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Posted by バウンドヘッド - 2012.04.22,Sun
キミは世間の常識から考えて、オレが「キー・オブ・ライフ」ではなく、セールス的には大敗北だった「シークレットライフ」をスティービーの最高傑作だと言うことに疑問があるかもしれない。それに「シークレットライフ」はスティービー名義の公式アルバムではないじゃないかという反論もあるだろう。

たしかにこのアルバムはある科学映画のサントラとしてリリースされたものだ。だがいつも「また聴きたい」と思ってしまうスティービーのアルバムは、オレにとってはシークレットライフ以外にはないのだった。

なかでもこのアルバム収録曲の「愛を贈れば」(Send one your love)は忘れられない。

79年の冬、オレは大学浪人生だった。時間が深夜0時を過ぎれば12月25日、クリスマスじゃないか。オレはクリスマスイヴの深夜にいったい何をやってるんだ。ラジオを聴きながら、受験勉強かよ。なんか惨めだなあ。あ、時報が鳴った。ラジオのパーソナリティーが曲を紹介する。「では、スティービー・ワンダーで『愛を贈れば』・・・・・」

初めて聴くスティービーの新曲だった。オレはクリスマスの日にとても幸せな気持ちになったのだった。

今度はアナタが幸せな気持ちになってください。



このアルバムにはスティービーのボーカルではないけれど、名曲がもう一曲ある。やさしい女性ヴォイスで歌われる、これも隠れた名曲「Power Flower」である。



オレは、「実はどうなの?」とたずねれば、「スティービーのアルバムの中で『シークレットライフ』が一番好きだ」と答える者が実はたくさんいると思っている。だって売れた枚数がアルバムの価値を決めるわけではないのは、いまさら言うまでもないことだし、「また聴きたくなるアルバムこそ名盤」なのは「また見たくなる映画が名作」であるのと同じことだよね。 ということで、「思い出の音楽」スティービー・ワンダー編はこれで終わりにする。
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一応ロックファンですが、でも実は70年代のアコギものLPもよく家で聴いてます。邦楽だと日暮しの『ありふれた出来事』、洋楽だとアメリカの『名前のない馬』が、私のイチオシ・アルバムです。
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