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Posted by バウンドヘッド - 2009.12.18,Fri

以前、「ハヤテのごとく!」と「ハヤテのごとく!!」の作画と演出の違いについて書き、薔薇の乙女、ローゼンメイデンについて書いた。その後、「かんなぎ」をはさんでオレが選んで見たアニメは「スカイガールズ」だった。

skygirls.JPG











 

「スカイガールズ」のメインキャラの女の子たちの身体はまるで「ローゼンメイデン」の乙女人形たちが、球体関節人形の形式で作られていたごとくに、頭でっかちで、きゃしゃな身体だった。オレはほんとに「これはドレスを脱いだお人形さん(球体関節人形)みたいな身体デザインだな」と思ったのだった。

このアニメのOPテーマには「メイデン」という歌詞が出てくるので、あるいは「ローゼンメイデン」から一種の引用を行ったのかもしれない。というか「ローゼンメイデン」で薔薇水晶を演じた後藤沙緒里がメインキャストの園宮可憐役で出てるじゃないか。このアニメの監督が岩崎良明で、なんとこの人は「ハヤテのごとく!!」の監督でもあるじゃないか。「スカイガールズ」は2007年の作品だが、同じ時期にシナジーSP版の「ハヤテのごとく!」(川口敬一郎監督)が始まっている。

「スカイガールズ」で速水たくみという少年の声を担当したのが、白石涼子。もちろん彼女こそ「ハヤテのごとくシリーズ」で主人公のハヤテ少年を演じた声優さんだ。「スカイガールズ」を見ているとハヤテ君が通信員をやっているような錯覚に陥る。

「女性の声優さんにとってもっともすばらしい体験とは何か」と問われたら、私なら「主人公の少年声を演じることだ」と答えたい。だが少年ボイスは独特の音色を持っている人でなければつとまらない。「ハヤテのごとく!」をアニメ化するとき、原作者自身が白石涼子を指名したという話が伝わっているが、ほんとに最適の抜擢だったと思う。

「エウレカセブン」でレントンを演じた三瓶由布子の声も独特だが、彼女が「君に届け」で女子高校生吉田千鶴を演じているのを見ると、なにかとても不思議な感じがする。でも彼女は「本当は女」なのだから、「女子高校生を演じて何が悪い?」というわけなのだが----いやこれはこれでハマリ役だよもちろん----、それだけ「役柄にバチッとハマった少年ボイス」が視聴者に与える印象は強烈なのだってことだ。

まさに「少年向けアニメ」の世界こそ「ボイス宝塚」なのだった。

「スカイガールズ」のDVDに収録されている釣りに関するショートアニメ、あのナレーションは「ハヤテのことぐ!」の若本規夫のパロディではなかろうか?

「ハヤテのごとく!!」では若本規夫が塩たれる、と以前のエントリーで書いた。が第2期が始まる前に「ハヤテのごとく!!」はOVAを出している。実はつい最近それを見たのだが、この岩崎良明が監督したOVAでは若本規夫は1期と同じテンションでしゃべっていた。監督は同じなのに若本テンションはテレビ版の第2期に変化したのだということが、これで判明したのだった。

そして岩崎良明監督が監督した「スカイガールズ」のショートアニメでは「ハヤテのごとく!」の若本規夫ナレーションのパロディが女性声優によって展開される。このような、アニメとアニメが「どこかで微妙に連結する感じ」というのはオレには発見するとまた味わい深いものがあるのだった。

ということで、「スカイガールズ」にはOVA版があるようなので、こちらも見てみる予定である。

p.s.1  「ハヤテのごとく!」で毎回何かを食っている西沢歩役をやってる高橋美佳子の声を聞くと、「カレイドスター」で主人公の苗木野そらを演じた広橋涼の演技を連想する。苗木野そらはセリフの語尾を三回繰り返すクセがあったが、オレには「ハヤテのごとく!」で----1期だったか2期だったかははっきりしないが----高橋美佳子が「そのクセを引用している」ような気がしてならんのだが、はたして真相はいかに?

p.s.2 三千院ナギ役の釘宮理恵が「ハヤテのごとく!」で銀魂の神楽を「引用」したのはハッキリ分かるんだが。

p.s.3  現在gyaoで「鋼の錬金術師」と「戦う司書」と「SAMURAI7」を見ることができるけど、エドワード・エルリックとハミュッツ・メセタとカツシロウの声が、同じ声優さん(朴璐美)ののどから出ていると知るとほんと驚くよね。
 
p.s.4  こないだ、コインランドリーにいったとき、たまたま店にあったサンデーだったかの表紙をひょいと開いたことがあったんだけど、そこには声優学校の宣伝が載っていて「七色の声を手にいれよう」だったっけ、なんかそんなコピー文句が載っていて、7種類の声がタイプ分けして載っていた。「男の子声」などという項目もあって、「なんかコツのようなものがあるのかな?」と思ったのだった。といってもオレはもともと男なので、いつも「男の声」でしゃべってはいるのだが、変声期以前の「少年の声」はもはや出せない。少年の声でしゃべるのは「少年だった経験のない大人の女たち」なのだというところが、実に味わい深いところなんだよな。

p.s.5  宝塚歌劇団で男役をやる場合も、特別な発声法を彼女たちは学ぶんだろうな。どんな指導を受けているのかYou Tubeとかで見られんだろうか?

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一応ロックファンですが、でも実は70年代のアコギものLPもよく家で聴いてます。邦楽だと日暮しの『ありふれた出来事』、洋楽だとアメリカの『名前のない馬』が、私のイチオシ・アルバムです。
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