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雛(hina) 可愛いは正義 身長36cmヒナちゃん(仮名)登場
表題の言葉「可愛いは正義」はネットで拾った言葉だ。不思議な言葉の組み合わせだが、まさに日本がこんなネット時代に突入した結果ゆえの、出てくる必然性を感じる標語ではある。

昔テレビでこんな話を聞いた。ある東南アジア出身のイラストレーターが日本にやってきていろいろ描いて路上で売ってみた。しかし自分が母国から持ってきた世界観をもとにした絵では、今ひとつ受けがよくない。しかししばらく日本で過ごし、日本人の生態を観察するうち、日本人の愛着傾向を示すキーワード「かわいい」を発見し、これを中心にイラストを描き始めたら、自分の絵が売れるようになった。「かわいらしいもの」に至上の価値を見出すような感覚は、彼の母国では体験したことのない感覚だったそうだ。

さて「かわいいロボット」の話である。ソニーが昔、愛玩用ロボット犬を発売したら、これが予想外のヒット商品になった。しかし私が今回欲しいと思ったロボットは犬ではなく、ツインテール姿の身長36cmのオンナのコ、ヒナちゃん(仮名)だった。この少女ロボット動画は最初You Tubeで公開され、ニコニコ動画でも公開された。

以下の動画「コーヒーを淹れさせてみた」(You Tube版)を見て、同じものが手元に欲しいと思った人も多かったのではないかと思う。こちらは「珈琲を淹れさせてみたのだが・・・」(ニコニコ動画版)

hina001.JPG














動画そのものは編集されたものなので、いかにもスムーズな動きに見えるが、製作者のコメントページに飛べばその苦労の様子が伺える。

しかし動画そのものから喚起される感情は、今まで一度も見たことのないものを見たときに感じる驚きの感覚、しかも「これは上質だ」と感じる何かだ。一方でこれは、初めて見た人にはストップモーション系アニメーションで作られた動画を見ているかのような錯覚を起こさせるが、もちろんこの動画はアニメーションではない。つまりそれくらい編集に違和感がないのである。だから「この感激」は「作者の上質な編集作業の結果」でもある。これはロボットのデザイン、背景、音楽、小道具の選び方まで全部ひっくるめてのセンスである。まさにアニメの監督さんのような才能だが、この人の作ったヒナちゃん(仮名)は「単なる人形」ではなく「動くロボット」なのだから、ぶっとんでいるではないか。

「おーい、○○。起きろー。コーヒーだよー」とかアニメ系ボイスで言いながら、まさにあんなふうな動作と作業を----ミルを回すときは「よいしょ、よいしょ」とか言いながら----本当に目の前でやってくれるヒナちゃん(仮名)が生まれたら、スゴイことになっちゃうんじゃないか。あと何年待てば、実現できるんだろうか。

こちらはヒナちゃん(仮名)ダンス
7ece0abc.jpeg














うーん、最高。特にエンディングに、ヒナちゃん(仮名)が転んで「女の子座り」するドジっ娘シーンがよい。っていうか、「女の子座り」できるロボットを作ってしまう監督さんがスゴスギ。最後のドジっ娘シーンって「女の子座り」を見せるために、ねらって作った動画なんじゃないだろうか。だとすると、「滑り止めうんぬん」という視聴者コメントは、微妙に監督さんの意図とズレてるような気も若干いたしますね・・・・・。

以下の情報はヒナちゃん(仮名)についての絵画系サイトの動きです。

ヒナちゃん(仮名)早くもグラフィック化される。

この動きもスゴイネ。[pixiv]で2次元ヒナちゃん(仮名)も見てみよう。

検索欄に「雛」 「hina」とか入れてみよう。
hina.JPG









p.s.1
昔一度見て「可愛い」と思ったまま、URLを逃してしまっていた動画を「ヒナちゃん」(仮名)動画発見と同じ時期に再発見したので、このページにはっときます。台湾においてはすでに「可愛い」と「発音する言葉」自体が国語化されてちゃってるのだろうか。この双子姉妹の他の動画に出てくる「超可愛」という文字列とか見るとそう思ってしまいます、「可愛い」的世界観が「日本から世界に輸出されてる」って。参考記事

Taiwanese Twins
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p.s.2 なんでオレには娘がいないの? それだけが心残りな人生だったな。
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