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やっと暖かくなってきましたねえ。
ブログのほうは、「これは書いておきたい」ということも特に思い浮かばなくて、かなり時間があいちゃいましたね。なので、更新記事のつなぎに一本投下しておこうと思います。
私、ギタリストとしての才能はないんですが、ジョー・パスの「Night and Day」を一生懸命練習していた時期がありました。
ジャズ系のソロギターっていうと、ジャズ愛好者ではない(つまりソッチ系にはあまり詳しくない)自分にはジョー・パス以外ほとんど思い浮かばないんですが(それでもバンドでやってる人たちはある程度は知ってますが)、かつてアマゾン・ミュージックでたまたま出会って気に入ったギタリストにジョナサン・クライスバーグって人がいて(アマゾン・ミュージックはクレイズバーグとカタカナ化していてますが、間違いですかね?)、「ONE」というアルバムのしょっぱなの曲がいたく気に入りました。
「Canto De Ossanha」って曲です。
「Canto De Ossanha」はブラジルでは国民的名曲扱いされているって話を、あとで調べて知りました。日本語のウェブ上ではこのポルトガル語を「オサーニャの歌」と訳して紹介している記事に一度出会ったのみで、日本語で得られる情報は少ないです。
英語では「Chant Of Ossanha」と表記しているものにも出会ったので、まさに「オサーニャの歌」ですね。オリジナルもYouTubeで聴けますので、興味のある方はさらに聴いてみるといいです。
ジョナサン・クライスバーグもYouTubeで活動しています。ジョナサン・クライスバーグは「カント・ヂ・オサーニャ」と発音してましたね。
ひさびさ、クライスバーグアレンジの「オサーニャの歌」はコピーしてみたくなった曲です。
うれしいことにYouTubeには譜面付きの教則動画まであります。
ちなみにジョー・パスの「Night and Day」の教則動画も同じシリーズのなかにありますよ。
さて、近況です。
シュタイナー関連動画の方は、最後のアップロード以来、「抹茶ラテのクチパク化を新たなチャレンジ目標」に掲げて自宅であれこれ試みをやってきて、一応自分なりの「これでいいんじゃないか」というものは出来たんですけど、「だからと言ってクチパクが何よ?」という思いもありまして、「目標クリア」できた時点で、新たな動画作成自体への意欲が半減して、ほんとある意味、次回作の予定も何も思い浮かばずにぼんやり過ごしてきた2月、3月でした。
D-IDというサイトが個人の写真と音声をアップロードすれば、勝手にクチパク動画を作成してくれるという情報に出会って、それではということで抹茶ラテのイラストイメージをアップしてみたんですが、このAIは「イラスト絵対応」ではなく、人の肖像写真じゃないとダメでした。
自分の顔写真をアップして投稿動画で使ったAI Talk3の音声と合わせてみたら、ちゃんとクチパク(しかもちゃんとリップシンクする)&まばたきする動画が作れました。でも、そんな動画、自分自身で顔出してしゃべれば済むだけの話で「世界的需要」があるのかなと、疑問ではあります。
そうではなく、D-IDが、顔写真ではなく、2D系3D系さまざまな顔の絵を簡単にクチパク化させてくれるサイトだったなら、ピクシブとかに絵を投稿している連中は、きっと大喜びするんじゃないかと思いますよ。
自分もイラスト動画作成が「完全なるリップシンクモード」で可能になるような進化をD-IDが果たしてくれたなら、その時は利用を考えてもいいかなと思ってます。
当ブログでも紹介したあんずの「ごはん」GIFは動画本編では母音の口の形にリップシンクさせて作成したものですが、ああいうタイプのものを長い時間に渡っていちいち「手動」で作っていたら、それだけでヘトヘトになることは分かってます。だからコスト思考の上に成り立っている日本のアニメの場合、リップシンクさせていませんよね。岡田斗司夫氏によると、そこが海外のアニメと日本のアニメの違いだということです。米国が日本のアニメ会社に発注するとリップシンクを要求する、とYouTubeで語っていましたね。
