"防犯カメラ"カテゴリーの記事一覧
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5月1日に投稿してから、あっという間に3か月も経過してしまった。当ブログでは、なるたけ検索してもあまり多くヒットしない(引っかからない)が、日本全国で2,3人くらいは探しているかもしれない個人的に欲しいニッチな領域(PC自作情報とか)の情報を気が付くたんびに出すような方針でやってきたんだが、「あえてこれ書くことか」とか思うことも多くて、めんどくせーっ的な感情もあり、なかなか投稿できないでいた。
我が家の庭が野良猫やアナグマの通り道になっていることは、以前報告したが、初夏に子猫たちがにゃあにゃあと弱弱しく鳴く声が庭の方で聞こえるようになった。それでPCで録画している防犯カメラの映像を確認してみたら、なんと子猫が数匹庭でくつろいでいる映像が撮れていたではないか。
にゃんこ動画はYouTubeでも大人気カテゴリー。でも私はYouTuberたちのように野良猫を家猫にする気はまったくなく、かわいらしい映像が撮れただけで満足だった。それで一本あたり12秒から20秒くらいの長さで撮れていた映像を13分近くの映像にまとめてYouTubeにアップした。
動体検知モードで利用しているフリーの防犯カメラソフトiSpyで撮った映像である。これを別のソフトで編集して、今回初めてフリーBGMも加えてみた。
オトナの猫は一匹で庭を往来することがほんとんどだが、子猫たちはいつも群れになって生きているようだ。オトナになるまで成長できれば(生き延びられれば)、「独立」して、また、私の家の庭を往来してくれるんだろうか。PR -
「ベビーモニター」の売り文句で日本のアマゾンでも手に入るSANNCE I21AG だが、このカメラ、iSpyの最新版(現時点ではiSpy 64 v 7.0.6.0バージョン)では、プリセットのデータにバグがあるようで、onbifのURLでしか登録できなくなっている。この場合、iSpy上からウェブにアクセスして、カメラの設定数値を変えるという便利な機能が使えなくなってしまうことが判明した。
iSpy 64 v 7.0.3.0バージョンでは、一応プリセット一覧表にSANNCE I21AGは入っているのだが、作業を進めると、最終的にURL表示せず、無表示のままで終わってしまうというバグが出る。SANNCE I21AGユーザーには、まったく使い物にならないソフトに更新されてしまっていた。
結局、安定してカメラの登録作業と運用ができるのはiSpy 64 v 7.0.1.0バージョンだった。そういうわけで、一度は最新バージョンにしてはみたが、iSpy 64 v 7.0.1.0バージョンに戻して運用しているところだ。
ちなみに他のカメラではバグは出なかったので、もっぱら,SANNCE I21AGとの相性が悪くなっているということを言いたかったのだった。
最新版は上のような表示が出てこない。「これらのURLのどれが正しいかチェックしますか」という表示に「いいえ」と答えて、3つの候補のうち、一番上のURLを選択すると登録される。このURLで登録作業を続行すると、それぞれの映像画面上で右クリックすると、WEB上からカメラにアクセスして、さまざまな設定(パラメーター変更)作業を行うことができるので、非常に便利だ。
個人的には日本のアマゾンでは手に入らないSmar YTJ-NX4C1002をメインで使っている。利点は赤外線(ナイト)モードの画面がSANNNCE I21AGより明るいことと、日付と時間表示を消す設定欄がちゃんとあることかな(ちなみにSmarの方はAliExpressで購入したものだ)。SANNCE I21AGは日付と時間を消す設定自体がない。これは大きな欠点だと思う。またSANNNCE I21AGはポート80が利用できないのでURL検索ソフトで5ケタの番号を調べなければならないのもめんどくさい。なので現在は使っていない。いずれ売却する予定である。 -
もともとは自宅の門に入ってくる人物の確認のためにMinidivaを買って付けたのだが、私の家は父が植木が大好きな人だったので、小さな敷地なのに、けっこうたくさんの木が植えてある。西側の椿の木など普段見たりしないので、ほっておいたのだが、たまたま見てみたら、去年はチャドクガにやられて悲惨な状態になっていた。さらに食い荒らされた葉っぱの影に群れになって毛ムシが固まっているところに、たくさんスズメバチが狩りにやってきて、襲い掛かっていた。
