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昔、アジムスについては一度BBSで書いたことがあるんですが(2004年)、ひさびさLPを取り出してプレイヤーに乗せて聴いているところです。
アジムス----知る人ぞ知る、かつてのNHKFMの名番組クロスオーバー・イレブンのオープニング(「地平線上を飛ぶ」)とエンディング(たそがれ」)のテーマを演奏していたのが、このブラジルのバンドです。78年に『涼風』というアルバムが出てますから、私はこれを高校3年生のときに買って以来ずっと思い出したように聴き続けているわけです。
高校生のころNHKFMで松任谷正隆の番組を聴いていたら、リクエスト葉書を読む場面があり、リスナーから「クロスオーバーイレブンのテーマになっているアジムスってバンド知っていますか?」というような趣旨の質問&リクエスト。「いや知りません」と松任谷さんが答えたので、「えっ、あの松任谷さんが知らないんだ。しかも同じNHKFM番組なのに」と驚いたのを覚えています。
『涼風』がCDで手に入るだろうかと輸入盤も含め、ざっとアマゾンで検索してみましたが、ヒットしませんでした。それで結局ずっとCD-R化はせずにLP自体を聴いてきたんですが、そろそろ重い腰をあげてCD-R化せずばなるまいと思うようになりました。
今週中にはCD-R化に着手しようかな、と思ってます。
A1地平線上を飛ぶ(クロスオーバー・イレブン・オープニング・テーマ)
A2鷹は蠅を食べない
A3めざめ
A4たそがれ(クロスオーバー・イレブン・エンディング・テーマ)
A5マリンボンドのサーカス
B1タンボリン、クイーカ、ガンサー、ビリンバウ
B2餌
B3狩り
B4ファルコン・ラヴ・コール
B5黒鷹対黒竜
P.S.上記記事を書いてから、本日(5/16)「アジムス、涼風」で検索をかけたら、なんと『涼風』が輸入盤で手に入るという事実が判明いたしました。該当記事はアマゾンの以下のページに出ています。
http://www.amazon.co.jp/Latin-Essentials-Vol-11-Azymuth/dp/B0000DJZBE
以下はアメリカのAmazon.com。日本のマーケットプレイスで買うより安いんじゃないですか。アメリカのアマゾンでの買い物方法について興味のある方はAmazon.comで買い物をする方法を参照してください。アメリカのアマゾンにも中古品市場(マーケットプレイス)がありますが、ここの出品はアメリカ国内限定の場合が多いので買えない場合が多いですが----これは海外からの購入客に対する日本のアマゾンのマーケット・プレイスと同じ事情ですね----アマゾンコム自体が出している新品は日本のクレジットカードで買えますから、日本のCD、DVD在庫の貧弱さに憤慨されている方はアメリカのサービスを直接利用する方法に慣れるといいですよ。
http://www.amazon.com/Latin-Essentials-Vol-11-Azymuth/dp/B0000DJZBE/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=music&qid=1214734211&sr=8-2
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百人一首のCDはないだろうかとアマゾンを探したら、ありました。けっこう安いです。買ってもよかったんですが、音声読み上げ機能付きのフリーソフトの百人一首はないだろうかと探したら、いくつかありました。
で、私は以下のものをダウンロードして使うことにしました。男性声で、なかなか好きな声で、よかったです。
百人一首読上げ君
さらに、これを連続再生して録音し、CD-Rを作ろうと思ってます。