D-IDに限らずとも、きっと世界のどこかにそういう系統の、イラスト系2D画像を自動的にリップシンク化するウェブAIも出現すると思うので、気長く待っていよーっと。PR -
シュタイナー関連の動画作成で一番お世話になっているのが、pixabayなんですが、pixabayには私のお気に入りのイラストレーターがいるんですよ。ロイ・シュナイダー(名前をクリック)って人です。
この人、オブセッシブというかなんというか、とにかくAIRSHIPばかり描いているんですよ。
そこでここ最近はずっとシュタイナー関連記事ばかり扱ってきたこともあり、小休止したいと思ったので、MAD動画のようなものを作ってみました。
彼の絵を見るといつも「LAST EXILE」(ラスト・エグザイル)というアニメを思い出してしまいます。個人的には、日本におけるスチームパンク系アニメの最高峰だと思ってます。続編が「銀翼のファム」でしたね。
それで、ロイ・シュナイダー氏の描く船にクラウス・ヴァルカ(主人公)とタチアナの乗るヴァンシップを合わせてみました。こういうMAD動画と言うのは「自宅で作って自宅で楽しむモノ」なんですが(動画の著作権管理に厳しくなった近年は、ますます外に出しにくくなってますしね)、YouTubeに上げておけば、「自分が時々見たくなったとき」に便利かなと思いまして、二つほどアップロードしてます。
やっぱりスチームパンクって「乗り物の魅力」が占める部分が大きいですよ(もちろん風俗・衣装も重大です)。往年のアニメだと「キャプテンハーロック」とかもスチームパンク寄りの作品ですよね。近年のアニメで思い出す「そっち系」の作品は「空挺ドラゴンズ」に登場するAIRSHIP(複数)とそこに搭載されてる小さな飛行艇とかですかね。
ロイ・シュナイダー氏は「本来のAIRSHIP」いわゆる飛行船はほとんど描いてないです。
ラスト・エグザイル・ファンの人なら、ロイ・シュナイダー氏からこういう絵を見せられると「ラスト・エグザイル」の最終回の風景イメージと自分の視聴記憶が接続しますよね。
「銀翼のファム」では車椅子に乗ったクラウス・ヴァルカがいきなり「説明なし」に登場したので、そりゃあもう、旧作をよく知っている往年のファンたちが「怒った怒った」。すごかったですねえ。監督さん(千明孝一)や配下のGONZOチームたちが気の毒だったですよ。
この二つのアニメをつなぐ漫画はすでに出版されていて、そこでクラウス・ヴァルカが下半身不随になった経緯は公開されていたんですが、一般に流布していなかったので、必要以上に「銀翼のファム」というアニメが叩かれまくったのは非常に残念な出来事でした。
ロイ・シュナイダー氏への敬意を表す以下ヘッダー用バナーをしばらく(2月中)掲げておきたいと思います。 -
長い中断期間に入る前に掲げていた「あんずのお母さん登場回」とうとう実現できました。
いや、よかったです。
でも、関西弁のテンポというか調子は、ほぼAIにお任せだったので、かなりあやしいし、言い回しも大阪人ぽいのかどうか分かりません。
なんちゃって大阪弁ですが、関西人以外の方々は、そもそもツッコミどころが分かりにくいと思うので心配してませんが、本物の大阪人の方がいらっしゃったら、おかしなところがあっても、そこは笑ってスルーしておいてください。
でも、関西弁でしゃべくるというか、まくしたてると気持ちいいですねえ。
あと前回迷っていると書いていた「やまとくん」の扱いですけど、これはあんずの叔父さんに決めました。YouTubeといえば、ゆっくり解説系のAIボイスが一番有名だと思うんですが(VTuber系はほとんど見てないので感想がありません)、関西弁のAIボイスは貴重系だと思います。
絵の方はヘッドを別の衣装や身体に挿げ替えて使ってますが、ほんとは自分で絵が描けたら一番いいんですけどねえ。絵自体は好きでしたよ。小学校6年生のときは特に漫画作成に熱中しました。当時の参照漫画家さんは横山光輝だったですけど。あとシナリオとかも書きました。
