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もともとdc7900SFFに付いていたケースファンがうるさすぎるので、使っていないCPUクーラーのファンの部分だけを取り外して使ってみたら、かなり静かになったので、これを使うことにした。
けれどこのファンのネジ穴は9cmファン用のネジ穴と一致しない。
それで、手元にあるプラスチックを切って、プラ用ドリル(100円ショップの手動式)で穴を開け、ボルトとナットで取り付けることにした。
排気用ケースファンにCPUクーラーのファンを転用している人って、そうそういないかもしれないね。
p.s. CPUファンには3ピンのものを使っていたけど、手元にあるソケット775対応の中古CPUクーラーのうち、フィンの部分だけ4ピン仕様のもの(1個だけあったラッキー)に変えたら、さらに静かになったような気がする。写真のケースファンは9cmファン規格に無理やり取り付けたものだけど、これは3ピン仕様なので、全開で回転している(それでも静かだけど)。いずれ正規の9cmファンで静音性の高いものに取り替えるつもりではある。「貧乏人がいかにしてPC改造遊びにおいて低料金で遊べるか」を追求しているので、余裕があるときにぼちぼちやっていくしかないね。ヤフオクさまさまだあ。
p.s.2 ということで今後はこれを自宅のメインマシンとして使っていくつもりである。windows7や8にOSを変えるのはまだ先でいいんじゃないかな。Vistaは2017年まではネットOKなんだからさ。
p.s.3 ケースファンは結局アマゾンで新品(といっても675円ほどの安物だけど)を買って写真のものとは交換している(7/26時点)。
マザーボードの下敷き用アルミの加工は初めてだったので、いろいろいびつになってる箇所もまだあるし、手順は分かったので、時期を見て、作り直しと固定方法の改良に挑んでみたいと思っている。PR -
ファンの音の問題はまだ残っているが、なんとかHPのdc5750MTのケースをdc7900MTとして利用できるメドは立った。
左のdc7900SFFケースから右のdc5750MTケースへ基本的な変形は終了しましたよ。
(左の写真はネットから拾ってた)
CPU core2 duo E8600 3.33GHz
メモリ 2GB
HD 80GB&250GB
DVDマルチドライブ
フロッピーディスクドライブ
Windows Vista Business
改造中、絶体絶命の危機だと感じたエピソードは、フロントパネルの裏側から出ているdc5750MTのマザーボードに差すための電源やらLEDやらの電線を集めたピンのコネクタが17ピン仕様になっていてdc7900SFFのマザーボードのものと違っていたことだった(写真参照)。
これに気がついたときは、「もしかしてヤバイか」と冷や汗がどっと出た。けれど、ピンは抜くことができることは知っていたので、ピンの配置をそれぞれ記録しておいて、dc7900SFFのフロントパネルから9ピン用コネクタを取り外して、dc5750のフロントパネルから伸びているケーブルの先に付いている17ピンコネクタと入れ替えて、9ピン仕様に作り直した。
写真のように図を描いて左の図の配線を右の図(これが本来のdc7900のもの)のように組みなおした。このホワイトボードに描いた図を見ながら差し替えて、マザーボードの9ピンに差してみると、ちゃんと電源が入り、ランプも点いたので、かなりほっとした。 -
HP dc7900SFFにはミドルタワー版はあっても、私の好きなミニタワー版----光学ドライブが水平に置けるし、高さはほどほどで横幅を取らないので----はない。だったら、つくっちゃおうということで,ケースを探すが、そもそもdc7900シリーズは「BTX形式もどき」で組み立てられている。それはHP独自の長方形のマザーボードなので、BTXっぽいがBTXの規格通りに作られている基板ではない。
しかもネットで調べてみると、BTXのケースなんてほぼまぼろしのようなもので、どこの自作者向けメーカーも作っていないということじゃないか。
それで長い間待ち続けていたら、HPのdc5750MT(BTX)のケースがヤフオクに出た。迷ったあげくに落札した。このPCの基板を留めるネジ穴位置はもちろんすべて違っていた。
それで考えたあげく、ホームセンターでアルミ板を買ってきて、これを例の金きりのこで切断し、その上にdc7900SFFの基板を載せることにした。
さて、バックパネルをどうするかだが、ネットで調べると牛乳パックとアルミテープで作れるという記事を見つけたので、その通りにやってみた。
もともとバックパネルはつけなくてもかまわなかったのだが、イザ作ってみると、やはり「うーん、これは・・・・」的な感想しか出てこない。
それで、もとのケースを破壊する決断をした。すなわち以前やったように金きりばさみと金のこの併用である。で、こうなった。
写真で分かるように左右にすきまができるので、この部分はアルミ板を適当な大きさに切断してふさいだ。
電源はATXのものが使えるので、順次ヤフオクでいろいろな中古部品を集めて製作中である。現在Vistaを入れている。
だが、このdc7900MTのケースファン(上の写真参照)がものすごい爆音を出してうるさいことこのうえない。もともとスリムタイプ時代のころも他のスリムタイプのものに比して、えらくファンが回るなあと思っていたのだが(しかも前後ともファンは4ピン式なのに)、MTケースに変えたら、よけい音がひどくなった。