p.s. 最近放送されている 「ちはやふる」というアニメの影響もあるのか、このごく短い記事に検索でたどりつかれる方々もおられるようで・・・・・。でもまさか小倉百人一首と漫画、アニメが結びつくことができるとは、この紹介記事を書いたときには、まったく想像すらできませんでしたよ。ニッポンの漫画、アニメ業界、おそるべし。このアニメ、今GYAOでもやってますんで、百人一首に興味のある方は是非ご覧になってください。色彩の美しさもすばらしいアニメです。まさに動く錦絵(浮世絵)、日本人の色彩感覚の伝統は連綿と受け継がれているのですね。多色刷り版画世界からアニメ世界へ。(2012/1/15)
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加護ちゃんも「背中から刺されて」気の毒に。
ゲンダイネットという、その記事の持つ「言葉の階調」にいかにも「ゲレツな記者の人格」が透けてみえるネットニュースがありますが、まあ週刊現代にしてもゲンダイ・ネットにしても、ゲスはゲスなんでねえ。つぶれた「噂の真相」とかで記事書いていた連中がゲンダイ系列に流入してんじゃないのかと「ゲスの勘繰り」とかもしたくなります。
昔、高部知子ってタレントが昔の男とゲス雑誌の結託で背中を刺されてタレント生命をたたれた事件がありましたが、今回のことも「事件を作って叩く」というなにやら政治関係の問題でも盛んに日本の内部でおきている「フレームアップ手法」とその精神においてやり方が似てますよねえ。加護ちゃんの喫煙シーンを撮って巷に流した記者とそれをバックアップする編集部(彼らも人間)と高部知子の元カレシの提供した写真を「買う価値有り」と判断して公開した雑誌社編集部(彼らも人間)とは根のゲスさは一緒ですからねえ。「ひゃひやっ、うーん、いい絵が撮れた」とひとりごつ現代系下請け記者。
ちなみに高部知子のプライベートさらしで彼女の足を引っ張った男はガス自殺したそうです。このゲンダイの下請け連中もそのうち、生霊飛ばされて末路は哀れでしょうよ。(あの世じゃボコボコ。) -
稲川淳二の怪談話を聞いてきて、いままで知らなかった事実を知りました。それは稲川淳二と逮捕される前の宮崎勤に暗闘があったということです。その詳細については『稲川淳二の怪談伝説!2』の「不思議なトンネル」というエピーソードで聞くことができますが、宮崎勤がそもそも幼女を殺さなければと思いついたのが、青梅の有名な心霊スポットであったトンネル----3種類ありますが、山の最上部にある使用されていない最古のトンネル----の中だったということです。実は宮崎勤は心霊スポット巡りをするのが大好きな心霊マニアだったのです。当然稲川淳二のファンだったそうです。
このトンネルの入り口近くにあった居酒屋で、昔、一家惨殺事件があり、祖父母と母親がまず殺され、それを見て、真夜中この真っ暗なトンネル逃げ込んだ幼女を、犯人の男が追いかけ、この子の頭にナタを振るって殺すという事件があったそうです。
宮崎勤によって出され、警察に届いた今田勇子名義の手紙の中には実は稲川淳二を意識して----稲川淳二宛てと言っても良い----書かれたものがあったそうで、警察がそれを持ってきて「どうしますか、稲川さん」と対処の仕方を相談したそうです。「もしあなたの家族に危険が生ずるといけませんから、警察が奥さんとお子さんを保護したいと思いますが」と提案されたそうですが、稲川淳二はその申し出を断り、その当時レギュラーで出ていた朝の番組で宮崎勤の手紙に対して対決姿勢を見せたそうです。その後、宮崎勤は逮捕されたとき、再びこの心霊トンネルに逃げ込み、逮捕されるまで真っ暗なそのトンネルの中央部にじっとうずくまっていたそうです。
稲川淳二は「宮崎勤の犯罪を弁護しようと思ってこのような怪談を語っているのではないですよ、犯罪は犯罪で、罰せられなければなりません、でも……」と語ります。つまり稲川淳二は「憑依」ということを言いたかったわけです。悪霊の憑依現象の謎解きについてはスウェデンボルグの『続霊界からの手記』なんぞを読むと詳しく出てきますが、そういうものがあったのだという暗示として怪談話を語っておりました。
