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梅雨の季節はどうしても合羽を着て通勤することが多くなる。
以前使っていた合羽はフードの先端に透明のビニールが張ってあるタイプのものだったが、実際には雨が顔面に吹きつけ、眼鏡もびしょびしょ、なんの役にも立っていなかった。
最近ディスカウントショップとか100均の店で「顔面サンバイザー」が売られるようになった。初めてこれを見たとき、「これだ!」と思い、合羽と併用して使用するようになった。
わっかの部分を開いてオデコにあてて装着する。もはや顔面は濡れたりしないし、非常に顔周りは快適である。一滴も濡れないのだった。
ネット上の記事を読むと、「サンバイザー」としては、若いオシャレオンナどもに悪評のようである(「顔面サンバイザー」で検索のこと)。だが「おばちゃんたち」はそんな悪評には動じないであろう。この商品はスポーツ観戦などにも威力を発揮するすぐれものだと思う。若いオシャレオンナも日差しの強い時期のスポーツ観戦には便利だと思うよ。
しかし私はこれを「サンバイザー」、つまり「日差しよけ」のために使用しているわけではないので、満足度は80%くらいである。私にとってこれは純粋に雨具なのだった。だからこれとまったく同じデザインでツバの部分が透明の商品が欲しいのである。ダイソーあたりが、雨具用品として商品化してくれると非常にありがたいのだが。
雨の夜だと夜道をサングラスをして帰るようなものなので、危険である。「透明雨よけバイザー」はダイソーの売れ筋商品になると思うのだが。
顔面サンバイザーと併用するためには、合羽は写真のようにフードに透明ツバがなくて、ひもが通してあって、あごの位置でひもを結べるタイプのものを選ぶべきである。パーカーなどではおなじみのやつだ。ちなみに写真のカッパは980円の品。前に使っていたのがフードに透明ツバがついているタイプ(2500円)だったが、980円の品の方が生地は薄いが便利である。フード部分は切り離しタイプではなく、襟元に巻き込んで収納できるタイプでもある。
自転車通学する中学生、高校生は学校指定の透明ツバつきのカッパを着せられているようだけど、顔を水濡れから完全に守るためには学校指定のカッパではだめだと思うね。
ただ「冬場利用できるか」というとどうだろう、息でバイザーが曇ってしまう可能性が大なので、冬場の雨対策はまた状況をみて考えてみたい。
p.s. ネットで調べて見たら、透明仕様の顔面バイザーはすでに販売されていた。でもたけーよ。私が使っている顔面バイザーは98円の品。私は盆ビーなので、透明バージョンが100円前後で出るまで待っていようと思う。たのみますよ、ダイソーさんとかセリアさん。
p.s.2 でも待ちきれなかったので、結局透明バイザー買いました。アマゾンで。PR -
昔GYAOで「アカギ」とか「咲」とかを見た影響で(もちろん「「咲 阿知賀編」も見たよ、GYAOじゃないけどさ)、麻雀に初めて興味を持った。と言っても、アニメを見ていた当時は、麻雀についてはまったく知識がなかったのだった。それでもアニメを面白く見ることができた。だが、ポン、は? チー、なんのこと? こんなレベルでアニメを見ること自体が間違いだったと後から気がついたのだった。麻雀のルールを詳しく知っていれば、アニメはもっと面白く見れたはずなのだ。
学生時代は自分の暮らしていた学生アパートでも夜二階からじゃらじゃらと麻雀の牌をまぜる音がしていたもんだが、最初誘われもしたのだが、自分はついに最後まで加わらなかった。基本、夜中は楽器ばかりいじっていたからだった。麻雀で時間を無駄にしたくないと思っていた。夜眠ろうとするとじゃらじゃら音がする。「うるせーなー」としゃくにさわる。まあ、これが自分にとっての麻雀への印象だった。
だが、昔、100円ショップで「エクセレント麻雀」というソフトが105円で出ていたとき、「えー105円の麻雀ソフトだって、どんなもんだろう、いつかやってみよう」と思い衝動買いもしたのだった。パッケージは音楽CDの紙ジャケ物のように紙製だった。だが結局そうして買っただけで何年もの間ほおっていたのだった。最近そのダイソーのゲームをようやくやるようになったのは、もちろん麻雀アニメを見たせいだ(ニコ動にこのソフトの動画が上がっていたよ)。
