーゼフォンの着想をぱくったのかな、米国人が)。ラーゼフォンの場合、ひとつの小さな田舎町じゃなくて、東京全体だったんだからさ。「ラーゼフォン」はサントラCDを買ってよく聴いたもんだった。

そしてなんと「ラスト・エグザイル」がhuluで始まったよ。また見なくっちゃね。
huluの契約切らなくてよかったよ。

Posted by バウンドヘッド - 2014.11.02,Sun
アニメ作品が実写物ともっとも異なっている不思議な点は、演者の声が鑑賞者に残す音楽的というか、音色的効果だと思う。

たとえば、「ブルース・ウィリスの声ってどんなだっけ?」と思えば、「そうそう、あんな声だよな」とすぐ思い出せる。けれども映画を見ているときには、決して自分はブルース・ウィリスの声(独特だよね、彼の声って)を音色的に追いかけて(鑑賞して)いないのだ。もっぱら身体的演技と言葉の意味(字幕でだけど)を追っている。

けれども、アニメ作品になると、自分へ向けて立ち上がってくる個々の声の(というよりむしろ、それは個々の音色の差異)は鑑賞している自分にとって、作品全体のよしあしを決める材料のひとつになるほどに重要度が増す。

なぜなんだろう、と不思議に思う。

比喩的に言えば、次々に鳴らされる楽器の音色を聞いて「これはクラリネットの音、これはコントラバスの音」というように、アニメでは声優の声を聞いて音色の質そのものをアニメでは味わっているようなのだ。

 
ちょっと前に「世界征服~謀略のズヴィズダー~」というアニメがあったが、そこに登場してきた星宮ケイトという幼女の声が、いままで聞いたことのないタイプのものだったので、ものすごく印象に残った。



彼女は変身するとヴィニエイラ様になる。




星宮ケイト役は久野美咲という若手(21歳)の声優さんだった。とってもとっても面白い声だなあと思った。

そんなこんなしているうちに最近「七つの大罪」というアニメが始まって、なにげなく見始めたら、なんとホークという名前のしゃべる子豚が出てきたではないか(しかも「突っ込み担当」である)。




「あ、星宮ケイト(じゃなくて久野美咲)じゃん」と思い、チェックしたらやっぱりそうだった。

第4話における「このブタ野郎が」というホークの名セリフ(メリオダスの「ブタはお前だろ」という軽快な突っ込みあり)、は生涯記憶に残るに違いない。まさに「星宮ケイト・イン・ホーク」なのだった。

「世界征服~謀略のズヴィズダー~」と「七つの大罪」をつなぐものは何だろうか。

そう、監督さんが同じなのだった。

ということで、ここでは、「ホークの役を久野美咲にやらせることを思い立った人は、すばらしいセンスの持ち主であるな」と主張したいのだった(やっぱり岡村天斎監督が選んだのだろうか)。

ということで、今期、「七つの大罪」は楽しみなアニメのひとつになった。

p.s. 「世界征服~謀略のズヴィズダー~」では、テキスタイルデザインというんだろうか、大理石の模様のような(室内壁紙用デザインのようなアレね)背景描写で埋め尽くされていたけれど、まったく違和感がなかったのはすごいと思う。それはその大理石模様が「動かない建物や道路」にしか使われなかったからだろう。これまで見てきたテキスタイルデザイン系の模様が導入されたアニメは「衣服」など動くものに貼り付けられていて、自分にはものすごく違和感があった。初めてテキスタイルデザインにもちゃんと「アニメの中で自己主張しない使い道」があったんだと認識させられたアニメでもあったね。

p.s.2 久野美咲がやってるログホライスンのセララ役もまた別種の趣があっておおいによいね。にゃん太さんフィギュアがほしいけど、ネット検索しても、あの独特のポーズ(二刀流で左手の剣を背後から突き出す)のモデルは出でなさそう。んー残念・・・・・。
Posted by バウンドヘッド - 2014.10.26,Sun
最近、huluで今年の夏アニメだった「ばらかもん」を一気見した。