この幼女殺人の心霊エピソードは『新耳袋 第三夜』第九十九話「たちけて」にも出てきます。例の青梅の心霊トンネルのある山の林の中から「たちけて」という幼女の声が聞こえてくる、それは宮崎勤に殺された幼女の声なのではないかという噂話が流れているという話です。「ばぶばぶばぶ」とか幼児語を使って子どもに話しかける大人がいますが、3、4歳の幼児の言語感覚は大人よりもずっと健全です。3、4歳の子どもが「ばぶばぶ系」の「幼児言葉」を話すとは思われません。もし助けを呼ぶなら「たちけて」ではなく大声でちゃんと「助けて」と叫ぶはずです。ですから、この噂話には「大人から見た幼児感覚」という作り事が紛れ込んでいる可能性もありますが、この山林から手足を切断され裸で埋められていた幼女の死体が見つかったのは事実です。ですから私はこの「たちけて」というエピソードを読むと、宮崎勤から殺されようとしていた瞬間のあの幼女の恐怖感を思い、なにか我慢できないものがこみ上げてきます。そしてその感覚が寝るまで一日中ずっと忘れられずに続きます。
この宮崎勤の事件からもうずいぶんと時間が経ってしまいましたが、ご紹介した『稲川淳二の怪談伝説!2』という怪談集DVDは、あの当時の事件報道には登場しなかった稲川淳二関連の情報を稲川淳二本人から聞くことができる貴重な事件資料でもあります。興味をお感じになった方は是非一度レンタル店に出向いて借りて聞いてみてください。
なお宮崎勤を扱っているサイトのURLをひとつ、以下に紹介しておきます。犯行声明文や一般の人が宮崎勤に宛てた質問に直筆の言葉で答えている回答文を見ることができます。
http://www.tctv.ne.jp/members/nisijima/keimusyo/miyazaki.html
こちらは「不思議なトンネル」における稲川淳二の発言を活字に起こしたものが載っています。
http://www.geocities.jp/tdtqg860/miyazaki1.html
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『ほんとにあった! 呪いのビデオ』シリーズがビデオ・レンタル界に持ち込んだ映像の提示方法は当初は非常に斬新でした。しかし彼らがこの世界に持ち込んだ「ドキュメンタリー(ノンフクション)風のフィクション」は、その後他の同業者たちから幾度も模倣され、最近ではほとんど見る価値のないような、ひどい作りの作品群の粗製濫造状態にいたってしまったように見えます。
商業用のドキュメント系ホラーものも、あまりにウソくささが目立つと逆に見ているうちに段々と腹がたってきて、「ほんまもんの幽霊さん、あの〈内心ではホラーを馬鹿にしながら商売だからというんで作っている連中〉を私生活でおどしてやってください」と呪いの言葉も吐きたくなります)。また物語系ホラー作品の方も、フィルム表現上のさまざまな手法があらかたためされて、こちらも一種の平衡状態になってしまっているのではないでしょうか。(ただし最近見た映像としては『超怖い話TV完全版Ⅰ~Ⅲ』がオススメ、これはいいですよ。)
「最近なんかつまらないなあ」と思っておりました。そこで私は、活字の方へシフトして『新耳袋』全10巻を読み直すということをしていたわけですが、ここで「そうだ、語りだ」と思ったのでした。『新耳袋』の内容のいくつかは『怪談新耳袋』として映像化されて、DVDになってレンタル店にも並んでいます。DVDの特典映像には、編者の木原浩勝と中山市朗の「怪談語り」がおまけとして収録されていますが、正直言ってあまり上手な(あるいは魅力的な)語り口とはいえません。そこで、はたと思いつきました。
「そうだ、怪談語りといえば、稲川淳二ではないか!」
「怪談語り」といえば、日本には落語の伝統がありますが、稲川淳二が作り上げた近代スタイルはいまだ他の後続の語り手を寄せつけません。稲川淳二は彼独自の「怪談語り口の芸風」を確立してしまいました。
稲川淳二の語り口の魅力を超える語り手は今のところいないのではないか、と思います。この人は昔、「ぼこぼこにされる平身低頭レポーターキャラ」でお茶の間に出てきて、視聴者に指さされてヘラヘラと笑われなければならぬという「立ち位置」を甘受しながら、その実、偉大な才能の持ち主だったのでした。