ルール本も一冊買って読み、パソコンで一通り打てるようになった。とはいえ、点数計算は面倒でいまだにマスターできていない。ゲームソフトは勝手に計算してくれるので、つい自分で考えなくちゃと思えないのだった。それに雀荘通いまでして「生のゲーム体験」をやってみたいとまでは思わないので、「知識を持つ必要性」がない。でも、ちゃんとマスターはしたいとは思っている。
そんなこんなの今日この頃だったわけだが、暖かくなってきたことだし、ひさしぶりにまた釣りでも(喫水域でのぶっこみ釣り専門、ま、暇つぶしですよ。ルアーも時々)始めようかと、100円ショップにつり針とかを見に行ったら、たまたまおもちゃコーナーにかわいらしい麻雀セットが525円で売っているのを発見したではないか。
見ていてあまりにも可愛らしかったので、つい衝動買いをしてしまったのだった。大きさは写真で確認してもらいたい。
だが買ってきて困ったのは、このおもちゃはプラモデルのように「自分で完成品にしなければならない」ということだった。ニッパーで牌を一個ずつ切り取り、裏ぶたのキャップにはめ込む。これを延々としなければならないということに中身を出してから気づかされたのだった。
おまけにニッパーで切り取っただけでは、切りくずが上下にひっついているので、今度はまたヤスリで延々とこすり取る作業をしなければならなかった。そうしないとまともに立ってくれないし、ケースにもきれいに入らない。
つまり、この麻雀セットは「買ってすぐには使えない」というとんでもない代物だったのだ。けれど、せっかく買ったのだからと延々とヤスリかけも行ったのだった。そしてケースに入れて整理したのが以下の写真。
牌を収容するプラケースの横幅に計算ミスがあるのか牌はぎちぎちに詰まり、上から押さえつけてやっと何とかなる感じだ。写真でも盛り上がってる感じが分かるだろう。牌は二段積み収納である。ほかにサイコロ二個と紙でできた点棒がセットとしてついている。
まあ中高生が修学旅行の際に旅先に持っていって四人で遊ぶならいいかもしれないが、でも、いまどきの子供はこんなもの持って行かないんだろうな。ゲームやるならスマホで足りるもんな。
ということで、「オレはいったい何のためにこんなおもちゃを買い、しかも延々とヤスリかけなんぞをして時間を無駄にしたんだろう」と思っているわけだった。
もしアナタがたまたま100円ショップでこのマージャンセットを見かけ、買う気になることがあるかもしれないので、「買った後でやることがある100円ショップ商品」であるということをお伝えしておきたい。それでも買って遊びたいというのなら、ニッパーとプラスチック用ヤスリを別途持っておく必要がある。とはいえ、私の場合、爪切りについているヤスリで適当に削っちゃったのだが。
フリーソフトなのに105円の「エクセレント麻雀」よりも機能やCG画像がすばらしい「3D麻雀 龍匠」もよくやっているのだった。
これお勧めのフリーソフトですよ。
p.s. 「とある科学の超電磁砲S」を見てたら、佐天さんがパソコンでマージャンしているシーンがちらっと出てきたじゃないか。
p.s. 2 大昔の記事に補足です。現在2022年の7月19日(火)ですが、エクセレント麻雀、実はずーとやってました。いろいろな種類の麻雀ゲームをやってきて、唯一「忘れ去られなかった」のは、何がよかったのかいうと「そのものすごい速度感」です。それに終了時に以下のような勝負の一覧表が掲示されるのがほかのタイプの麻雀ゲームと違っていていいです。
頭が沸騰するような最低のやられっぷりの記録を「冷静に」 Prt Scrキーで残しておりました。
このソフト、アルゴリズムのなかに狙い撃ちモードでも仕込まれているのか、やられるときは徹底的ですが、大勝モードもあるようです。
「高速で動き、ロンとかチーとか声が出てこない」ところが、このエクセレント麻雀の個性ですが、今では逆に「それすごくいいじゃん」と思うようになりました。 -
調べてみると、matryoshkaの「Monotonous Purgatory」について書いたのが、2008年のことなので、もうずいぶん昔のことなんだけど、この曲のmusic videoが存在することを本日まで知らないで暮らしていたのだった。
この楽曲に合わせて、アニメ作家の銀木沙織がアニメーションを制作している。そこで描かれているのは、
「荒涼とした世界で眠りと死(埋葬)と目覚めの表象を繰り返している少女の姿」
