"PC(修理と改造)"カテゴリーの記事一覧
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相変わらずXPユーザー(しかも中古品マニア)のバウンドヘッドです。
デスクトップはおもにHP製のものを使ってきました。PCに載っているCPUはもちろん旧型の(Pentium4シリーズ)のものです。
ヤフオクなどではPentium4の3.0GHzで安いものだったら500円くらいから手に入れられるので、今回580円でPentium4の3.2GHzのCPUを手に入れて、もとのCPU(Celeron2.2GHz)と交換して使ってるところです。でも、CPUファンの活動時間も強烈に増加しました。Pentium4って発熱問題を持ってるらしいです。
もともとd530SFF(Pentium4 3.0GHz)は持ってたんですが、dc5000というd530とよく似た機種がヤフオクであまりにも安く出ていたんで(500円)、落札してこれに3.2GHzを載せ変えて使ってます。
でも4畳半の部屋にデスクトップ2台を並べる余裕はないので、モニターとマウス・キーボードを兼用できるような装置はないのかなと思って探したら、ありました。サンコーのKVM SWITCHってやつです。
USB CONSOLEと書いてあるUSB端子にUSB-PS2コンバータケーブルに接続したマウスとキーボードをつなぐと、写真の中央にあるスイッチを押すたんびにPCを切り替えることができます。
そういうわけで、もともと小さめのパソコン専用デスクを利用していましたが、コンパクトにまとめることができてよかったです。
XPの使用期限が切れたら、また安い中古を探します。で、pentium4も卒業。Coreシリーズに移行しようと思ってます。Windows7とかいじったことさえないし、Windows8さえ出ようというこのご時世に、ほんと「おっくれてるー」ですよね。
でもまあ不便を感じているわけでもないし、PCで3Dゲームをする趣味もないし、いいんじゃないですか、こんなふうにほどほどにやってれば。
というわけで、USB2.0 KVM SWITCHはお勧めですよ。
p.s. 1 上で紹介したUSB CONSOLEにつなぐUSB-PS2コンバータケーブルについて、ほかの会社の製品だと認識できないなどの不具合があることがわかった。実際に使ってみて分かったのだが、ルートアールの製品だと「故障したのか」と誤解するような状態になるので(USBを認識したりしなかったりする)、お勧めできない。だったら、はじめからUSB接続方式のマウスとキーボードをつなげばいい。今回は「見た目のすっきり感」にこだわってわざわざ小さなUSBハブを探しました。こだわりがないなら、何でもOKです。
写真はヤフオクで見つけた2ポートタイプのUSBハブ(amazon.co.jpでは売ってなかったぞ、貴重品だね)にUSBマウスとUSBキーボードをつないで使っているところです。「古くても使い慣れたマウスやキーボードがいい」というようなこだわりがないなら、USBでじかにつないでお使いください。
p.s.2 「amazon.co.jpでは売っていないUSBハブ」の正体が分かりました。なんと100円ショップ「セリア」で売っている105円の品物でした。オバカな私は地元にもセリアがあるのにヤフオクで送料込みで約3倍の値段で買っていたのでした。「情報弱者」はつけこまれるってことですねえ。ということで今日もう1個、地元のセリアで同じものを「105円」で買ってきました。
p.s.3 「えーと、写真を見るとUSBポートが3箇所ありますが、ここにキーボードとマウスをそれぞれ別々に接続することはできないんですか?」という質問がありそうなので、お答えします。「もちろんできます。」ということで直結派の方は三つの中からお好みのポートを二つ選んでお使いください。PR -
以前、ThinkPad R40eの出力端子から出るノイズが、特定の道具の組み合わせで消えてしまう、という話をした。
だが、そんな面倒なことをしなくても、ノイズが消える、あるいはほとんど聞こえなくなる道具があることが分かった。
それはAudio Comm HP-H323Nというヘッドホンである。
これは地元のディスカウントストアで980円ほどで手に入れたものだ。値段から安物の品だと判断する方々もおられるだろうが、これがPCノイズ除去に威力を発揮するとは思いもよらないことだった。
ヘッドホンあるいはイヤホンは値段によって音質にものすごいばらつきがあり、正直言って100円ショップで105円で売ってるタイプのものは音質のクリアさについてはまったく期待できない。
だが逆に高音質な製品はPCの出力端子のノイズをものすごくクリアに拾い上げてくれるので、PCにこのタイプのヘッドホンをつないで音楽や動画など鑑賞できるものではない。
手元にあるいくつかのヘッドホンやイヤホンをThinkPad R40eにつないで聴いてみたところ、高感度イヤホンだとシューシュー、ジリジリ、ボツボツと無再生状態でも雑音がビンビン聞こえる。
だが今回紹介したAudio Comm HP-H323Nをつないで聴いたら、ノイズがまったく聞こえなくなったではないか。