「うーん、これはちとグロいし、オレが刺されたら怖い」ということで、それまでは、「なんでこんなにスズメバチが多いんだろう」と疑問に思っていたのだったが、私の庭木への無関心が最終的にスズメバチの来宅を許していたことに気づいて愕然としたのだった。その後チャドクガ対策の薬品散布とかスズメバチ駆除とか、いろいろやるようになった。
それで門の観察に使っていたIPカメラは防水機能付きだったので、西側の侵入者&樹木の観察に転用することにした。車庫の時はラインとかむきだしのまま使っていたが、今回は自分なりにラインは防水処理をほどこした。
AliExpressでIP cameraで検索していたら、1968円(送料無料)でsannceのインドア用を見つけたので、「車庫の中につけるし、どうせ雨なんかに当たることはないんだから、防水機能なくてもOKだよな」と考えて注文した。AliExpressの商品はたえず割引セールなどで価格が変動するので、現在見たら2600円台になってるので(日本のアマゾンだといつもこのくらいの値段)、安値で買えたのはラッキーだった。
防犯カメラを初めてつけて1年ちょっと経過したが、カメラの付け替えをしたころから、去年までは防犯カメラの動体検知に登場してこなかった奇妙な姿の生き物がナイトモードで録画されているのに気が付いた。
「う、なに、これ、きもちわる。だが正体をつかんでやるぞ」みたいな感覚がわいたのだった。こういう体験が原因でさらに新たにカメラを設置する気になった。その結果少なくとも5匹以上の野良猫(飼い猫もいるようだ)たちが、私の家を自動車道のインターチェンジ&休憩所みたいに使っていたことが分かった。それまで庭なんぞ観察してこなかったので、「人知れず」じゃなく「オレ知らず」、猫天国になっていたことを知らないで生きてきたのだった。
ナイトモードに映っていた生き物については、最初はかなり気持ち悪がっていた私だったが、いろいろ調べてみると、この生き物は日本アナグマらしいということが分かった。この正体不明の生き物を撮影するためにカメラを増やそうと思い、南側にもカメラ(ゲゲゲの一つ目オヤジカメラ)を設置してみたら、いろいろと「オレの知らんところで何しとんじゃ、おまえらあ」みたいな動体検知動画がたくさん撮れていた。
以下がカメラから分かった野良猫たちの日常生活における移動経路(その経路から入り込んだり、出て行ったりしている)である(赤丸はカメラ位置、矢印は方向)。ブッロック塀なんぞ平気でジャンプして上に取り付いて乗り越えていく。近所の庭にも同じような「生活道路」が存在しているはずだ。
新たに低い位置から映像を撮るためにIPカメラを設置したのだが、防水機能がないので、海苔のプラスチック・ケースを加工して、正面にはカメラ用の穴を開け、底に電線用の穴を開け、エアコンのドレイン用ホースに電線を入れて電源まで接続した。それを伐採されていた木の切り株に据え、パラソルを取り付けた。パラソルのもとで野生動物を観察するゲゲゲの一つ目オヤジの完成である。
とりあえずはこれで軽い雨は防げている。台風が来るときにはカメラは簡単に取り外せるので、まあ、これはこれでいいだろうと今のところは思っている。 もちろんIP66の防水カメラに交換もあり得るけど、そうなると「目玉オヤジ」が見られなくなるしなあ。
というわけで、まだこの遊びに飽きてはいないので、もうしばらく続けるつもりだ。ちなみに今朝7時過ぎ、丸坊主の中学生とスウェット姿の茶髪の女性(母だろうか)、たぶん猫探しをしていたのだろう、逃げる猫を追って、私の家の西側の敷地まで無断で侵入していた。カメラを設置していなかったら、そういう事実そのものがなかったことになっていたので、まさか人がここまで無断侵入するとは予想していなかったので、やっぱり「防犯カメラ」って付けて損はないね。
ただし、動物がまったくいない場所とかは「面白い動画」とか撮れないだろうし、「カメラつけたのに何もイベントらしきことが起きなくて味気ない」という思いをしてしまう人もいるだろうけど、まあ、防犯カメラって本来そんな場所(空き巣が狙うのは人気のない場所)につけるんだよねえ。悩みどころだよねえ。 -
IPカメラについては右も左も分からない状態から始めたので、Minidiva,sannce,smarというメーカーの違う製品を3種類使うことになってしまった。全部メイド・イン・チャイナだけど、一応ちゃんと動いてくれてはいる。sannceとsmarは、逆さに取り付けることもできるし、PCでwebからコントロールページにアクセスして、パンもチルトもできるから便利だ。もちろんスマホからのコントロールもできる。
