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BOUNDHEAD

マクロス・シリーズとDEEP PURPLE
ついに7月になっちまったか。6月は一本も記事を書かなかったよ(なんか忙しくてあわただしくて、おまけにビンボーでさ)。

現在「マクロス7」を見ているところ。「マクロスF」で「星間飛行」に引用されているディープパープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」の話をしたけど、「マクロス7」でもデープ・パープルの「BURN」を彷彿とさせる曲が使われてるね。ってことは、菅野さんがデープパープルを引用したのは、ちゃんと前作からの受け継ぎというか「伝統」に沿っていたわけだね。

マクロス・シリーズの第1作目は見ていないので、「見ることのできる機会」があれば、ぜひチェックしたいところだな。

あと新房昭之監督の「月詠」も見たよ。確かにドリフターズだった。「8時だよ 全員集合」からの引用。魔法アニメに出てくる召喚金ダライの淵源が「ドリフターズ番組(舞台物)にあった」なんて、おもしろい結論だよなあ。このアニメでは金ダライは召喚されて出現するのではなくて、舞台の上方から勝手に落ちてくる。つまりここではまだ、ドリフターズの舞台劇の引用として、当作品に持ち込まれたものだった。それが他の作品群で「召喚によって上から降ってくる金ダライ」モチーフに変容する。

「ロザリオとバンパイア」のカプチュー行為との関連性も感じた。同じ監督作品で「ダンス・イン・ザ・ヴァンパイアバンド」も見たよ。「ダブル(ヒロインにそっくりなブラックヒロイン)の存在」というのは「Blood+」にも出てきたモチーフだけど、「月詠」もある意味「ダブル」のモチーフがあるよね。あ、そういう観点からだと、「ロザリオとバンパイア」もそうだね。

ところで、アニメ「銀魂」もドリフターズ・オマージュから始まったよな。

あと見たのが「にゃんこい」ね。主人公のキャラが「とある魔術の禁書目録」の主人公に似ていた。それに彼が通ってる学校名に「常盤」の文字が・・・・(もちろんこれはスピンオフ・アニメの「とある科学の超電磁砲」の常盤台中学との連想だが・・・・)。やっぱかぶってるじゃん。これについては、番組中でも「誰かに似ているなんてことはない」的な発言があったけど、やっぱ「とある魔術の禁書目録」を意識しての発言ってことでいいのかな?

あと「夏目友人帳」1期2期。両作品のEDの雰囲気が(曲のテンポとかも含めて)みごとに一致していたけど、これって大森貴弘監督が意図して「発注」した曲想だよね、きっと。てのも昔ギャオでやってた、これも大森監督の「赤ちゃんと僕」のEDとも曲想が似ているんだな。だから「ああ、そうなんだ、これは監督の趣味なんだろうな」と思った。

この作品は笑いはもちろんだけど毎回泣きの要素が入っていて、オレは好きなアニメだったな。それに「こういう妖怪物語もあるんだ」、と「妖怪描写の新しさ」にも感心したよ。もちろんこれは原作がそのように妖怪を扱っているからだけど。ところで、「にゃんこ先生」いいじゃないっすか。たぶんいろいろ「アドリブって」声の演技してたよね。初代にゃんこ先生といえば「いなかっぺ大将」ね。

6月は、新作はほとんど見てなかったな。っていうか、オレ1週間ごとに見ると前の話を忘れちゃうので、たいてい一気見しちゃうんだな。そのほうが感動も強まるしね。だから最近の作品は終了後しばらくして見るってのが、オレ流の作法なのだった。一話完結ものだとそうでもないけど、ストーリー物だとやっぱ一気見が伏線とその解決にも気がつきやすいし、話もよく分かるよね。

p.s.1  「マクロス7」のSecond ED 「・・・だけど ベイビー!!」を聴いたら、スパイラル・ライフのことを連想した。

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一般的に言ってスパイラル・ライフのことを知っている人はあまりおるまい。だがオレは彼らのアルバムの「spiral move」を初めて聴いたときに、その独特の音楽性にびっくりした口のニンゲンだ。マクロス7の「・・・だけど ベイビー!!」ってもしかしてスパイラル・ライフから影響受けてない?と感じたので、それぞれの公開時期を調べてみた。するとスパイラル・ライフの「spiral move」が94年の7月リリースで、マクロス7は94年の10月から始まっている。だから、この「思いつき」もまんざらありえない話ではないと思うんだな。
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