シナリオに沿って漫画描こうって企てたことが小6のときにあったんですよ。そのシナリオを書き連ねた手帳が無くなりました。絶望していたら、近所の友達から面白かったと言って返してもらいました。話を聞くと、私の弟から回ってきたという話で、私に無断で隠れて読んで、それを外に持ち出し、それが私の遊び仲間みんなに回っていったらしいという話でした。で、続きを要求されたんですが、秘密の企てとして始めたことだったので、思いがけずバレてしまったことが自分には恥ずかしくて相当にショックだったので、その事件を境に漫画家はあきらめました。3か月くらい(たぶん)の夢でした。
私左利きなんですよ。でも小学校に上がる前に母に字を右手で書くように矯正されました。母親の奇妙さは、箸や絵筆はこれまで通り何にも言わなかったことでした。
それで小学校中学校と、字は右手で書き、図画工作とか美術とかの時間には筆を左手で持って描いていました。
高校に上がると音楽を選択したので、それ以来、左手で絵を描くことがなくなりました(高校卒業したら絵を描く機会なんて普通は来ない人が多いでしょう、利き腕にかかわらず)。なので、動画を編集するときにも、マウスはそもそも右手用にできていますから、修正のための線入れやら色付けも右手でやってるわけです。そもそもギターとかも右利き用でしたし。ポール・マッカートニーとかジミヘンみたいに強引に左利きモードでチャンレンジすることはありませんでした。
最近では、ペンタブは安く出回ってるようですから、手に入れたいとは思うんですが、そのときは左手でまた描き始めたいと思っているので、そんなことができるのかまだ十分に情報を吟味していないので、左手OKであるならば、タブレットを購入したいと思ってます。 -
YouTubeの抹茶ラテのホーム画像を更新しました。
これはかつて当ブログで、「関西弁でしゃべるあんずのお母さん登場構想」を書いたことをちょっとだけ前進させた結果です。
かつては五人のキャラクターでやってましたが、最終的には「七人にしようかなあ」と思っていたので、ようやく一部「目に見える化」できました。
「七人化計画」を思いつかせた原因は、私が利用しているAI Talk3には関西弁バージョンがあったことです。AI Talk3には、これまでの動画作成では、まだ使っていなかった関西弁イントネーションの女声と男声が一人ずつあるんです。
せっかく持ってるんだから、なんとか活用したいと思ってました。それと「名探偵コナン」に出てくる、ネットでは「せやかて工藤」で有名な服部平次とそのおかんのキャラ立てが妙に印象深くて、「ああゆう感じ出せたらいいのになあ」と思いながら、過ごしてました。
ただ、すでにブログのバナーの中にもスーツ姿のお兄さんが出てますが、これを抹茶ラテの同僚にすべきか、あんずのおかんの弟にするか、まだ迷ってます。
還暦過ぎた、いい歳こいたおっさんが、こういうことを「あれはどう、これはどうかな?」と空想しながら、「目に見える化」に苦闘してるなんて、30歳のころの自分に予想できただろうか、と思うと自分が今やってることが不思議でなりませんよ。
でも、こういうチャレンジ目標が目の前に現われたので、YouTube投稿を続ける気持ちが消えなかったんだと思います。もし、ただ単に、シュタイナー本の解説話だけを淡々とやるだけだったら、自分にとってきっと退屈で、おそらく早々にYouTubeから撤退してしまったんじゃないかと思います。
まだ20代の後半だったころ、世の中では女子たちが老いも若きも皆、なにかと言えば「カワイイ」を連発していて、エンピツ見てカワイイ、ご老人を見てカワイイと言う。
「カワイイって何、なんでアレがカワイイの?」と不思議でならず、たまたま女子社員と車で仕事場に移動する最中に、隣に座っていたその彼女に「カワイイってどういう意味なの? オレ美人なら分かるし、区別できるけど、カワイイの基準が分からねえ」と言うと、「えーっとですねえ、胸がキュンとなることですよ」と答えました。でもそのときはやはり「?マーク」をつけたまま公道を走っているオレだったですよ。
清少納言が「小さきものはみなうつくし(かわいらしい)」と言った気持ちも今はよくわかるようになりました。というか「翁化(=老人化)」すると、みなそんなふうになってゆくもんなんでしょうかねえ?ところで、今使っているブログのバナー部分は、ブラウザのズームによって、見え方が変化してしまいます。もともとそういう仕様のものなので、知識のない自分には、ズームに応じて、ページ全体が均等に拡大縮小する「普通のページ構成」にすることができませんでした。