Speed Fanというソフトを入れてみたが、4ピンのものでも3ピンのものでも、そもそもファンを認識しない(OS導入時に何かを間違ったのだろうか)。もとのスリムケースの前後のファンに変えても爆音をだして回り続ける。ということで、現在これを「鎮める」にはどうしたらいいのだろうと思案中なのだった。
p.s. dc5750MTのケースにdc5750MTのマザーボードを別途手に入れてPCを復元しても少しも面白くない、当然の話だけどさ。
p.s.2 最近、電気ドリルドライバーを手に入れたこともあり、アルミ板をとりはずして、ケースに3mmの穴をあけ、そこに六角スペーサーを設置して、あらためてマザーボード全体を留めなおしたらどうだろうかと考えて、ひさびさ中を覗いてみた。マザーボードとケースのネジ穴が一致しないといっても、もしPCI Express x16を使わないということであれば、設置位置をずらしてインチネジで留めることができる。長年自宅でこの改造マシンを使ってきたけれど、結局PCI Express x16を使うこともなかったので、アルミ板を取り外して3箇所をインチネジで留めてきたら、けっこう安定していたので、これならそのままいけるじゃんということで、そのまま使っている。最初のセッテイングはPCI Express x16を使う機会を考えての位置取りだったが、使わないなら初めから今回のセッテングにしていればよかったと思う。
赤い枠で囲んだ箇所がインチネジと一致する。青枠で囲んだ箇所のすぐ左隣に、写真の右端に二つ見えるネジ留めするための盛り上がったネジ穴があって、これは針金をつかってマザーボードに開いているネジ穴を通して、ネジ穴の下を通し、そのわっかになった針金をネジって固定した。結局4箇所を固定したことになる。黄色の枠で囲んだところにスペーサーを設置して上からインチネジで留めればさらに完全になるんだかが、この「実験」は、また気が向いたらやってみたい。全体として、マザーボードは最初に設置した位置から、写真の向かって左方向にずれたわけである。写真でみれば分かるとおり、PCIブラケットを設置する部分が排気ファンと重なり使用不可となっている。
アルミ板を用いず、なおかつPCI Express x16をどうしても利用したい人は六角スペーサーを設置して、その上にマザーボードを留めるという手もあるんではないか。だが、私はまだ「実験」していないので、ほんとに可能かどうかは分からない。場合によってはマザーボードの裏側の触れてはならない箇所とネジ穴に電気が流れてショートする可能性がある。ということで、なにごとも自己責任でお願いする(15/05/17)。 -
PCのミドルタワーというのは、高さが40cm以上あって、とにかくデカい。
私はあのずデカさが嫌だった(接頭語に「ず」をつけたのは方言的なニュアンスが一番自分の感覚にあっていると思ったから)。
dc5000の組み立てを通して、「そうか、dc7100CMTだってダウンサイズできるんだ」と気が付いたのだった。普及版(スリムタイプのやつね)のdc7100SFFはマザーボードが独特で、いわゆるBTX規格を長方形に引き伸ばしたような形をしているので、ATXのケースに載せかえることはできないのだが、幸いにもdc7100CMTのマザーボードはdc5000と同じようにATX規格で作られていた。
だったら、自分の狭い四畳半部屋に置けるじゃんと思ったのだった。それで、ヤフオクでずっと箱を探していたのだが、幸いにも「ATXミニタワー」のカテゴリーに500円で出ていたものを落札することができた。
それでまたいろいろとヤフオクを中心に中古部品を集めて組み立て始め、本日最後の部品のカードリーダー付きフロッピーディスクドライブ(MITSUI)が届いたので組み込んだのだった。
写真でもとの状態からどう「ちっちゃくなった」か確認してもらいたい。
実はもとの写真を撮っていなかったので、左側の写真はネットから拾ってきたものだ。
CPU Pentium4 3.6GHz
RAM 2GB
HD 250GBx2
DVDマルチドライブ
フロッピーディスクドライブ
マルチカードリーダー付き
Windows XP Professinal SP3
ステレオのアンプにつないでmp3プレイヤーとして使っている。
このAlritのケースはよく見るとフロントUSBはついているけれど、フロントカバー側にヘッドホン端子とマイク端子がついていない。バックパネル側にはもちろんあるから(マザーボードに初めから組み込んであるよね)、まあ、不便はないのだが、入札時ちゃんと気が付いていたら、買っていなかったと思う。
おまけにフロントUSBから出ているケーブルをマザーボードの9ピンに接続しても、そもそも認識してくれなくておおいに困った。
けれどもともとdc7100CMTについていたフロントUSBとオーディオケーブルだとちゃんと認識する。
フロントUSBはあきらめるしかないなと思っていたのだが、あるときふと「そうだ、CMT付属のフロントUSBケーブルをマザーボードに接続、そこから延長ケーブルでAlritのフロントUSB用基板にある9ピンに接続しているメスのケーブルに(正確には4ピンx2でUSB2つ分になるのでケーブルも2本使用)それぞれUSBをつないだらどうだろうか」と思い、ヨドバシカメラのネットサイトでケーブルを買って試してみたら、みごとに認識してくれた(ふー危なかったぜ)。
