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e-Taxがひどい
自営業なので、当然毎年確定申告するわけです。

e-Taxで行うようになって4年目になりますが、もうほんとに分かりにくい。

去年はWindows7でブラウザはfirefoxで行ったんですが、今年はまたシステムが変更され、windows10の標準ブラウザEdgeは使えず、代わりにIE11を呼び出して行ってくれ、などと注意書きが書かれている始末。「なんだよ、それ。おかしいぞ、国税庁」と叫びました。

しかも去年はそれまで使っていた住基カードの代わりに新しく届いたマイナンバーカードを使ったんですが、要求された暗証番号は住基カード時代と同じ4桁のみでした。今年は突然6桁を要求され、「知らんぞ、6桁なんて」とまた叫びました。結局、適当に入れていたら、はじかれてロックされたので、6桁の暗証番号を確認するために市役所にいくはめになりました。ちなみに市役所のシステムはWindows7でしたよ。日本の役所って日本全国どこもまだWindows10を使ってないんじゃないのかな。国税庁の職員ももしかして与えられているパソコンのOSはいまだにWindows7のままの可能性が大ですね。そして一般の人がWindows10にさっさとくらがえしちゃっているので、職場ではWindows7を使っている国税庁職員がe-taxではWindows10を使った申告システムについて解説している。

「今年のe-taxはおかしいですよ。Edgeでは申告作業ができず、IE11でしかできないなんて、国税庁が書いてるんですよ。Windows10に付いているサブブラウザを使えってんですよ。IEの呼び出し方はこうですと。去年、私firefoxでやったんですけどね。しかも今年から6桁の暗証番号を要求するようになったんですよ。確かマイナンバーカードに替えたとき、市役所の職員さんから暗証番号はそのまま使えますと言われた気がしますが、それって4桁の暗証番号のことなんですよねえ。実際去年は4桁でOKでしたから。今年はe-taxあきらめて直接税務署に行った人が多いとおもいますよ」と言ったら、市役所のお兄さんが「えっ」と言って確認すると「わ、ほんとIEだけですねー」とか言って驚いてる。




最近、ネットニュースで源泉徴収の申告をe-taxで行っている企業が450万件くらいあるが、今年1月ごろ、e-taxにシステム不具合が生じ、企業側の申告が完結していない案件が多数報告されているという記事を見た。このことを知らない企業が多数存在すると。

あー、やっちまったなー、で、そんな中、確定申告の時期に入り、やっぱりやっつけ仕事で、改変ソフトウェアを国税庁に納入したんだな、ほかのブラウザまで確認作業間に合いませんでした、というわけだったのだろう。国税庁にシステムを納入している企業はどこなんでしょうか。まったくひどいソフトウェア会社ですよね。きっとe-Tax導入が決まった時期、役所に言い値でひどいシステムを高値で売りつけて、そのまんま現在までメンテナンスでボロ儲けしてきたんでしょうねえ。国民の利便性への関心はそっちのけで。

でも来年「使い勝手」がどう改変されているか、楽しみにしていよう。
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