だった。 ということで、今回はこの銀木沙織作品について書いていきたいと思う。(以下はアニメの内容のネタバレなので、知りたくない人は先にリンク先のYouTubeでアニメを見てください。)
matryoshka - Monotonous Purgatory (MUSIC VIDEO)
ここで描かれているアニメーションが、私がかつてこの楽曲と題名(マナータヌス・パーガトーリ)から連想したイメージ(眠りと死と天使)に重なる部分を感じて、なんだか心をジンとさせながら、何度も見直していた。
あの世にいくと案内人が現れるとよく聞くけれど、このアニメのなかにも「彼女を星空のもとへ連れて行く友達のような存在」が現れる。もしかしたら、それは天使だったのだろうか? 本当のところは分からない。
古びた病院のような建物の屋上で彼女はたくさんの流れ星を見る。だが彼女はその後、融けたようになって消えるのだった。ベッドの上から融けて消えたように。
彼女は埋葬され、森のなかで目覚める。そしてこの物語の始まりと同じ道をたどって、アパート(それとも病室なんだろうか)に戻るとふたたびベッドで眠りにつくのだった。
このアニメを見る者は、なにか心にうごめくものを感じずにはいられない。ただそれが何なのかうまく言葉にできる人はいないんじゃないかとも思うのだ。
p.s.1 実を言うと20代のころ、「夢かうつつか定かでない意識状態のなかで繰り返される反復行為」を短いながらも本当に経験したことがある。
物憂い感じのする日差しの照っている午後、自宅にいてステレオから音楽を流しながら、その前に寝転がっていた。無性に眠気を感じる。ちょっと音が大きすぎる感じがするので、体をねじって半身だけ起き上がってアンプのボリュームに手をかけて右に回した。
心なしか音が小さくなった気がしたので、それでまた同じ体勢に戻って寝転がってうとうとしていた。だが気がついたのだった、「音が小さくなってない」。おかしいなと思いながら、また同じ体勢になって、さっきと同じようにボリュームに手をかけて寝転んだ。すると、また「あれ、やっぱり音がちいさくなっていない」。
そんなことを4,5回繰り返したと思う。いったいどういうことか分からなかったが、「もうこれは絶対おかしい」と思い、さっきまでの中途半端な体勢を取るのをやめて最後に完全に体を起こして、ステレオアンプの前に座りなおし、ちゃんと確認しながら音を絞った。すると今度はずっと音量は下がったままだった。「自分は夢を見ていたんだろうか。でも、どこからどこまでが夢だったんだろう。自分の意識、というか記憶の中ではすべての行為が連続していたじゃないか。こんな不思議なことがあるんだろうか。そのときそんなふうに思ったけれど、もはや今日まで同じことは二度と起きなかった。
p.s.2 だが別の不思議なことが起こった。これも物憂い感じのする午後のことだったが、同じ家、同じ場所で目を閉じて寝ころんでいたら、額の上に白く光る両手が一瞬現れたことがある(この話は既出だったね)。それは蛍光灯のような色合いの、ぼっと輝いている感じのてのひらだった。とにかく20代のころ住んでいた家は不思議なことばかり連続して起こる家だった。(さらに知りたい人は「怪異な出来事」カテゴリーに飛んでください)。
p.s.3 ふと思い出したのだが、押井守監督の「天使のたまご」をみると、「マナータヌス・パーガトーリ」状態に陥っていると思われる人々が出てくるよね。
p.s.4 LEXXシーズン3で出てくる海上に浮かぶさまざまなタウンに「死んではまた現れる」を繰り返している人々も、やっぱり「マナータヌス・パーガトーリ」状態だね。彼らは最終的に地球に転生するけど。
p.s.5 黒澤明監督の「乱」で、荒涼とした大地にさ迷いこんだ一文字秀虎(仲代達矢)が叫ぶ、「ここは無間地獄か」。という具合に、銀木沙織さんのアニメーションを見て、実はさまざまなことを思い出したのだった。
p.s.6 「ダークシティ」という映画は傑作だと思う。ここにも輪廻転生というか生まれ変わりのアイデアは使われているけど、ネタバレになるので詳しく語るのはやめておこう。この映画のラストシーンのイメージがどことなく押井監督の「天使のたまご」のラストシーンに重なる。
p.s.7 「一生の?お願い」という映画では主人公はこの世で生きることそのものが「マナータヌス・パーガトーリ」だと感じたんだろうな。 -
前回、ガールズ&パンツァーのネタで書いたので、それを受けて書いてみたい。
