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BOUNDHEAD

壊れた内蔵型DVDドライブのケースを再利用しよう
ヤフオクでパソコン関連のガラクタを買っていると、はじめから壊れているDVDドライブが付属して送られてくることもよくある。

以前なら捨てていたところだけど、最近は違う。

たとえば、ミニタワー型のケースの場合、5インチベイが2つに、3.5インチベイが2つというのが多い。そういう場合、3.5インチベイのひとつをフロッピーディスクドライブやカードリーダーに使うと、ハードディスクをもう一台増やそうと思ったときに、5インチベイを使うしかなくなる。

だけど、中古品のケースの場合、そもそも5インチベイの表の蓋がなくなっている状態で売りにだされている商品も多いわけで。

蓋がある状態なら、専用の金具(下写真参照)を用いて、5インチベイにハードディスクを装着すればOKだ。





だが、蓋のないケースの場合、どうすれば見栄えを回復し、かつハードディスクを増設することが可能だろうか。

その答は、壊れたDVDドライブの中身を取り出して、底面の鉄板に4箇所の穴を開け、そこに増設用ハードディスクを据えて、これを下からインチねじで固定すればいいのだった。インチネジは頭の部分が平べったいものを使うとなおよい。ケースによっては下がつっかえる場合があるのでね。今回写真に写っているのは、標準的なHP製のインチネジ。

実際、私はAlritのプレートのはってあるミニタワーケースの5インチベイをそのようにして利用している。

写真の左側の列は、IDEのハードディスクを入れたもの。右側の列は、SATAを入れたDVDドライブのケースだ。




下写真の右側のミニタワーのケース、5インチベイの上から2番目が実は「一見DVDドライブに見えるが、その実、ハードディスクケース」である。





もしアナタがパソコン改造マニアで、かつ壊れたDVDドライブが家にあり、処分に悩んでいるならば、こういう改造を行ってみてはいかがだろうか。

ちなみに、鉄板の穴あけに使ったのは、100円ショップで売られているドリル類である。「自分は電動ドリルを持っていないから改造できない」と思いがちだった人も、実はほんの数百円の出費で「手動回転」で穴を開けることができるんですよ。



ちなみに握りの部分だけは、もともと家にあったものだけど、小さいものからいろんなサイズのものを順番に使っていけば、薄い金属板くらいは手動回転でなんとかなりますよ。プラスチックの穴あけには、これも100円ショップで売っているルーターを使っている。最近ずっとハマっているDell PowerEdge SC430ケースの改造には結局本格的な電動ドリルは使わなかったよ。


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