製品にPCソフトが付いている場合は、例えば家の四方に同じ製品をセットするのが、一番合理的だ。雨ざらしの屋外に設置する場合は、お金に余裕のある人は、割高になってもIP66を売り文句にした防水式のカメラを使ってそうすべきだし、実際そうしているはずだ。私はお金に糸目をつける人間(つまりボンビー)だったので、苦労してしまったわけだった。
最初に使うことになったSecurity Eye(有料ソフト)はURLがプリセットされていないカメラもonvif対応であれば、自動的に登録してくれるようで、この点、操作が分かりにくかったiSPYよりは「初心者には扱いやすいソフト」だった。smarをonvifで自動認識してくれたのがSecurity Eyeで、iSPYは機種の登録一覧に名前が載っていなかったので、手動で利用可能状態にしようと一か月の間いろいろ試みたが結局最近までどうやっても使用可能な状態にすることができなかった。
実を言うとMinidivaは、Security EyeにもiSPYにも機種登録名がなかった。けれどNexGadget E300と同じだという情報を思い出して、登録欄を調べてみたら、両方のソフトに登録されていたので、この名前で操作したら、ちゃんと登録できたのだった。smar(YTJ-NX4C1002)も、やはり両方のソフトに登録名がなかったが、Security Eyeは自動的にonvifで認識してくれたのでまったく苦労はなかったのだが、iSPYは全然だめで、onvifでなんとかできないかと苦闘し続けて、ある日ふと「ああそうだ。smarに似ている登録名でとりあえずやってみよう」と思い、登録機種一覧を見ていたら、Smart Eye SAE50-NX4C100Bというのを発見した。最後のNX4C100Bを見たとき「これだ!」と直感した。それでこれで作業を進めたら映像が出たのだった。
そういうわけで、メイド・イン・チャイナのカメラは同じ中身を異なった会社名と機種名で出しているので、AliExpressで無名のIPカメラを買ってしまい、これをiSPYで使おうと思ったら、忍耐力さえあれば、機種登録一覧から認識させることもかすかながら可能性は残っているとは言っておこう。
Security Eyeの欠点は異常にCPUの使用率が上がってしまうことだった。私は動画を扱うのだからとCPUをCore2 Quad9650に換装して準備して、設置作業を行ったのだが、せいぜいカメラ2台ぐらいしか実質安心して運用できない。6台だとCPU使用率は90%越え状態になり、しばしば「応答していません」状態になって、PCの動作が止まり、役立たずになってしまう。のちに、これはソフトの画像解像度のプリセット設定が高画質固定されているためだと理解できるようになった。だがSecurity Eyeで6台ものカメラを運用したい人は、それこそハイエンドのPCを使うことをお勧めする。
その点現在メインで使用している無料ソフトのiSPYはソフト側で低解像度でコントロールしているようで、6台接続状態でもせいぜい20%前後だった(だがその後sannce製をSmar製に変えたら35%前後になった)。運用を始めた初期時代、iSPYの欠点は頻繁にカメラとの接続が切れてしまうことだった。6台接続できていても、かならずそのうち1、2台が、接続切れ状態になり、ほっておくと、たとえば4時間後に接続状態になっているとか、復帰したカメラの代わりに別のカメラが切れていたり、あるいは待っていても復帰せずに24時間画像を映してくれないままだったりするので、これはこれでいらいらさせられる。カメラの電源を入れ直して復帰したり、しなかったり、まったくよく分からない動作をするので、かなり悩まされたものだった(あとから分かったことだが、「この現象」はPCの処理能力が限界を超えると、ソフト側でいくつか接続を切るようだ。PCを防犯カメラ専用機として運用するようになってからは、かなり安定して動いてくれるようになった)。 -
去年、仕事から帰ってみると、玄関前のシェフレラなどのいくつかの大きな植木鉢が倒れてしまっていることが頻繁に起こったので、「突風なんか吹かなかったろう。おかしいな、もしかして嫌がらせ」などと他人への猜疑心がわいてしまったので、原因を確かめるために以下の写真のIPカメラを購入して玄関前の人の出入りを観察したのだが、結局、突然の突風のせいだということに結論が落ち着いた。
