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ヒルダ・ハンフリーのジーニア(ゼニア)・シーバーグ
LEXXシーズン4が世に出たのが2001年。シーズン1の日本公開は98年くらいだったっけ?

古い作品という言い方が当然のようにも思えるけど、いまだにあれこれ商業的話題になっているエヴァンゲリオンが95年物なんだから、単に制作年代で予断みたいなものを持ってもらいたくはないよね。

オレ自身、最近だと個人的にはGYAOでやってた「ヒカルの碁」という古い作品にエラくときめいたこともあるし、未視聴の古い作品にも、まだまだ「トキメキ」をくれるものはおおいにありそうだね。

おっと今回はジーニア・シーバーグの話だった。昔このブログで彼女のことは少し書いたけど、そのとき参考にした英語版のウィキペディアの記事はまったく簡素な記事に変更になっていた。「ドイツのアンジェリーナ・ジョリー」なんて箇所は削除されているじゃないか。

手元のLEXX北米版DVDシーズン2所収のジーニア・シーバーグの紹介記事は以下のように書いてある。

Xenia Seeberg

Born in Geldern, Germany, Xenia Seeberg is a woman of many talents. Holding degrees in both Latin and philosophy, she is a classically trained dancer, has worked with a Dusseldorf opera company, has a record deal with EMI-Cologne DL and has studied acting at the Lee Strasberg School as well as the Actor's Studio. Best known for her television and film work, she has starred in several American/German productions, such as Hilda Humphrey and Talking Feet.

彼女の出演作品としてもっともよく知られている作品として、「ヒルダ・ハンフリー」と「トーキング・フィート」が挙げてあったので、今回初めて興味を持って北米サイトを検索してみたら、「ヒルダ・ハンフリー」という20分ほどのショートドラマを見つけることができた。

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オレなりに邦題をつけるとすれば、この作品は「あるビッチの一生」みたいな、2ch的なコメントをつけさせてもらえるなら「これはヒドイ」みたいな、ほんとにヒドイ作品だった。

これはジーニアがLEXXに参加する前の97年に出演した作品だけども、内容はまさにLEXXのシーズン2以降で展開される「エロスとグロテスクと狂気のコメディー世界」の予行演習みたいなものだったのだと、思いいたった。

レックスの監督のポール・ドノヴァンがどのような経緯で2代目ゼヴとしてジーニアを抜擢したのか詳細は不明だけど、彼が「ヒルダ・ハンフリー」に強烈な印象を受けていたことは確かだ。だからこそ彼女の代表作に「ヒルダ・ハンフリー」を挙げたのだろう。

どうやらこの人は、美形の女優さんではあるけど、エキセントリックな作品に出演することで名を知られるようになった女優さんみたいなのだよ。

英語版wikipediaでは彼女のもっともよく知られている役として、「LEXXのゼヴ役」が挙げられている。
まあ、それは当然だよね。
 
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