HP製のデスクトップ型のPCの出力ノイズもひどかったので、これにも効果があるかどうかつないで聴いたところ、こちらは無音とまではいかなかったが、ほぼノイズが消えた状態になった。
なのでこのヘッドホンは汎用的にPCの出力ノイズに効果があると判断できる。
音質改善には、USB式のサウンド・アダプターも効果があるが、このような道具を使わず「ジャック直結」で雑音消失なので、楽ちんである。
運悪く、PCの出力ノイズがうるさい機種を利用せざる得ない状況にある人には、このヘッドホン、ぜひお勧めしたい。
p.s. その後、いろいろ検証したところ、ジリジリ、シューシュー音が完全に消えるわけではない場合もあることが分かった。ノイズが以前よりも幾分小さく聞こえるようになる効果というべきか? 実を言うと今、ノイズのするPC(ThinkPad R40e)のPentium4 2.2GHzのCPUを、ノイズのしない同じ機種(Celeron 2.0GHz)と交換したらどうか、と突然思いついて実行してみた。すると、ノイズは聞こえてこない。CPUの性能を落としたくない場合、こういう「解決方法」もあるってことなのだった。 -
気がつくと、PCなら中古品ばかりを、デスクトップ型もノートブック型もいろいろ買ってきた。
最初に買ったデスクトップ型は、NECのバリュースターで10万円ほどした。2001年のことだ。
ADSL回線ではなく、「ただの電話回線」からのインターネット始めだった。
新品でパソコンを買ったのはそれが初めてだったが、それが壊れて動かなくなって以来、ずっと中古品ばかり使っている。
初めて買った中古ノート型パソコンはThinkPad R31(1万5千円)だった。それ以来ずっとオレはThinkPadファンだ。このPCの液晶がダメになって、オレの修理魂に火がついた。それ以降IBMのThinkPadは型の古い中古ものを----USB1.1時代の製品を中心に----いろいろと買って部品を集めて修理して使うようになって今日にいたる。
PCのイヤホンジャックには、当たりはずれがある。どいうことかというと、ノイズが異常にうるさいものがあるのだ。不思議なことに同じ機種でもノイズのしないものとするものがあることにオレは気がついた。この原因がいったいどこから来るのかいまだによく分からないのではあるが。
ThinkPadはオレが手に入れたどの製品もイヤホンジャックからまったくノイズは出てこなかったので、だからこそますますす気に入っていたところもある。
ところがだ。中古で手に入れたThinkPad R40eがひどいノイズ持ちだった。中古で安く手に入れたとはいえ、どれほどがっかりしたことか。
ところがUSBポートにハードディスクを接続するとノイズが止まることに気がついた。だが奇妙なことにハードディスクをじかにつなぐだけではダメなのだった。ハードディスクとUSBポートの間にUSBハブを入れなくてはならない。しかもさらに奇妙なのはUSBハブは特定の製品でないとダメだということだった。
写真の奥にあるひらべったい黒い箱がもともとPCで使っていたハードディスクを転用したものだ。で、まんなかにあるのがmade in ChinaのUSBハブ(CV054SI)で、前面に5、背面に2のポートがある。右隣もUSBハブだが、これを使用した場合はノイズに変化はまったくなかった。
CV054SIにハードディスク以外のものを接続してもやはりノイズは消えない。あくまでもこの2つの組み合わせでないといけないのだった。ThinkPadR40eには横と後ろ側にUSBポートが一個ずつあるが、どちらに接続しても同じようにノイズが消える。
これはいったいどういうことなんだろうか。電気現象に詳しい人がいたら、謎解きしてくれるとありがたい。
とにかくノイズが消えたことで、処分しようと考えていたThinkPad R40e(Pentium4 2.2GHz)はとりあえず家に残しておくことにした。ThinkPad R40e(Celeron 2.0GHz)の方は信頼していた通りのノイズレスのイヤホンジャックなので、現在は家ではこれをメインに使っているのだった。USBポートについては、USB2.0用カードを別途専用スロットにはめて使用しているので、大容量を転送するときはもちろんこちらを利用している。CPUが上位品質だからといって、「全体」として見た場合は、こんなふうにあてにならない品物をつかまされることは、中古品においては特によくあることだね。
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ということで、7月~8月は怒涛の修理月間だった。そしてFMV-7000NA5の液晶部の交換作業の終了によって、オレの「修理強迫症」も全快したのだった。(ということで今後数年間、オレが何かを修理するようなことはもはや起きないであろう)。
それにしてもターンテーブルのSL-D33にしろ、今回のFMV-7000NA5にしろ、なんでまさに今部品が必要と思った瞬間に、まるで呼応したようにヤフオクに必要部品が出現してくれたんだろうか? これらのことは、不思議にもありがたい話だった。
今回交換したFMV-7000NA5に合う液晶部はヤフオクで1400円で出ていた。出品者によると、この部品は、もともとFMV-718NU4 からの取り外し品なのだそうだ。だが、FMV-7000NA5にも使用できると説明文にあったので、買うことにした。