幼女(琴石なる)が大のオトナを人間的に成長させる話だった。もちろん幼女はそんな意図なんかこれっぽっちも持っていないけど、周囲に無意識に発散しているものの力は絶大なのだ。彼女はお人形遊びなどには関心がない、どちらかというと野生児のような、つまり悪がきの男の子のような女の子なのだった。

琴石なるの声とその演技を聞いた瞬間、「えっ、誰、声優さん」とすぐに思わざるをえなかった。うん、この声はいい。EDテーマのクレジットで名前をチックすると原涼子という知らない名前だった。

それでネットで調べたら、9歳の子役声優だった。




だよなーと納得した。本物の子供の声にはミルクのような「ふわっと成分」が濃厚に含まれているからなあ。きいていると実に心地がいいのだよ。

ということで、これは超お勧めのアニメ。

アニメの世界にはたくさんの、ハイジ効果を持つ超能力少女が登場してくる。これまでにも「ハイジ効果」についてはいろいろと語ってきたので、興味のある人は当ブログの記事検索に「ハイジ効果」って入れて読んでみてね。


p.s. 「一気見」といっても一日で全12話を連続再生して見たって意味じゃないですよ、もちろん。

Posted by バウンドヘッド - 2014.09.10,Wed
夏アニメでは「ケロロ軍曹」のショートバージョンの「ケロロ」が深夜枠で放送されたのがうれしい。かつ、huluでは、いま大人気の「妖怪ウォッチ」で深夜に毎回笑っている私なのだった。

とくにうれしいのは、私が大ファンの小桜エツコの、あの独特のトーン(ジバニャンやってます)を毎回堪能できることだった。



写真はジバニャンとタママ二等兵。

初めて小桜エツコを認識したのはケロロ軍曹のタママ二等兵だったけど、彼女の声を聞くと、なんかウキウキするのだった。

妖怪ウォッチのOPテーマってかなり強烈に耳に残るけど、さらに監督さんの遊び心が全開だった12話のOP特別バージョンは最高だったね(25、36話でも流れる)。これ以上言うとネタバレになっちゃうから、くわしくは書かないけどさ。何度聞いてもウケる。

「妖怪ウォッチ」はちゃんと1話目から順を追って見ないと面白さをまるまる楽しめないよ。だからこのアニメに興味を持ったなら、しっかり最初から見ようね。


p.s.1 主人公のケータ役はヒロイン役の多かった戸松遙。もちろん「いつもの声」じゃなくて声帯をいじって発声している。ニューチャレンジだね。

p.s.2 昔このブログで「カレイドスター」のジョナサンに言及したけど、アウアウ声をやってたのって、小桜エツコだったんだよ、エーッ。

p.s. 3 実を言うとhuluで「妖怪ウォッチ」を見る前は「hunter × hunter」を見てたんだけど、ズラ弁というか東北弁?を話すコムギって女の子が出てくるんだよ。「妖怪ウォッチ」にもコマさんというズラ弁をしゃべるキュートな妖怪が出てくるんだけど、初めてコマさんのズラ弁を聞いた時、「あれっ、なんか似てね?」ってコムギちゃんのことを思い出してね。それで声優さん調べてみたら、両方とも遠藤綾じゃん。エーッ。

なんか関係あんのかな、キャラクターヴォイスを制作側が選ぶに当たってさ、きっとあったはずだよね。「ズラ弁ならあの遠藤を呼べ」みたいな制作会議とか。




Posted by バウンドヘッド - 2013.11.20,Wed
冬期の深夜アニメがいろいろと面白い。
なかでも今一番楽しみにしているのが弱虫ペダル。




自転車通勤を始めてもうすぐ一年になるけど、自分自身が長いブランクの期間を経て高校・大学生以来の「自転車乗り」をやってることもあって、なかなか興味深い。

自転車通学をしている中学生・高校生は地方なら当たり前だし、彼らは雨の日も風の日もめげずに学校に通っている。自分も昔はそうだったしね。

ただし現在の私の場合、あんまり雨風が強い日は、カッパモードもあきらめて、車ででかけるズルも実はやっている。でも宮崎県って結構晴れの日が多いので、ほぼチャリ通ですよ。

