カルト映画「ムカデ人間」でハイターという「切れた博士」を演じていたのが、ディーター・ラーザーという役者さんだった。
ドイツの役者さんである。この映画で初めてこの役者さんのことを知り、「うわー、なんてぶっとんだ演技をする人だろう。っていうかファンだわ、オレ」とかという感想を持ってしまった人もいると思う。
だが、「この映画によってこの役者さんを知った」というのは、われわれが日本人であったゆえの不幸なのであって、北米人や西欧人ならばみな「あ、マントリッドじゃん」と即座に答えることができるのだった。
実際、英語版のウィキペディアの彼のページには以下のようにいきなり出てくる。
He is known to English speaking audiences for his roles in Lexx.
ディーター・ラーザーは、英語圏ではレックスの役者として知られているのだよ。日本のみんなよ。
マントリッドとは、私がこのブログでずっとプッシュし続けている「機甲戦虫記レックス」シリーズのシーズン2で敵役として登場してきた「エキセントリックな学者」のことである。
このときのディーター・ラーザーの演技はほんとぶちきれていて、シーズン2の最終話のエンディングにいたるまで、ほんとにレックスファンを楽しませてくれた役者さんだった。
昔、LEXXでの彼の演技を見た「ムカデ人間」の監督さんは、「ぜひともハイター博士はディーター・ラーザーにやってほしい」と思ったに違いないのだ。
日本においてもLEXXシーズン2の日本版を出す計画はあったのだが、頓挫したまま今日にいたっている。いまからでもおそくない。シーズン4までの全61話の日本語版をぜひとも出してほしい。
でもまあ私の場合は----私は熱烈なLEXXファンだったので----輸入版DVDで最低1年に1回は通しで61話を見るようにしている。そういうわけで、他の多くの日本人をさしおいて密やかなる楽しみとして「ハイター博士の前世存在のようなマントリッド博士」を今後も何度でもDVDで見ることができるというわけだ。
I destroyed the universe, I destroyed the universe......
シーズン2における最後のこのセリフ回しが実にエキセントリックで忘れられない。日本人の多くが日本語版がないゆえに、この北米産(カナダ・ドイツ+イギリス制作)カルトドラマを知らずに一生を終えることになる。まったく惜しくて残念な話である。
p.s.1 シーズン3にも一種の転生体としてディーター・ラーザーは出てくるが、自分が何者だったのか思い出せないでいる、物静かで瞑想的な人物として現れ、レックスのクルーたちに助けの手を差し伸べる。ということも申し添えておこう。
ドイツの役者さんである。この映画で初めてこの役者さんのことを知り、「うわー、なんてぶっとんだ演技をする人だろう。っていうかファンだわ、オレ」とかという感想を持ってしまった人もいると思う。
だが、「この映画によってこの役者さんを知った」というのは、われわれが日本人であったゆえの不幸なのであって、北米人や西欧人ならばみな「あ、マントリッドじゃん」と即座に答えることができるのだった。
実際、英語版のウィキペディアの彼のページには以下のようにいきなり出てくる。
He is known to English speaking audiences for his roles in Lexx.
ディーター・ラーザーは、英語圏ではレックスの役者として知られているのだよ。日本のみんなよ。
マントリッドとは、私がこのブログでずっとプッシュし続けている「機甲戦虫記レックス」シリーズのシーズン2で敵役として登場してきた「エキセントリックな学者」のことである。
このときのディーター・ラーザーの演技はほんとぶちきれていて、シーズン2の最終話のエンディングにいたるまで、ほんとにレックスファンを楽しませてくれた役者さんだった。
昔、LEXXでの彼の演技を見た「ムカデ人間」の監督さんは、「ぜひともハイター博士はディーター・ラーザーにやってほしい」と思ったに違いないのだ。
日本においてもLEXXシーズン2の日本版を出す計画はあったのだが、頓挫したまま今日にいたっている。いまからでもおそくない。シーズン4までの全61話の日本語版をぜひとも出してほしい。
でもまあ私の場合は----私は熱烈なLEXXファンだったので----輸入版DVDで最低1年に1回は通しで61話を見るようにしている。そういうわけで、他の多くの日本人をさしおいて密やかなる楽しみとして「ハイター博士の前世存在のようなマントリッド博士」を今後も何度でもDVDで見ることができるというわけだ。
I destroyed the universe, I destroyed the universe......
シーズン2における最後のこのセリフ回しが実にエキセントリックで忘れられない。日本人の多くが日本語版がないゆえに、この北米産(カナダ・ドイツ+イギリス制作)カルトドラマを知らずに一生を終えることになる。まったく惜しくて残念な話である。
p.s.1 シーズン3にも一種の転生体としてディーター・ラーザーは出てくるが、自分が何者だったのか思い出せないでいる、物静かで瞑想的な人物として現れ、レックスのクルーたちに助けの手を差し伸べる。ということも申し添えておこう。
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