私は昔、『稲川淳二の超こわい話』シリーズの1巻と2巻と3巻、そして『生き人形』『怪談ライブ』を、これらのビデオがレンタル店にならんだ当時に借りて見ているのですが、その後は遠ざかっていました。最近では『恐怖の現場』というのを見たことがありましたが、これは「語りもの」ではありませんでした。そこで地元のレンタル店で改めてチェックしてみると、『稲川淳二の超こわい話』シリーズはすでに10巻出ていました。欠番があったので、方々のレンタル店----お隣の日向市にも探しにでかけました----を探しまわりながら、私は「3月は稲川淳二月間にしよう」と決め、この『超こわい話』シリーズ10巻を制覇し、『生き人形』その他、以前に借りていなかったものも含め、かなりな数を借りて見た(聞いた)のでした。この活動は現在も続行中であります。
『超こわい話』シリーズの初期のものを見ているうちに気がつきました。ここで語られているエピソードの多くが、実は『新耳袋』に採録された話とかぶっているのです。ビデオの中で稲川淳二が、「実は中山という男がいるんですがね……」などと紹介している人物こそ『新耳袋』の編者のひとりである中山市朗だったんですね。
『新耳袋』という本は大ヒットしましたが、先駆者として同書の中身を「語りもの」にして、それよりずっと前に「肉声による語り」を行っていた稲川淳二という人物がいたのでした。こんなふうにして、私のなかで『新耳袋』と稲川淳二が結びついたのは最近のことだったので、いまようやく「そうだったのかあ」と感慨にふけっているところであります。
ということで、中山市朗と稲川淳二の関連リンクを左のサイドバーに掲示しております。ネットでも稲川淳二の『超こわい話』シリーズの初期作品はPPV方式で見ることができますよ。実は私も見たクチです。『怪談新耳袋』の初期シリーズ(こっちはすでに販売終了)と『稲川淳二の恐怖物語1』を見ました。その私が利用したgooを紹介しておきます。ここはShowtimeのように、別に見たいものがなくても、会員料(基本料金)を毎月払い続けなればならないという方式ではないので、利用しやすいです。Showtimeもgoo方式にしてくれれば、私ももっと利用するんですがねえ 。
http://bb.goo.ne.jp/movie/program/inagawa/00/index.html
このシリーズは完全DVD化されていないようなので、10本をDVD5枚組のボックスセットにするとかいうような企画を掲げて是非全巻DVD化してほしいところでです。あるいはgooが10巻すべてをネット化するというのでもいいですね。
ちなみに私の大好きなエピソードは『超こわい話』第3巻の「…からの電話」であります。(是非近くのレンタル店で借りてみてください。ただし、稲川淳二のものに限らずビデオ自体がDVD化の波で処分されているところが多いと思うので、稲川淳二の『超こわい話』シリーズ10巻のビデオ版が見つかったらかなりラッキーですよ。)
『超こわい話』シリーズとは異なったビデオには、同じ話が違う題名になっているものもあるので、このあたりも自分なりに整理中です。いずれ報告もできるかもしれません。
p.s.1「語り芸」と言えば稲川淳二です。でも彼の口調をそのまま活字に起こして読むと、何か全然違うモノになっちゃうのが不思議です。歌手の肉声を譜面に起こして、その譜面のみを眺めているような感じになっちゃうからでしょうか。逆に「活字芸」と言えば、やはり新耳袋でしょうか。それぞれ特性が異なっていますが、どちらも「芸」として一級品だということは確かです。
p.s.2 「ほんとにあった! 呪いのビデオ」では投稿がそろわない場合は「発注」による制作も行われているそうです。その場合、無名の、とはいえプロの役者さんが出るわけですね。ですが、すべてが「ヤラセ」ではないそうで、投稿映像をそのまま使うことももちろんあるそうです。ただ採用された投稿映像が投稿者作成によるフェイク映像である場合も多いでしょう。だから、なんでこんな映像が撮れたのか解釈不能な映像の実数はそれほど多くないというのが「ほんとう」のところでしょう。でもこのシリーズが出始めたころは、「ほんとう」に怖がらせていただきましたし、今でもこの手のコンテンツではこの会社の作品が一番であることは言うまでもありません。
参考 呪いのビデオのスタッフだったけど質問ある?