はやばやと入札しておいたが、オレ以外にこれを必要としていた買い手もなく、そのまま落札。おととい到着し、本日交換作業を終えた。
FMV-7000NA5の液晶部の交換はとても簡単である。
まず液晶部のつなぎ目である2箇所のネジ(裏側にある)をはずし、インジケーターをおおっているカバーをは
ずす。写真はそのカバーのすべてのかみ合わせがはずれて同じ位置に乗っているところである。
この部品はThinkPadR31のようにネジで下から固定されていないので、かみ合わせのツメの部分を慎重にはずすだけでよい。
液晶部と本体をつなぐネジが左右に2箇所2本ずつ、インジケーターを固定しているネジが左右1本ずつあるので、これをはずす。そうすると液晶部と本体をつなぐソケットが見つかるので、これも慎重にはずす。
あとは交換用の液晶部を逆の手順で取り付けていくだけで完成である。
そして交換完了後、画面チェック。
「OK」。
ということで、もしアナタがFMV-7000NA5の液晶交換を考えているなら、参考にしてもらいたい。オレの場合、ネットで図解(写真)付きの交換記事を見つけることができなかったので、商品到着後、今ひとつ不安な箇所があったので、出品者に手順を尋ねて今回の交換作業に入ったのだった。素人がこういう作業を行う場合、やっぱネットにこういう記事があるとずいぶん助かると思い、今回も記事をアップすることにした。 -
オレは貧乏なので、使っているパソコンはみな中古品ばかりだった。
ごく最近までノートパソコンはIBMのThinkPadR31というかなり古いモデルを使っていたのだが、ハードディスクの音とか調子が悪くなってきたので、いつ壊れてもネットアクセスに支障がないようにと、前もってネットで中古品を物色し、値段のわりに性能のいいCPU(モバイル インテル(R) Pentium(R) 4 プロセッサ 2.50GHz)が載っていると感じた富士通のFMV-7000NA5(XP pro仕様)を送料込みで17000円ほどで買った。
たしかに動画再生はスムーズになった。「仮想メモリが足りません」とかそんな表示もでなくなったのは、よかったのだが、このパソコン、音質方面に手抜きがある。(あとでネットで調べたら、富士通のノートパソコンの音質の悪さについての記事がたくさん出てきた。買うのを決める前に「これはどんなパソコンなのか」をチェックしておくべきだったよ。)
このパソコンの一番不思議な点は、You Tube再生時に特に音質がひどくなるという点だ。
再生中の音にブツ、ブツ、ボツ、ボツと奇妙な雑音が混じる。
「ああ、ほんとYou Tubeって音質わりーなー」とか最初はYou Tubeのせいにしてパソコン側の「落度」は疑わなかったのだが、ひさびさThinkPadの方でアクセスしてYou Tubeに行ったら、その音質の「クリア」なこと。ブツブツ、ボツボツなんて音は混じらない。デスクトップパソコン(hp コンパック)で確認しても、FMV-7000NA5のようなブツボツ音はでなかった。ThinkPad同様にまことにクリアな音質。
「しまった。買い物に失敗した」と思ったが、すでにおそい。
もし、オレ同様に貧乏なアナタが、オレ同様に中古パソコンを探していて、たまたまFMV-7000NA5をネット上で発見し、これでもってAV生活----誤解すんなよな----を満喫したいと思っているなら、オレはおすすめしない。
ネットで「You Tube再生時におけるブツブツ音解消の裏技」とかないものかと探したが、今のところ見つからない。ということで、「オレはこれでガマンするしかない」のだった。原因について専門家の意見も聞きたいところだが、この事例はかなり特殊な事例なので、難しいかもね。
まあ、You Tubeにアクセスしないなら、別に問題はないのだがね。
p.s.1 そうそうこれも言っておかねば。FMV-7000NA5の液晶の色調だけど、白っぽい。蛍光灯でいうと昼白色系。バウンドヘッドのブログの写真の背景が白だと、ブログの背景色にほとんどまぎれてしまうくらい、緑系の色が薄い表示になってしまう。ThinkPadの方は色味がブルーがかっていて、蛍光灯で言えば昼光色。こちらだと、色調の違いがはっきり出る。音質問題に加えて色調問題においても、CPUの性能自体は劣っているThinkPadR31の方が上。どういうこと、これ?・・・・・。
p.s.2 背景の色の薄さは、液晶パネルの開き具合(角度)によるのだった。このパソコンはThinkPadR31よりも、パネルをもっと向こう側へ寝かせるような開き具合で使わないと、色がこちらに正しく見えない作りになっている。
p.s.3 実はこのパソコン、You Tube再生時だけでなく、You Tube時ほどではないが、ハードディスク内のmp3音源を鳴らすときにも、ブツブツ音がする。だが、最近試しにヤフオクでUSBサウンドアダプター(480円)というものをゲットして、これにヘッドフォンをつないで聴いてみるとブツブツ音声がなくなったではないか。オレのは安物で高音質とはいえないが(やはりThinkPad R31の音声には負けている)、高性能のUSBサウンドアダプターをつなげば今までの悩みは改善することが分かったよ。