しかし、しばらくはこの状態で維持していこうと思ってます。 -
ようやくYouTube投稿再開しました。
1年間何をしていたのかというと、病院通いです。
まあ、それも一応落ち着いたので、「やる気スイッチ」が入りました(といっても気紛れスイッチなので、いつまで続くか分かりませんが)。
再開後第一弾
第二弾
しかしシュタイナーコンテンツって、他のシュタイナー投稿者さんたちの動画同様、ほんと人気がないですよねえ、大量に翻訳書籍が出ていて、今なお新刊が出版され続けているのに、です。
100年前、シュタイナーはヨーロッパにおける人智学の受容状況を以下のように語ってましたけど(『歴史兆候学』)、それはきっと現代でも「世界的に同じ状況」なんだと思います。
----------人々が人智学を知ろうとしますと、一定の要求がその人々に課せられますが、そういう努力はそれほど容易ではないのです。現在は、精神の変革を叫ぶ扇動家たちがいます。彼らが言うには、人々はただ寝椅子に横になって、楽にしていればいいのです。
そうすれば、高次の自我と神が、あるいは何かそういったものが、人間の中で活発に働くのです。人智学のような難解な諸概念に悩まされる必要などないのです。ただ自分自身の声に耳を傾けて、自由に生きれば、この高次の神秘的な自我が現れて、人々は自分の中に神を感得するというのです。
私の知り合った政治家たちも、人智学に耳を傾けるよりも、もっと楽な仕方で自我を求めなさいと教える神の説教者たちの言うことのほうを好んでいます。最近もある友人が私に語ってくれたのですが、こういう神の説教者のひとりが彼に、そのときはまだその説教者の信者だったのですが、こう言ったというのです。「ああ、私がどんなに愚かであるか、あなたにはとても想像がつかないでしょう」。
それにもかかわらず、「私がどんなに愚かであるか」と告白して、叡智の根源に到るのに賢さなど必要ないことを示すこの説教者は、上にも下にも、いたるところに多くの聴衆を見出しています。
実際、わざわざ難しいことをあれこれと語って、人々に意識魂の課題を知らせようとする者たちよりも、こういう人物たちの話し方のほうが人気があるのです。意識魂の立場で語ろうとする者たちは、四度にわたる進化過程について語るだけでなく、人々が互いに熱を与え合うべきこと、互いに色付け合うべきこと、互いに呼吸し合い、互いに消化し合うべきことを語ります。
こういう事柄を述べるには、一連の書物を読むことが必要になります。それはまったく楽なことではありません。しかし、それを難しいと感じることは、私たちの破局的な時代の諸衝動と無関係ではありません。それは私たちの不幸と結びついているのです。(P144-P145)
近代科学の教育を受け、思考を外なる感性界に従わせようとする人は、自由の哲学に到ることができません。私たちの時代の悲劇は、人々が自分の思考を外なる感性界に従わせるように、と大学で教育されていることです。(P154)----------「笑は174秒寿命を延ばす」というキャッチフレーズの映画がありましたけど、一日一回は笑う瞬間が欲しいですよねえ。この1年間は病院通いだったと言いましたが、最初に健康に不安を感じて、検査してもらいにいった病院には、以下のような言葉が壁に張ってありました。
一笑百寿
一怒百老
アストラル体をすこやかに保つ秘訣ですよねえ。
自分で絵を描かずにフリーの素材を加工して動画を作成してますけど、一応Moho Pro12とかPoser12とか持ってるんですけど、「今日もまた始められなかったソフト」の仲間のままです。
結局、今回は、Windows10のペイントを使って、あんずのクチパク画像を数枚作り、それをGIFにして、さらにそれを録画して、動画に加えました。ちっとだけ進歩してうれしいですよ。
でもそんなことをしなくても、AviUtlの作業場に直接画像を並べていけば作れたんですよね。キャラのアニメーション化については、いろいろ研究してみたいと思ってます。
アニメ「ヒナまつり」に登場する「ごはん」という「名台詞」を引用させていただきました。