おっさんになって改めて自転車に乗るようになると、もう少し値段のいいスポーツ自転車だってほしくなるというもの。といってもロードレーサーのような自転車に乗りたいというわけでもない。だけど20段変速自転車ってどんな感触なんだろう、一度乗ってみたいよなー、とか思ったりもする。

車から自転車になって一番変わったのは、ほかの自転車乗りに視線が行くようになったことだった。特に見たことのないようなデザインの自転車を見かけると観察してしまう。Gパンに雑のうみたいなショルダーバックを背中にさげた学生さんかと思われるオネーサンがマウンテンバイクに乗ってすごいスピードで追い抜いていくのを見て「おー、スゲーなネーサン、カッケー」とか思うわけです。

そういうわけで、ときどき思い出したようにネットで自転車販売サイトなどを眺めて暮らしていたのだが、そんな最中での「弱虫ペダル」だったので、なんかすごくタイムリーだった。

というわけで、今すごくほしい自転車(黄色いど派手自転車)があるんだけど、買おうかどうか迷っているところであります。

もともと運動不足解消も兼ねて自転車にしたわけだし、走行が今より楽になるようだとかえってマイナスではあるよね。基本通勤で使うだけだからね。

防寒ということにも気が回るようになった。自動車時代はまるで考える必要がなかったからねえ。これからもっと寒くなるし、これはいいやということで目だしマスクみたいなものも買いましたよ。これといい、ネックウォーマーといい、もし自転車に乗らなければ、一生身に着けなかった代物に違いありません。


今はこんな感じ。耳まで隠れるニット帽にネックウォーマー。とくにネックウォーマーの効果がこれほど絶大だとは去年の冬にこれを使い始めるまでは知らなかった。で、今年の真冬はニンジャ覆面帽の上にニット帽をかぶるのだ。



東京では自転車通勤の者が増えたという記事を以前ネットで見たけど、そのきっかけが東北の大震災だったというのが意外だった。健康とか節約とかいう理由より多かったとか。「東京マグニチュード8.0」っていうアニメは大震災の前だったっけ? その後、実際に東京の交通機関がマヒするという実体験をして、東京の通勤人は防衛のために自転車に乗るようになったという話。

でもこの時期に自転車乗りになる人はきっと「弱虫ペダル」に影響された人たちだろう。私が最近「新しい自転車がほしい」と切に思うようになったのも、きっとこのアニメのせいだよな。

p.s. だからといってクイーンの「バイスクル・レース」を特に聴きたくなったことがなかったのが不思議だな。「私は自転車に乗りたい」という歌詞から始まる、あの歌のことですよ。

p.s.2 というわけで、結局、クロスバイク、ネットで買っちゃいました。ブランド品ではなく、メイド・イン・チャイナの安物(GRAPHIS GR-001)だけど、姿が美しいので(タンチョウヅルみたいじゃないですか)OKです。






ということでタンチョウヅルが天翔る姿


自分が乗っている装備もまんま写真の通りなんだが、ハンドルにそれまで使っていたライトと時計をつけた。もともと車で使用していたデジタル表示時計を、自転車の反射板を加工して(反射鏡部分を捨てて)取り付けることができたのがうれしいハプニングだった。以前からずーとこんなアタッチメントがほしかったのだよ。


今まで乗っていた20インチの自転車は同じ6段変速だったけど、まったくスピードが出ない自転車だったんだなとしみじみ感じているところ。自転車は12月5日(木)の夜に着き、仕事が終わったあと、ハンドルやフェンダーを取り付けて、その日の夜に乗って帰った。
Posted by バウンドヘッド - 2013.07.18,Thu
現在「とある科学の超電磁砲S」が放送中だが、このアニメが始まったのを機会に、また「とある魔術の禁書目録Ⅰ・Ⅱ」と「とある科学の超電磁砲Ⅰ」を続けて見直してしまった。

とにかく何度見ても面白くて、ついつい最後まで見てしまったのだった。2期の「とある科学の超電磁砲S」は「とある魔術の禁書目録Ⅰ」の小エピソードの拡張版なので、すでにファンにとってはネタバレ状態で見なくてはならないという「感動の減圧装置」が働いていることがすこし残念ではあるが、それでも面白いことには変わりはない。

