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Posted by - 2017.08.20,Sun
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Posted by バウンドヘッド - 2011.07.07,Thu

ちょっと前GYAOでやってたアニメ版のBECKを見て、結構面白かったので、検索をかけたら、なんと実写版の映画まで公開されてたじゃないですか(知りませんでしたマジで)。ということで、昨夜ゲオで実写版を借りてきて見た。

検索時、映画版では主人公のコユキの歌声は聴くことができないとの情報を得ていたので、いったいどんな具合に仕上げたのだろうと思ってみたのだが、賛否両論あるみたいだけど、オレは、やはり「歌はちゃんと聴衆に聴かせた方がよかった派」であった。

アニメ版ではコユキの声を担当していた浪川大輔の代わりに、HUSKING BEEの平林一哉が歌声を披露していた。こういう手法は往年のハリウッド映画、特にミュージカル映画ではよく使われた手法だし、近年の有名アニメ、マクロスFなんかもそうだったね。

アニメ版BECKではコユキの音程の不安定な場面でも、堂々と歌いあげる場面でも、生身の人間の肉声をさらけだしていたし、高音部で声をはりあげる箇所で、突然「声にディストーションがかかる感じ」が、聴き手をはっとさせる。この「ねらってできない稀有な一瞬」を聴き手に感じさせることができれば、コユキは「隠れグッドシンガーだった」という物語上の設定も、視聴者らに----オレがそうであったように----ちゃんと受け入れられただろう。

おそらくアニメ版では、程度の差はあれ、多くの視聴者たちが、まさに、そういう、「初めて聴いた歌声にはっとさせられる」という体験をしていたはずだ。(ちなみにオレにとってチョー鳥肌モノだった映画が「天使にラブソングを2」の「Oh happy day」だね。皆も「あの箇所」「あの一瞬の音程」を初めて見たときはトリハダ来たでしょ)。

映画版のスタッフはこの点で悩んだのだろうが、「ニッポンの映画業界」には、この面で信頼のおけるセンスを持った人々が実はいなかったのではないかと逆に思った。だからオレには、「監督は結局逃げをうった」ように思う。無名の若い歌手の歌声を見つけ出してきて、「聴衆にはっとさせる瞬間を実際に作る」ことに自信がもてなかったのだろう。そういう意味では、アニメ版のスタッフたちの「勝負のかけ方」の方がずっと勇気があるし、こういう系統の音楽に関しても、アニメ版スタッフの方が詳しかったってことなのだろう。

それにしてもBECKの音楽のルーツは90年代に登場してきたアメリカのバンドだね。音楽に詳しい人なら、アニメ版のBECKの曲(千葉くんの歌)を聴いてレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンをすぐに思いうかべただろうと思う。オレも「アレ?」と思ったのですぐに音楽ストックをあさり、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの「ザ・バトル・オブ・ロサンゼルス」をチョーひさびさに聴き返してみた。映画版でも同じバンドから「引用」されてるようだね。

しかしそもそも90年代、レッチリやオアシスのほかにも、BECKというソロシンガーが登場して結構なセールスを記録してたよね。ブログとかの感想を読むと、あまりそのことへの言及がないのが不思議だな、オレとしては。アメリカにはBECKというミュージシャンが実在してるんだから、そりゃあ、ニッポンのBECKがアメリカでツアーするんなら、バンド名変えないとネ。ちなみに、それ以前で「ベック」といえば、ジェフ・ベックを連想する人がほとんどだろーけどさ。

バンドものの映画で好きなのは、「バンドワゴン」。あの有名なミュージカル映画とは違う方のやつね。仲間割れグダグダ感がいい。それに暴力系ベーシストが田原俊彦似なのが気に入っている(BECKでは暴力担当は千葉くんね)。サントラに収められている楽曲のクオリティも高い。てかこの映画がレンタル店に並んだ当時、サントラCD買いましたから、ワタシ。

でも映画版BECKを見ての一番の収穫は「あれ、この子もしかして倉内沙莉じゃね?」と思った一瞬だった。ということで一通り映画を見終わって最後のエンドロールで出演者確認、やっぱそうだった。

なんでこんなことを言うかというと、GYAOでやってた「心霊写真部」ってドラマで、なぞの女子高校生として登場していたのが倉内沙莉だった。「あ、この子、なんか雰囲気いーくね」と感じたオレだった。
kurauchi.jpg
















写真は「心霊写真部」の倉内。

映画版BECKでは新体操部員で、しゃべり方が「天然入ってます」みたいな、まったくタイプの違う役柄だったね。「心霊写真部」の主役の中村静香って娘の名前もGYAOで覚えたぞ。だからやっぱりGYAOで彼女の出演している「トミカヒーロー」まで見るようになってしまったじゃないか。

過去におけるオレの、「ほんのちょい役なのに強い印象を残した初めて見る無名女優体験」といえば、「仄暗い水の底から」のラストで高校生の娘役でほんのちょっとだけ出てきた水川あさみがそうだったな。「あ、この娘なんかいいじゃん」とか思ったオレだった。この娘のちにブレイクしちゃった。

まあ、そういうわけでアニメとかドラマとか映画とか「瑣末な部分」にもこだわりを持ちたいというテーマで今回は書いてみた(いや、ウソだけど)。

p.s.1   あ、そうそう。「心霊写真部」は2巻まで制作されているけど、低予算なのに、なかなか面白く作ってあり、がんばってると思う。3作目早く作ってください、関係者の方。「なぞの女子高校生」の正体が知りたいじゃないですか。

p.s.2 音楽もの映画といえば、コメディ度の強い 「デトロイト・メタル・シティ」はまた見てみたいネ。

p.s.3  ちなみに90年代の外国バンドで個人的に好きだったのは(っていうか認めていたのは)、ニルヴァーナとかストーン・テンプル・パイロッツとかパール・ジャムとかだったな。声で言えば、やっぱカート・コバーン。それからエディ・ベイダーの声も好きだったよ。だからラップ系へビーロックはまじめに聴かなかったよ、実は。正統派ヘビーメタルプッシュラジオ番組(FM)のパーソナリティだったサカイコウはこういった90年代バンドを番組内では毛嫌いしていたけど(営業用のふりだったのだろうと思うが)、なぜかレッドホットチリペッパーズは番組でもかけてたよな。やっぱこれも営業にまつわる「大人の事情」だったの、もしかして?

p.s.4  アニメで竜介がブルースマンに再会するシーンは映画「クロスロード」からの引用かな? でもね、竜介の部屋はCDばかり豊富でデジタル再生機器しか描かれてなかったけど、こんな無名のブルースマンのことまで知ってるのなら、やっぱアナログレコードがたくさん詰まった棚とかターンテーブルでブルースのLP聴いているシーンとかもほしかったよね。そうすれば、ブルースマンが竜介に驚嘆するシーンも納得がいくでしょ。
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一応ロックファンですが、でも実は70年代のアコギものLPもよく家で聴いてます。邦楽だと日暮しの『ありふれた出来事』、洋楽だとアメリカの『名前のない馬』が、私のイチオシ・アルバムです。
e-mail lexxforward@yahoo.co.jp
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