YouTubeで「総統シリーズ」と呼ばれている人気動画があるのをご存知だろうか。
ガルパンがネットで頻繁に取り上げられるようになったのと同時期にYouTubeで「総統閣下、ガルパン最終話ご覧になります!」なる総統シリーズが追加された。
この総統シリーズは「ヒトラー ~最後の十二日間~」という映画に独自の字幕をかぶせたパロディー動画だ。
その動画の中に総統にガールズ&パンツァーについて熱心に説明する陸軍大将が登場する。
実はこの人物こそLexxシーズン4でアメリカの大統領を演じたロルフ・カニースである。だが悲しいことに他の俳優についてはたくさん記事が出ているにもかかわらず、日本版のウィキペデアには彼のページがない。英語版にも彼のページはなかったが、さすがにドイツ語版には出ていた。Lexxでプリースト大統領を演じたことも書いてある。
ディーター・ラーザーにしてもそうだが、日本ではLexxに出演した俳優はまったく知られていないのが残念だ。Lexxはコメディーなのでロルフ・カニースの演技も「ヒトラー ~最後の十二日間~」のようなシリアス調ではまったくない。この映画でロルフ・カニースに関心を持った人はLexxのシーズン3とシーズン4(ドイツ人俳優が演じるアメリカ大統領)を見てみることをお勧めする。ちなみにシーズン3では端役だったのだが、シーズン4でレギュラー待遇に昇格した人である。
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この3月下旬にようやく待望の「ガールズ&パンツァー」の11話と12話が公開された。
去年の秋期クールで、女子高生と戦車という組み合わせのアニメが始まった。そのときは「なんじゃそりゃ、そんなありえねー組み合わせで、まともなドラマにできるんだろうか」と半信半疑で見始めたんだが、なんと1話ですでにはまった。
そのときはGYAOで見ていたんだが、もう次週がやってくるのが待ち遠しくて待ち遠しくて。だがこのアニメはクライマックスに達する直前で終了してしまった。そのとき生じた「暗い感情」(絶望感なのだろうか)は、自分が少年時代の大昔、楽しみに見ていたタツノコプロの「テッカマン」が突然終わったときに感じた「暗い感情」と同じようなたぐいのものだった。何かが途中でポキンと折られたショックは結構あとあとまで残るもんだ。少年時代のテッカマン・ショックがオッサンになったいまでも残っているくらいなんだから。
「えっ、なんで、なんで、なんで」
テッカマンは再開されなかったが、「ガールズ&パンツァー」はちゃんと落とし前をつけてくれたじゃないか。
監督さんは当ブログでもおなじみの「侵略イカ娘」をやった水島努監督だった。
(もらい物、職場のさるところに飾っております。)
「ガールズ&パンツァー」に熱狂した深夜アニメファンのコアグループたちは、これまたかつて「魔法少女まどか☆マギカ」に熱狂した深夜アニメファンのコアグループたちとはタイプが異なっていると見た。実を言うと自分は「魔法少女まどか☆マギカ」には「血管が振動しなかったタイプ」に属するアニメファンだった。つまりアニメファンといっても、動脈血管を振動せるタイプと静脈血管を振動させるタイプがいるんじゃないかと思う。そういう分類でいえば、「ガールズ&パンツァー」は動脈血管系作品で「魔法少女まどか☆マギカ」は静脈血管系作品なのだと思う。
まあ、しかし、しばしば言っていることだが、シリアスな内容でも「笑いを取りにくる」ところがないと、やはり自分には興味が弱る癖がある、ということも言っておこう。
ガールズ&パンツァーが制作スケジュールの問題で「穴を開けず」に、1話から12話まで、あのクオリティーで一気に突っ走ってくれていたら、世間への衝撃力はもっと増していたはずだと思う。だがもしアナタがまだこの作品を見たことがないなら(むしろラッキーだ)、DVD化されてレンタル店に並んだものを一気見することをお勧めする。
そうすれば放送当時、10話の最後で挿入された「最終回です」という「悲しい告知」は修正されているはずなので、「動脈血管振動の停止状態」に苦悶した多くの「GuPファン」と同じ苦しみを味わわずに済むのである。
作品の舞台となった現実の大洗の駅には「県立大洗女子学園」の戦車道大会優勝を祝う横断幕が出ているという。アニメが日本の人心に及ぼす作用というのはもはや馬鹿にならんのだった。