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前回の記事の最後をクイーンに言及して終わったので、今回はクイーンから始めよう。
「ロック・ユー」という馬上槍試合(ジョスト)をする騎士を描いた映画がある。
私はこの映画がレンタル店に並んだとき、ほかの作品と一緒に借りて帰ったのだが、いざ見始めると、中世の物語だというのに、いきなりクイーンの「ロック・ユー」がBGMで流れ、そのリズムに合わせて、試合を見に来た観客たちが腕を振って騒ぎ始めたじゃないか。
私はもっと格調高い映画だと思っていたので、「ふざけんなー」と思い、それ以上DVDを再生するのをやめて、結局見ないまま返してしまったのだった。
そして10年ほどの時が経過した現在。冬期のアニメが始まる直前だった。huluで「ロック・ユー」を見つけたので、今度はちゃんと見てみたのだった。かつて中世の騎士の戦いのBGMにクイーンを使う映画に拒絶感を感じたはずの自分だったが今回はちゃんと、しかも楽しく見ることができた。「あー、そういう映画だったのか」とダンスシーンの演出とBGMの使い方などを見て納得したのだった。
その後、「ワルキューレ・ロマンツェ」という馬上槍試合をする乙女たちを描くアニメが始まったのに気がついて、不思議な気分になった。
内容は、まー、百合とパンチラで定番ではあるけれど、日本のアニメ制作者たちは、こんな題材までアニメに取り入れて脚本書くことができるのかい、とそのフロンティア精神の旺盛さに感心させられたわけだった。
実をいうと、西洋騎士の甲冑姿は大好きだ。でもこの時代を描いた映画ってほんとに少ないよね。
huluで「ロック・ユー」を見て、試合前に大声で観衆に向かって騎士紹介をするチョーサーという人物の口上の節回しが面白かった。かつて実際にああいう調子で口上がおこなわれたんだろうか。日本にもフーテンの寅さんみたいな独特の口上を使う物売りがかつてはいたけど、人前で声を出すときには、詩の朗読のように、あるいは歌うように語るというのは、世の東西を問わず歴史的行われてきたことだよね。アマゾンには歌で会話を行う部族がいるよね。ルドルフ・シュタイナーは人類は太古には言葉を歌うようにして発していたと書いているから、現代の散文的なしゃべり方とはずいぶん違ったものだったんだろうね。伝統として伝えられてきた発声法は、そういう古代的なものの余韻なんだろう。
イギリスのシーエクスピア劇なんかを見ると、セリフ回しが独特で、それは日本の歌舞伎と通低するものがあるよね。歌舞伎では女性は役者になれないけど、イギリスの舞台でも一時期はそうだったらしいから、この点でも非常に似ているね。ユーラシア大陸の西の端と東の端の島国であるという点も含めてね。
チョーサーという名前は聞いたことがある、と思って検索したら実在した作家だったんだよね。「カンタベリー物語」という本を出している。それで騎士の話を読みたいと思ってBOOKOFFにいったら文庫版があったから買って帰ったよ。でもこれ抄録でなんと騎士の話は載っていないバージョンだった。なんだよ、それって感じなのだった。
p.s. そうそう「歌うようにしゃべる」ということに関して実は、昭和の子供たちには、さまざまな場所で歌うように声かけを行う風習があったなってことを思い出した。駄菓子屋さんの土間に入る時、友達を家の外から遊びに誘うとき、昭和の子供たちはみな歌うように声をかけていた。それはちゃんと五線譜上で音符にできるようなメロディーを持っていたよ。でも残念なことに、私はテレビ番組でこのような昭和の途中まで維持されてきた「子供社会の伝統」について見たことがない。だから、テレビマンはこれらの記憶が完全に消えてしまう前に、取材をして記録に残しておいてほしいな。PR -
冬期の深夜アニメがいろいろと面白い。
なかでも今一番楽しみにしているのが弱虫ペダル。
自転車通勤を始めてもうすぐ一年になるけど、自分自身が長いブランクの期間を経て高校・大学生以来の「自転車乗り」をやってることもあって、なかなか興味深い。
自転車通学をしている中学生・高校生は地方なら当たり前だし、彼らは雨の日も風の日もめげずに学校に通っている。自分も昔はそうだったしね。
ただし現在の私の場合、あんまり雨風が強い日は、カッパモードもあきらめて、車ででかけるズルも実はやっている。でも宮崎県って結構晴れの日が多いので、ほぼチャリ通ですよ。
おっさんになって改めて自転車に乗るようになると、もう少し値段のいいスポーツ自転車だってほしくなるというもの。といってもロードレーサーのような自転車に乗りたいというわけでもない。だけど20段変速自転車ってどんな感触なんだろう、一度乗ってみたいよなー、とか思ったりもする。