パソコン修理や組み立て、観葉植物、掛け軸、生け花など、いままでいろんなことに熱中してきて、そのことをブログにも書いてきたが、現在は「遊び道具」としての防犯カメラと汎用ソフト研究に熱中しているところなのだった。
AliExpressでゲゲゲの鬼太郎の目玉おやじみたいなカメラを見つけたので、2000円弱という値段の安さにつられて、ひとつ購入した。これはさかさまに取り付けられたり、パンやチルトつまり首が横ふり縦ふりできるところもよかった。
最初に買ったIPカメラ(Minidiva)にはスマホ用のほかにPC用専用ソフトがついていたので、その一台だけ管理できればよいときは、録画などもその付属ソフトで事足りた。しかしSANNCEのIPカメラはスマホ専用で管理するのを前提に売っていたので、PCで扱えない(でものちに英語で検索するとPC用ソフトのダウンロードページが見つかった。でも低機能)。
そこで汎用性のある無料ソフトをネットで探したらSecurity Eyeというのを見つけたので、とりあえずダウンロードして使ってみたら、MinidivaもSANNCEも扱えることが分かったので、これを使うことにした。しかしこれはお試し版が無料ということだったので、ちゃんと録画して管理するためには3500円ほど支払わなければならなかった。その後変遷を経て、以下は現在のセッテングである。基本、1台のMinidivaと5台の「目玉おやじ」に家の周りを監視してもらっている。一つ目おやじは本来室内用製品なのだが、実際には直接雨に当たる場所には設置していないので、まあ、半インドアで利用している感じだ。
最初に使用したのが、32bit版のWindows10だったのだが、インストールにあたり別段問題も起きなかった。ところがのちに64bit版の別のWindows10にインストールしようとすると以下のような表示が出て、エラーになって、先へ進めない。ほかの64bit版Windows10もエラーでインストールできなかった。
「こりゃあ大変だ。もっと性能のいいPCで本格的に運用しようと思ったのに、がっかりじゃないか」最初にストレスなくインストールできたPCと何が違うんだろう。それでいろいろ条件を想定して、テストしてみた結果は、想像もつかないことだった。
ある特定のグラボが入っているときだけインストールが成功したのだった。そのグラボというのはRadeon HD5450で、32bit版Windows10でインストールできたのは、私がたまたまそのグラボを使用していたからだった。ほかにもいくつかグラボの入ったPCにインストール作業をしてみたが、みなエラーになってしまった。
Radeon HD5450にもいくつか製品違いがあるが、上記のグラボだったら確実だった。放熱板式の他社製品はうまくいかないことがあったことを報告しておく。ドライバーは私の場合は、AMDサイトでダウンロードしたものを導入したのではなく、[デバイスマネージャー]→[ディスプレイアダプター]→[ドライバーの更新]→[ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索]の順にクリックで対応した。
Radeon HD5450を先にインストールしておかないと、どのPCでもSecurity Eyeを受け付けてくれなかった。不思議なことに一度インストールできれば、その後Radeon HD5450を取り外しても、また別のグラボに差し替えても、Security Eyeはちゃんと動いてくれた。
どういう事情なのかさっぱり分からないし、Radeon HD5450以外もうまくいくグラボはあるかもしれないが、いまのところ、もし、あなたが汎用IPカメラソフトとしてSecurity Eyeを選び、導入に失敗していたなら、試しに、Radeon HD5450をヤフオクなどで手に入れて、インストール作業を続行してみてほしい。100%の保証はできないが、「ちまたで少しもうわさになっていないSecurity Eyeのインストール問題」で腹を立ててきた人は、ひとつの突破口になるんじゃないかと思う。
私の場合はたまたま「そのグラボ」が入っていてくれたおかげで、問題の仕分けが可能になり、ただ偶然に救われたのだった。
その後、iSPYというこれぞ究極の無料ソフトを見つけて導入し、Security Eyeと併用している。どちらも問題点があり、いまだに悩ましい運用の仕方をしているのだが、その報告は別に行うつもりである。