夢の中で気が付いた。なんと自分の部屋に学生服を着た弟がいて、私の机の前に座っている。
「あ、お前か。それオレの机だけど、座ってていいよ」といってもう一方の側にある机の前に座る。私も学生服を着ていた。つまり弟も兄も10代のころの姿だった。
この家には私たち兄弟とは関係のない子供づれの家族が住んでいて、私の感覚では、本来は私たちの家なのだが、その家族が住むことを許可しているらしい。
だから、食事は私たちの分も余分に作ることが、住む条件だなどと言っている。その説明が「奥方の包丁の回数は、家族だけならばトントントンでいいが、私たち二人がいるから、トントントントントンと聞こえなければならない」などと奥方に説教している。
部屋を出ると家の真ん中を通る廊下があり、向かい側にも部屋がある。その部屋のドアの蝶番から、指が一本突き出ていたので、びっくりして、扉を開けて、部屋の中の方から、その指が出ていた部分を見ると、指の部分しかない。
「なんなんだ、これは、幽霊の指なんか」と驚いてしまう。
そしてその廊下を東向きに進むと玄関があるのだが、その玄関の直前の廊下の部分を、この家の家族の子供のベッドがふさいでおり、子供がそこで寝ている。「なんでこんなところにベッドを置くのか。通れないだろう」怒りを感じてしまう。
目が覚めた後の記憶としては、だいたいこの辺りまでは覚えているのだが、起きてすぐ思ったのは、われわれ兄弟が、あの「アザーズ」というホラー映画みたいに「重なった場所」で生活していたんじゃないかと感じたことだった。
どっちが死者の側だったのか?
まあ、奥方の包丁の音が二人分余計に聞こえればいい、などと要求している点、やはり「われわれ学生服を着た兄弟」が死者側だったのだろうか。
ちなみに弟(年は一つ下)はすでに他界してこの世にはいない。
「あ、お前か。それオレの机だけど、座ってていいよ」といってもう一方の側にある机の前に座る。私も学生服を着ていた。つまり弟も兄も10代のころの姿だった。
この家には私たち兄弟とは関係のない子供づれの家族が住んでいて、私の感覚では、本来は私たちの家なのだが、その家族が住むことを許可しているらしい。
だから、食事は私たちの分も余分に作ることが、住む条件だなどと言っている。その説明が「奥方の包丁の回数は、家族だけならばトントントンでいいが、私たち二人がいるから、トントントントントンと聞こえなければならない」などと奥方に説教している。
部屋を出ると家の真ん中を通る廊下があり、向かい側にも部屋がある。その部屋のドアの蝶番から、指が一本突き出ていたので、びっくりして、扉を開けて、部屋の中の方から、その指が出ていた部分を見ると、指の部分しかない。
「なんなんだ、これは、幽霊の指なんか」と驚いてしまう。
そしてその廊下を東向きに進むと玄関があるのだが、その玄関の直前の廊下の部分を、この家の家族の子供のベッドがふさいでおり、子供がそこで寝ている。「なんでこんなところにベッドを置くのか。通れないだろう」怒りを感じてしまう。
目が覚めた後の記憶としては、だいたいこの辺りまでは覚えているのだが、起きてすぐ思ったのは、われわれ兄弟が、あの「アザーズ」というホラー映画みたいに「重なった場所」で生活していたんじゃないかと感じたことだった。
どっちが死者の側だったのか?
まあ、奥方の包丁の音が二人分余計に聞こえればいい、などと要求している点、やはり「われわれ学生服を着た兄弟」が死者側だったのだろうか。
ちなみに弟(年は一つ下)はすでに他界してこの世にはいない。
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