車から自転車になって一番変わったのは、ほかの自転車乗りに視線が行くようになったことだった。特に見たことのないようなデザインの自転車を見かけると観察してしまう。Gパンに雑のうみたいなショルダーバックを背中にさげた学生さんかと思われるオネーサンがマウンテンバイクに乗ってすごいスピードで追い抜いていくのを見て「おー、スゲーなネーサン、カッケー」とか思うわけです。
そういうわけで、ときどき思い出したようにネットで自転車販売サイトなどを眺めて暮らしていたのだが、そんな最中での「弱虫ペダル」だったので、なんかすごくタイムリーだった。
というわけで、今すごくほしい自転車(黄色いど派手自転車)があるんだけど、買おうかどうか迷っているところであります。
もともと運動不足解消も兼ねて自転車にしたわけだし、走行が今より楽になるようだとかえってマイナスではあるよね。基本通勤で使うだけだからね。
防寒ということにも気が回るようになった。自動車時代はまるで考える必要がなかったからねえ。これからもっと寒くなるし、これはいいやということで目だしマスクみたいなものも買いましたよ。これといい、ネックウォーマーといい、もし自転車に乗らなければ、一生身に着けなかった代物に違いありません。
今はこんな感じ。耳まで隠れるニット帽にネックウォーマー。とくにネックウォーマーの効果がこれほど絶大だとは去年の冬にこれを使い始めるまでは知らなかった。で、今年の真冬はニンジャ覆面帽の上にニット帽をかぶるのだ。
東京では自転車通勤の者が増えたという記事を以前ネットで見たけど、そのきっかけが東北の大震災だったというのが意外だった。健康とか節約とかいう理由より多かったとか。「東京マグニチュード8.0」っていうアニメは大震災の前だったっけ? その後、実際に東京の交通機関がマヒするという実体験をして、東京の通勤人は防衛のために自転車に乗るようになったという話。
でもこの時期に自転車乗りになる人はきっと「弱虫ペダル」に影響された人たちだろう。私が最近「新しい自転車がほしい」と切に思うようになったのも、きっとこのアニメのせいだよな。
p.s. だからといってクイーンの「バイスクル・レース」を特に聴きたくなったことがなかったのが不思議だな。「私は自転車に乗りたい」という歌詞から始まる、あの歌のことですよ。
p.s.2 というわけで、結局、クロスバイク、ネットで買っちゃいました。ブランド品ではなく、メイド・イン・チャイナの安物(GRAPHIS GR-001)だけど、姿が美しいので(タンチョウヅルみたいじゃないですか)OKです。
ということでタンチョウヅルが天翔る姿
自分が乗っている装備もまんま写真の通りなんだが、ハンドルにそれまで使っていたライトと時計をつけた。もともと車で使用していたデジタル表示時計を、自転車の反射板を加工して(反射鏡部分を捨てて)取り付けることができたのがうれしいハプニングだった。以前からずーとこんなアタッチメントがほしかったのだよ。
今まで乗っていた20インチの自転車は同じ6段変速だったけど、まったくスピードが出ない自転車だったんだなとしみじみ感じているところ。自転車は12月5日(木)の夜に着き、仕事が終わったあと、ハンドルやフェンダーを取り付けて、その日の夜に乗って帰った。 -
石油ストーブはまだ火を入れてないけど、こたつはすでに使ってますよ。これからの季節よく食べるようになるのがあんまん、肉まん。でも、思い返してみると、あんまん、肉まんをコンビニなんかで買って食べることなんてまずないんだな。これはもっぱら自宅で、しかも秋冬限定で食べている。
ところで、アナタ、あんまん、肉まんを電子レンジで温めて食ったりしていないだろうね? これははなはだおいしくないよね。私はちゃんと蒸して食べているので超おいしいよ。
百円ショップにいけば、蒸し器(写真の小穴のあいた金属の下敷き)が売っているので、せっかくスーパーなんかで買って帰ったあんまん、肉まんを食べるのなら、(ひとり暮らしの学生のアナタも社会人のアナタも)手間を惜しまずに蒸して食おう。ちなみに私の場合、あんまんはお茶と一緒に、肉まんは味ぽんにつけてビールと一緒に食うのが定番になってます。今後石油ストーブを出したら、その上でじゃがいもとかさつまいもとかもふかして食うのです。十字に切れ目を入れたふかしたジャガイモの間にバターをとろかして、それをつまにみビールを飲むんだよ。これもうまいよなあ。 -
最近の四季サイクル、なんだか変だよね。「夏過ぎてすぐ冬来にけらし」だもんな。
秋がねーじゃんみたいな温度変化だよ。