この一連の作品に登場してくる人物たちのキャラ立ち度はまさに異常で、ほんとに愛すべき人物に満ち溢れている。

なかでも白井黒子は彼女の声を担当している新井里美の演技とあいまって、その存在感は群を抜いている。

かわいらしいミニミサカ
が発する「ミサカはミサカは」という独特の話法の発明のすばらしさ。miniミサカが「とある魔術の禁書目録Ⅱ」で探しにきたアクセラレータに遠くから手を振る場面は最高の場面だ。




そして135cmの
月詠小萌が上条当麻が通う高校の先生であるという衝撃。まったく驚きのキャラばかりじゃないか・・・・・

最近、
「とある科学の超電磁砲S」に登場してくるItemという裏世界の仕事人たちと御坂美琴との対決を見たあと、改めて過去の作品を見直していたら、「とある科学の超電磁砲Ⅰ」ですでにItemのキャラが4人ともほんの一瞬ではあるが登場していることを発見した。彼女たちが登場するのは第12話の「AIMバースト」である。

レベルアッパーの副作用で昏睡状態に陥った学生たちを覚醒させるために街中いたるところに流された音声に聞き耳をたてるシーンである。彼女たちは、聞き耳を立てる他の街中の市民たち同様モブキャラの一部に紛れて一瞬だけ登場するのだが、これがまさにシリーズをまたいだ伏線だったわけだ。





「とある魔術の禁書目録」のⅢ期が実現することを期待している。
Posted by バウンドヘッド - 2013.05.13,Mon

調べてみると、matryoshkaの「Monotonous Purgatory」について書いたのが、2008年のことなので、もうずいぶん昔のことなんだけど、この曲のmusic videoが存在することを本日まで知らないで暮らしていたのだった。

この楽曲に合わせて、アニメ作家の銀木沙織がアニメーションを制作している。そこで描かれているのは、
 
「荒涼とした世界で眠りと死(埋葬)と目覚めの表象を繰り返している少女の姿」
 
だった。 ということで、今回は音楽カテゴリーではなく、アニメ・カテゴリーで、この銀木沙織作品について書いていきたいと思う。(以下はアニメの内容のネタバレなので、知りたくない人は先にリンク先のYouTubeでアニメを見てください。)

matryoshka - Monotonous Purgatory (MUSIC VIDEO)

ここで描かれているアニメーションが、私がかつてこの楽曲と題名(マナータヌス・パーガトーリ)から連想したイメージ(眠りと死と天使)に重なる部分を感じて、なんだか心をジンとさせながら、何度も見直していた。

あの世にいくと案内人が現れるとよく聞くけれど、このアニメのなかにも「彼女を星空のもとへ連れて行く友達のような存在」が現れる。もしかしたら、それは天使だったのだろうか? 本当のところは分からない。

古びた病院のような建物の屋上で彼女はたくさんの流れ星を見る。だが彼女はその後、融けたようになって消えるのだった。ベッドの上から融けて消えたように。

彼女は埋葬され、森のなかで目覚める。そしてこの物語の始まりと同じ道をたどって、アパートに戻るとふたたびベッドで眠りにつくのだった。

このアニメを見る者は、なにか心にうごめくものを感じずにはいられない。ただそれが何なのかうまく言葉にできる人はいないんじゃないかとも思うのだ。

p.s.1 実を言うと20代のころ、「夢かうつつか定かでない意識状態のなかで繰り返される反復行為」を短いながらも本当に経験したことがある。

物憂い感じのする日差しの照っている午後、自宅にいてステレオから音楽を流しながら、その前に寝転がっていた。無性に眠気を感じる。ちょっと音が大きすぎる感じがするので、体をねじって半身だけ起き上がってアンプのボリュームに手をかけて右に回した。

心なしか音が小さくなった気がしたので、それでまた同じ体勢に戻って寝転がってうとうとしていた。だが気がついたのだった、「音が小さくなってない」。おかしいなと思いながら、また同じ体勢になって、さっきと同じようにボリュームに手をかけて寝転んだ。すると、また「あれ、やっぱり音がちいさくなっていない」。

