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涼宮ハルヒの憂鬱 らき☆すた けいおん!+大正野球娘。
ようやっと京都アニメーション系の上記3作品を見終わった(ただし涼宮ハルヒは旧作のみ)。

個人的には「らき☆すた」が一番好きかな。平野綾の「こなた声」はよかった。こなたが「団長」のコスプレをしてハルヒ声とこなた声の「スイッチ芸」を見せてくれるなどという想定外のサービス・シークエンスとかもあって、個人的にはおおいに受けた。それにこのアニメ、「おたく文化」に関する言及がたくさんあって、「情報アニメ」としても見ることが可能だ。「おたく文化とは何か」ということがよくわからないオレにはありがたい情報提供がたくさんあった。(つい最近ネット記事で知ったが、こなたが大好きなギャルゲーって日本文化固有のゲームらしい。参照記事は以下。 「ギャルゲー第2回『ときメモ』に恋愛テクは通じる?」)

実を言うと、「らき☆すた」は昔レンタルDVDで第1巻を見て「うーむ」と思って以降、ずっとそれ以後借りずにほっておいた作品だった。予備知識なしで見たので、これは「どういう系統のアニメなのか?」と悩んだからだった。でもOPテーマを初めて視聴したとき、「声優たちの歌う意味不明のアニソン」に「なんじゃこりゃー」と衝撃を受けたのは事実である。(さらに言わせてもらえば、「涼宮ハルヒの憂鬱」に関しては、いまだ「どういう系統のアニメなのか」分からんままである、とキョン[杉田智和]声で言いたい気分である)。最終話はチアリーダーによるダンス。ダンス・シークエンス好きのオレにとってこれはとてもうれしい最終話だった。

仲良し4人組のゆるい会話が延々と続く。でそれに画面のこちら側から視聴者として参加したオレは、彼女たちには見えない第5番目のおしゃべり参加者となっていた。つまりこの作品はそういうカラクリになっていた。振られた話題に対して、同意系のつかさのように「そうそう、わかるわかる」と言ったり、つっこみ系のかがみのように「それはないだろ」と視聴者も心の中で会話に参加するシクミである。

個人的には「ぽや~ん」としている柊つかさのキャラが好きだ。
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というか、もしかしたらオレは「ぽや~ん系」が好きなのだろうか? 当ブログで昔言及した「蒼井ミナモ」も「ぽや~ん系」のキャラな感じがするし。(「ぽや~ん」という表現は、方言ニュアンスである。「ぽわ~ん」とは微妙に違うような気がするのだ、オレには。)

最近始まった「大正野球娘。」の鈴川小梅ちゃんも同じキャラの匂いがする。町田義人声で「小梅ちゃ~ん」と呼びかけてみたい衝動にかられるのはなぜだ。でも小梅ちゃんはもうちょっとしっかりしてるところがあるな。
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タレントで言うと、山口もえが出してる波動が「ぽや~ん系」だと思う。

向田邦子のエッセイを読むと、彼女の父親は厳格な人だったみたいだが、じつは「どじっ娘萌え」の元祖のような人だったらしい(ただし「奥さんに対する隠れ萌え」ね)。それを娘の向田邦子に、回想録のなかで見破られてしまったというわけだ。戦前にも「ぽや~ん」としているオンナが好きな男はいたのだ。

「けいおん」を見ていると、いつも平沢唯の家の外観が気になった。「あーなんかこの家、どこかで見たことがあるんだがなー」とずっと悩んでいたのだが、Yahoo!動画で見た「マリア様がみてる」の福沢祐巳の家に似ていることに気がついてもやもやが解消したのだった。

p.s.1 「声優たちの歌う意味不明のアニソン」と言えば、最近ではGyaoでやってる「恋姫無双」のEDが気になるのだった。
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