ということで、寒いので、またまたジョイフルの「すき焼き鍋」をよく食べる時期になりました。
昔、「ほっともっと」が「ほっかほっか亭」の看板で営業していたころ、「とりすきうどん」という季節限定メニューが秋から冬にかけて毎年出ていて、これが大好物でよく買って食ってたのに、今は売ってないよね。
がっかりしていたら、去年ぐらいからかジョイフル(九州に店舗が多いファミレス)ですき焼き鍋定食が季節限定メニューで出るようになった。だから去年に続いて今年もジョイフルで「すき焼き鍋定食」(699円)を食うことが増えたんだけど、やっぱできれば安くあげたいじゃないか。
で、今年になって凝っているのが冷凍食品ベースで作る「すき焼き鍋」。
これはイオン系の24時間スーパー、マックスバリューで手に入る肉うどん(167円)だ。今年これを見つけて以来、自宅で深夜過ぎに、鍋にしてよく食べている。肉の量が少しさみしいので、これに100g100円くらいで小分けして売っている牛肉を加えて肉の分量を増やし(水炊き風ではなく、一応すき焼き風に最初に入れてほどよく焼いてます、てかどっちがいいのかな)、ねぎとか豆腐とか、エリンギとかいろいろ加えて(白菜とか高いし、小分けでは手に入りにくいのでパス、でも時々は食べてる)、生卵をといた小皿に取ってごはん(一合めし)と一緒に食うと腹いっぱいで、かつなかなかいける。一応300円くらいで、うまい「すき焼き鍋定食」ができあがる。ので、最近はもっぱらジョイフルじゃなくてこればかり作って食べてる。もー、ほんまにウマイわー。
写真の鉄鍋はダイソーで105円で売ってる品。こたつの上でカセットコンロに乗せて調理しつつ食べる。エリンギとうどんが写真では区別しにくいね。牛肉はうどんの下にたっぷりかくれている。今回は長ネギを小さく輪切りにしたものをつかったけど(これも沈んで見えない)、ときどきぶつ切りにしたタイプも食う。これはこれでうまいよね。
今後の予定としては、最近スーパーでよく目にするようになった市販のすき焼きのタレ(昔は商品そのものが売ってなかった気がする)をベースにうどんもばら売りしているものを使い、さらにナチュラルで濃い味付けを試してみたい。もちろん今回紹介した冷凍肉うどんのタレも十分に味がついていておいしんだけど、ジョイフルの味とは違うんだよな。
ということで今は「すきやき鍋」に凝っていますという近況報告でした。
あ、ミス・モノクロームのダンスネタとかアニメの話はまたね。
p.s. 正確に言えば、ジョイフルの出しているのは「すき焼き鍋」というよりも「肉うどん定食」とでも言うべきものではある。まあ、でも私の場合、ほっかほっか亭の「とりすきうどんイメージ」からここへ流れ着いたので、好み的には違和感はない。 -
現在「とある科学の超電磁砲S」が放送中だが、このアニメが始まったのを機会に、また「とある魔術の禁書目録Ⅰ・Ⅱ」と「とある科学の超電磁砲Ⅰ」を続けて見直してしまった。
とにかく何度見ても面白くて、ついつい最後まで見てしまったのだった。2期の「とある科学の超電磁砲S」は「とある魔術の禁書目録Ⅰ」の小エピソードの拡張版なので、すでにファンにとってはネタバレ状態で見なくてはならないという「感動の減圧装置」が働いていることがすこし残念ではあるが、それでも面白いことには変わりはない。
この一連の作品に登場してくる人物たちのキャラ立ち度はまさに異常で、ほんとに愛すべき人物に満ち溢れている。
なかでも白井黒子は彼女の声を担当している新井里美の演技とあいまって、その存在感は群を抜いている。
かわいらしいミニミサカが発する「ミサカはミサカは」という独特の話法の発明のすばらしさ。miniミサカが「とある魔術の禁書目録Ⅱ」で探しにきたアクセラレータに遠くから手を振る場面は最高の場面だ。
そして135cmの月詠小萌が上条当麻が通う高校の先生であるという衝撃。まったく驚きのキャラばかりじゃないか・・・・・
最近、「とある科学の超電磁砲S」に登場してくるItemという裏世界の仕事人たちと御坂美琴との対決を見たあと、改めて過去の作品を見直していたら、「とある科学の超電磁砲Ⅰ」ですでにItemのキャラが4人ともほんの一瞬ではあるが登場していることを発見した。彼女たちが登場するのは第12話の「AIMバースト」である。
レベルアッパーの副作用で昏睡状態に陥った学生たちを覚醒させるために街中いたるところに流された音声に聞き耳をたてるシーンである。彼女たちは、聞き耳を立てる他の街中の市民たち同様モブキャラの一部に紛れて一瞬だけ登場するのだが、これがまさにシリーズをまたいだ伏線だったわけだ。
「とある魔術の禁書目録」のⅢ期が実現することを期待している。