カードリーダーはマザーボードのUSB用9ピン接続なのだが、あいにくメーカー製PCのマザーボードにはUSB用9ピンは1セットしかついていなかった。それで増設USBカードの内部接続ポートを使って、同じヨドバシカメラで買ったUSBを4ピンに変換するケーブルを使って接続している。
自分はミニタワーが一番好きな大きさなので、こういう結果に非常に満足しているよ。
p.s. 実を言うと、AlritのフロントUSBの載っている基板にはオーディオプラグも接続できるような回路が途中まで仕上げてあった。けれど、これを仕上げるには高度なハンダ付け技術がいるので、今はほっておくことにしている。ネットで調べると、このサイトで紹介されている基板こそ私が今使っているPCの基板なのだった。オーディオ用のジャックをフロントに出すためにほどこした加工が見事というしかない。いまの自分にはあんなふうに美しく仕上げることは到底無理だと思うので、これはいつかチャンレンジしたいテーマとしてとっておこうと思う。(廃棄用のガラクタ基板を使ってハンダを溶かして吸出し、コンデンサーやピンを取り外す練習と美しくハンダ付けする練習を繰り返し行いたいと思っている。ちゃんとした道具ももう一度吟味して買い直さなくちゃね)。
p.s.2 写真では見えないけれど、Alritのちょうど後ろにHPのdx7300MT(Vista Business)が隠れている。ネットアクセスはおもにこっちで行っている。
p.s.3 dc7100CMTはもともとヤフオクで買った中古品だったけれど、内臓スピーカーが壊れていた。古いHPのPC(オーディオがAC'97時代の製品)はVista以降のOSにすると内臓スピーカーが鳴らなくなるんだけど(もちろんフロントやリアの出力ジャックはちゃんと使えるよ)、これはXPでも鳴らなくて、スピーカーだけを取り外してほかのPCで鳴らそうとするとやっぱりならない。いろいろ調べてみると、コーンに電流がもはや伝わっていないようだったので、取り外して、いつか何かの役にたつんじゃないかと保管していたのだった。Alrit自体には内臓スピーカーは付いていなかったし、そもそも取り付ける場所もない。でも基板はdc7100CMTだし、この際また鳴るようにしてみたいと思ってしまったのだ。それで手元に何かないか探したら、100円ショップで買ったAMラジオがいろいろとガラクタを入れた箱の中にあったので、これを解体して円形のスピーカーを取り出して、dc7100付属の内臓スピーカーについていた、先端に2ピンが付いている電線にハンダ付けした。これをコーン部分を取り除いた内臓スピーカーのシャーシにボンドで貼り付けた。これをマザーボードに接続すると、ちゃんと鳴ってくれたではないか。うれしきこと限りなし。さらにうれしいことにPCケースのフロント部には網目状になっている部分がある。そこでうまい具合にはまる位置を探してボルトとワッシャーとネジを使って取り付けることができた。
相変わらずハンダ付けはどうしようもなく下手だった。ハンダごて自体が数十年前のシロモノだし、まあ、そういうこともあって、p.s.1で、ハンダ付けの練習と新しい道具の購入に言及したわけだ。今はYou Tube見ながら、技術の研究中なのだった。 -
長々と組み立てレポートを書いてきましたが、今回でこのレポートはひとます終了です。
さあ、どんなふうにHP dc5000MT Windows XP SP3が完成したか見てもらいましょう。
CPU Pentium4 2.8GHz
ROM 1GB
HD 250GB
DVDマルチドライブ
そして 3.5インチベイに、フロッピーディスクドライブ機能とカードリーダー機能が一体になったMITSUIのFA404M(SV)を加えました。
さてPCは完成したけれど、今後これを何に使っていけばいいんだろうとふと思うわけで。
dc5000はPCI Express x16はおろかAGPスロットさえもなく、ただ普通のPCIスロットが3つあるのみなので、VistaでAeroは難しい。NVIDIAのnvs280という普通のPCIスロットにはめるグラフィックカードで実験してみたら、かえって表示能力が落ちてとても見られたものじゃなかった。
でもAeroをカバーしていないVista home basicならなんとか動くんじゃないかな。
ということで、気が向いたら、Vista home basicに変えようかな。
今回、パソコンの組み立て作業をずっと行ってきて、かなりいろいろと勉強になったし、この方面についての経験値が上がったと思うので、中古部品に掛かったお金とか、まあ、勉強代みたいなもんだと思うことにしている。
以前はマザーボードの基板を見ても、「どこにも焦点が合わない状態」、つまり「対象物の持っている意味が理解できない状態」だった。以前はマザーボードから突き出ているさまざまなタイプのピンは自分にとって「針の山地獄」のごときものだったけど、認識を得た後では、もはやそれは針の山地獄のごとき様相をした何かではなくなった。
実はdc5000MTと平行して、これもやはりHPのdc7100CMTのマザーボードを使って、ミニタワーを構築中なのだった。こちらはレポートはやらない。でも完成したら、写真ぐらいは紹介するつもりですよ。
(終了)