そんなことを4,5回繰り返したと思う。いったいどういうことか分からなかったが、「もうこれは絶対おかしい」と思い、さっきまでの中途半端な体勢を取るのをやめて最後に完全に体を起こして、ステレオアンプの前に座りなおし、ちゃんと確認しながら音を絞った。すると今度はずっと音量は下がったままだった。「自分は夢を見ていたんだろうか。でも、どこからどこまでが夢だったんだろう。自分の意識、というか記憶の中ではすべての行為が連続していたじゃないか。こんな不思議なことがあるんだろうか。そのときそんなふうに思ったけれど、もはや今日まで同じことは二度と起きなかった。

p.s.2 だが別の不思議なことが起こった。これも物憂い感じのする午後のことだったが、同じ家、同じ場所で目を閉じて寝ころんでいたら、額の上に白く光る両手が一瞬現れたことがある(この話は既出だったね)。それは蛍光灯のような色合いの、ぼっと輝いている感じのてのひらだった。とにかく20代のころ住んでいた家は不思議なことばかり連続して起こる家だった。(さらに知りたい人は「怪異な出来事」カテゴリーに飛んでください)。

p.s.3 ふと思い出したのだが、押井守監督の「天使のたまご」をみると、「マナータヌス・パーガトーリ」状態に陥っていると思われる人々が出てくるよね。

p.s.4 LEXXシーズン3で出てくる海上に浮かぶさまざまなタウンに「死んではまた現れる」を繰り返している人々も、やっぱり「マナータヌス・パーガトーリ」状態だね。彼らは最終的に地球に転生するけど。

p.s.5 黒澤明監督の「乱」で、荒涼とした大地にさ迷いこんだ一文字秀虎(仲代達矢)が叫ぶ、「ここは無間地獄か」。という具合に、銀木沙織さんのアニメーションを見て、実はさまざまなことを思い出したのだった。

p.s.6 「ダークシティ」という映画は傑作だと思う。ここにも輪廻転生というか生まれ変わりのアイデアは使われているけど、ネタバレになるので詳しく語るのはやめておこう。この映画のラストシーンのイメージがどことなく押井監督の「天使のたまご」のラストシーンに重なる。

p.s.7 「一生の?お願い」という映画では主人公はこの世で生きることそのものが「マナータヌス・パーガトーリ」だと感じたんだろうな。

Posted by バウンドヘッド - 2013.03.31,Sun
この3月下旬にようやく待望の「ガールズ&パンツァー」の11話と12話が公開された。

去年の秋期クールで、女子高生と戦車という組み合わせのアニメが始まった。そのときは「なんじゃそりゃ、そんなありえねー組み合わせで、まともなドラマにできるんだろうか」と半信半疑で見始めたんだが、なんと1話ですでにはまった。

そのときはGYAOで見ていたんだが、もう次週がやってくるのが待ち遠しくて待ち遠しくて。だがこのアニメはクライマックスに達する直前で終了してしまった。そのとき生じた「暗い感情」(絶望感なのだろうか)は、自分が少年時代の大昔、楽しみに見ていたタツノコプロの「テッカマン」が突然終わったときに感じた「暗い感情」と同じようなたぐいのものだった。何かが途中でポキンと折られたショックは結構あとあとまで残るもんだ。少年時代のテッカマン・ショックがオッサンになったいまでも残っているくらいなんだから。

「えっ、なんで、なんで、なんで」

テッカマンは再開されなかったが、「ガールズ&パンツァー」はちゃんと落とし前をつけてくれたじゃないか。
GuP.jpg














監督さんは当ブログでもおなじみの「侵略イカ娘」をやった水島努監督だった。

TS3N0085.jpg
















(もらい物、職場のさるところに飾っております。)

「ガールズ&パンツァー」に熱狂した深夜アニメファンのコアグループたちは、これまたかつて「魔法少女まどか☆マギカ」に熱狂した深夜アニメファンのコアグループたちとはタイプが異なっていると見た。実を言うと自分は「魔法少女まどか☆マギカ」には「血管が振動しなかったタイプ」に属するアニメファンだった。つまりアニメファンといっても、動脈血管を振動せるタイプと静脈血管を振動させるタイプがいるんじゃないかと思う。そういう分類でいえば、「ガールズ&パンツァー」は動脈血管系作品で「魔法少女まどか☆マギカ」は静脈血管系作品なのだと思う。

まあ、しかし、しばしば言っていることだが、シリアスな内容でも「笑いを取りにくる」ところがないと、やはり自分には興味が弱る癖がある、ということも言っておこう。

ガールズ&パンツァーが制作スケジュールの問題で「穴を開けず」に、1話から12話まで、あのクオリティーで一気に突っ走ってくれていたら、世間への衝撃力はもっと増していたはずだと思う。だがもしアナタがまだこの作品を見たことがないなら(むしろラッキーだ)、DVD化されてレンタル店に並んだものを一気見することをお勧めする。

そうすれば放送当時、10話の最後で挿入された「最終回です」という「悲しい告知」は修正されているはずなので、「動脈血管振動の停止状態」に苦悶した多くの「GuPファン」と同じ苦しみを味わわずに済むのである。

作品の舞台となった現実の大洗の駅には「県立大洗女子学園」の戦車道大会優勝を祝う横断幕が出ているという。アニメが日本の人心に及ぼす作用というのはもはや馬鹿にならんのだった。

Posted by バウンドヘッド - 2012.09.10,Mon
ついこのあいだまでGYAOでやってた魔法少女アニメ「シュガシュガルーン」(ユキヒロ・マツシタ監督作)、面白かったよねー。

前回の記事の最後がウルトラマン関連だったので、今回もウルトラマンつながりで書いてます。

「シュガシュガルーン」の作者は安野モヨコさん。私はまったく漫画には詳しくないけど、安野モヨコさんて、基本的に成人向けの漫画を主に描いてきた人ですよね。

「なかよし」に連載されて賞までとっちゃった漫画が原作のアニメです。

で、彼女のだんなが、あのエヴァンゲリオンの庵野秀明。アニメ「シュガシュガルーン」ではOPの絵コンテを仲良く夫婦でこなしてました。OPの演出は庵野秀明がやってます。エヴァンゲリオンといえば、ウルトラマン・オマージュ作品らしい(というようなことをネットのどこかで読んだ記憶がある)。

で、アニメ中に現れた、たとえば、こんなカット

4be2f4a2.jpeg
















これってやっぱり「ウルトラマン・オマージュ」でしょうか? ショコラの絵は実際には左手を突き上げる図になっていて、ここでは初代ウルトラマンの図と比較しやすくするために左右反転にしております。

OPテーマもEDテーマも小西康陽がやってます。これはクレジットみなくても曲を聴くだけですぐに「あ小西さんだ」と思っちゃうような彼らしい曲。




いやー、何度聞いても聞き飽きない。特に聴きどころは、バスドラのリズムと音。ほんとすごくいいですよ。

ショコラ役の松本まりかの独特の声質もとても気に入ってます。この感じは釘宮理恵系かな。それに「クイーンズブレイド」で鋼鉄姫ユーミルの声をやっていた齋藤彩夏の声にまた出会えたことがうれしい(ワッフル役です)。特徴のある声質ってほんと耳に残ります。

感情を担うアストラル体は、それぞれの持つ感情の性質によって色によって区別されるという秘教的な観点から言えば、まさに感情がさまざまな色によって区別されることを示しているこのアニメは秘儀の知識を比喩的に扱っていると言えます。

また悪心を改心させるという物語に内在しているモチーフは、マニ教的なテーマも持っていると言え、少女向けアニメとはいえ、なかなかあなどれない内容を含んでいると言えます。

とはいえ、そういう方面のことに意識を向けなくとも、「シュガシュガルーン」は笑えて、楽しいアニメなので、未見の人にはお勧めしますよ。
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一応ロックファンですが、でも実は70年代のアコギものLPもよく家で聴いてます。邦楽だと日暮しの『ありふれた出来事』、洋楽だとアメリカの『名前のない馬』が、私のイチオシ・アルバムです。
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